後は野となれ、山となれ。

日々のつぶやき。ですね

ケアマネさん

2018-06-14 08:38:12 | 介護施設の選び方・自論
介護保険では様々な介護サービスがあります。
大きく、在宅サービスと入所サービスで分けられますが
どちらも、介護計画に沿ってサービスが提供されていきます。

在宅サービスでは、いろいろなサービスの中で必要なサービスを紹介し
計画を立て、サービスが上手くマッチングしているか等を見極めながら
その人に自立に向けていろいろな専門職を上手に取りまとめをするのが
ケアマネさん。
本来は中立の立場ってのが原則で、様々なサービスを紹介します。
決定権は、利用者さんにあり、利用者本位って、介護保険の大原則になっています。


ちょっと難しい話ですけど、
ケアマネさんって中立である事。
決定権は利用者さんにある事。
これが大事。

なんですが、会社の方針や、ケアマネさんの個人の資質によって
大原則が崩れ、利用者さんを無視した話なんかもあるわけです。
業界の、裏話ってわけじゃないけど、
立て続けにケアマネさんの話があったので、ちょっと書いてみます。

【事例1】
 他県の友人のケアマネの話。
 まず、ケアマネさんの待遇が非常に悪い(笑)
 正職員でも賞与が寸志ぐらいしかない(笑)
 事業所にケアマネが1人(いわゆる一人ケアマネ)なのに
 併設のデイサービスの手伝いをさせられる。
 一日12時間が平均労働時間
 過労で倒れて入院
 会社の上司が、介護業に興味ないのか、理解者がいない。(母体は別事業らしい)
 
 結局、退職する事になったそうです。
 あなたじゃないといけんって言われた方等もいるとは聞きましたが、
 基本的には退職時、きちんと後任には引き継ぎをされたそうです。

【事例2】
 デイサービス併設のケアマネ事業所の話
 ケアマネさん3人在籍されていたそうです。
 中心の方が、退職する事になり(背景はわからないが)
 受け持ちの利用者をよその事業所に移し、
 併設のデイサービスの利用者もよそに移し
 他のケアマネさんと辞めたそうです。
 結局、事業所は閉鎖されたそうです。


 会社がグループ内のサービスを誘導するように指示しているところはまあ多いと思います。
 ホントはダメです。
 待遇についてはそれぞれな感もありますけど、ケアマネさんの事業所自体が
 そんなに利益が出る仕組みでもないので会社が理解をしてあげないといけないと思います。
 受け持ちが一人35人までが目安ですけど、結構大変。仕事量についても理解してあげないと、
 ケアマネさんつぶれちゃいます。
 会社がケアマネという仕事に理解が無い。
 単純に、グループ内の利用者確保の為にって考えをしているところが多いんじゃないかな。
 ケアマネに理解がない会社にも腹が立ちますけど
 利用者さんを巻き込んで、自分の都合で物のように扱うケアマネさんは一番嫌いです。
 自己表現をこういう形しかできない人が、人の人生に深くかかわって支援する仕事ができるわけがない。
 個人情報の塊の仕事ですから、悪用した事例と思います。
 私達ケアマネは、本来、裏方の仕事です。
 普通の人は、介護サービスの情報とか知らないわけで、人から頼られる事が多く、
 勘違いしちゃうケアマネもいるって事です。
 
 利用されている人にアドバイスするとすれば
 居宅介護支援事業所ってたくさんあります。
 どこでも選べます。変える事が出来ます。
 急に変えづらいって思うかもしれませんが、
 身内がケアマネの資格取ったからそこに頼まないといけないとかの理由でOK
 気に入らないケアマネ結構皆さん変えたりしてます。
 結局、事業所じゃなくて、そこのケアマネさんの人間性で選ばれたらいいんじゃないでしょうか?
 込み入った個人情報を言う時もありますから、信頼できるケアマネさんを選んで下さい。

 ※ちょっと慌てて書いたので後で修正します。

 
 














コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« らっきょう 収穫終わり | トップ | 焼肉 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

介護施設の選び方・自論」カテゴリの最新記事