さて目的地のひとつであるボローニャである。 今回イタリアに来たのもこの街を観たかったからだ。 昨年 井上ひさしの講演を聴き、その著書 ボローニャ紀行 を読んで 行ってみたくなったのだ。 まぁ、井上ひさし さんは現地の人の案内がついたりして 内情を見れたのだろうが、 一観光客であるわれわれは ただの観光しかできなかった。
さて それでも意気込んで乗り込んだものの、当日は メーデーで 商店、公共施設はお休み。 写真は 街の中心 マッジョーレ広場でのお祭りです。メーデーといっても 赤旗を立ててのお祭り。
もう一つ この街の目的地、 ボローニャ大学であるが、 これは世界最古の大学と言われているが、 これがそうなのか? イタリア語は分からない。たぶん違うのだろう。でもこれしかみつからなかった。 この建物の表の回廊のようになっているのが 庇(ひさし)。
ボローニャの街は、実は個性的。中心部の街はすべて庇(ひさし)がついていて,雨でも交差点以外はぬれ無いで済む。それと街の建物の外壁の色がオレンジっぽい茶色である。これも統一されていて、とても個性的、印象深い。 この街は、大きな展示会場があり、周囲の精密工業の展示や、また企業の研究施設や大学で持っているのであろう。 街には 理知的なインド人らしき人々も多く目にした。 写真は ボローニャ名物 隣り合った二つの塔 イタリアの塔は、石造りで 方向が定めにくいのであろう。でもこれで 何百年も倒れずに建っている。