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最後の職人   中原一歩

2014年07月08日 19時14分08秒 | Books

最後の職人   中原 一歩

 長男に勧められて手に取りました。 山の上ホテルのてんぷらはまだ宿泊した事もない私でも知っていましたが、そこの一番調理師が、独立して銀座で店を持っているとは知りませんでした。息子は何度か中原さんと食べに行ってるようです。

 毎朝一番に築地に出掛け天種を仕入れ、夜は12時過ぎまで片付けて、日曜は新しい天種を求めて日本中を駆け巡り、新しいものに挑戦し続けている、近藤 さんという てんぷら師。

 一つ一つの天種を十分に研究しつくし、この時期はこの土地のもの、時期が移ればあちらの土地のものと、最上のものを求めててんぷらに揚げている。 そしてそのときのフィロソフィーは、てんぷらで揚げることが その素材の最高の旨さを引き出すように考え尽くされている。

 その天種は、普通には へー!というものが多い。参考に 車えび アスパラガス キス ピーマン    サツマイモ ジャガイモ 松茸 クワンソウ たけのこ まーこう挙げてみると なんだという感じだが それぞれに工夫と技術が込められているようです。

 この近藤さんのてんぷらを食べた 大阪 京都の 調理人が以後自分の店で出すのを辞めた ということでも その旨さは本職も脱帽といった具合なのでしょう。

 テンプラノ食べ方  揚げたてをすぐさま ウハウハとかぶりつくこと!

そして カウンターは調理人との会話の場であり、かつ その調理を見せる場でもある。そう これからはカウンターで食べよう。 

 

 

 

 


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