Love our lives

人生の一コマ一こまを 愛し慈しんで 残したい。
ステキな庭のバラを! 旅行のスナップも そして大切な家族の素顔も!

ミリオンダラーベイビー

2009年09月28日 06時19分44秒 | Movies

 ミリオンダラーベイビー  監督クリントイーストウド

 貧しく13歳からこれまで今は31歳までずっとウぇィトレスをして暮らしてきた女性、マギー(ヒラリ-スワンク)、がボクシングを習いにジムにやってきた。ジムのボスであるフランキー(イーストウッド)は初め相手にしなかったが、やがて彼女の熱意にトレーナーを引き受けるようになった。その後マギーは試合にも出る様になり、連戦連勝を続ける。しかしチャンピオンとの試合で相手のラフなパンチで頚椎を損傷し、首から下が動かなくなる。更に片足も切断せねばならなくなる。このままこれから一生この姿で生きていかねばならぬことを知ったマギーは、フランキーに頼む。このまま死なせてくれと。 このボクシングを始めて1年半の間に、自分は思っていた以上の人生を楽しめたと・・・。悩むフランキーは、仲間に相談する。すると”彼女がいい人生だったと思えることが大切なのではないかと”

 実に心に残る映画である。イーストウッド、を初め、その他の役者も良い演技をしている。 マギーが最後まで天真爛漫に駆け上って行くが、最後にどん底に突き落とされ、その落差が却って非常に痛ましく感じられる。

 どのような体になっても、命を存えるか、或いは燃焼すればそこで断ち切っても良いかという判断は、この場合明らかに後者であろう。

 自分は いい人生だったと言って 死んでゆけるように!


誰も知らない    是枝 裕和

2009年09月25日 07時36分18秒 | Movies

  誰もいなくなた   是枝 裕和 監督

 今回2回目です。  最初に見たときの 映画の内容と

 主題歌?のタテタカコさんの曲が印象に残って

 もう一度しっかりと見たかった。

 内容は 母親が 生んだ子どもたちをマンションに

 置き去りにしたまま、消えてしまう。子どもたちは12歳の長男から

 4歳までの4人。

 彼らは戸籍にも登録されてはいない。

 始めは送金もあったが、やがてそれも無くなり、

 電気、水道も切られ。  ふとしたことから年少の次女が

 死んでしまう。長男は 飛行場に 運び埋めてやる。

 誰も知られずに 生まれなくなってゆくのだ。

 親の無責任。  こんな時代なんか。

 バックに軽いストリングが流れてたんたんと話が進んでゆく。

 

 写真は ER バターカップ  大好きです!!!

  


盆栽

2009年09月22日 20時09分41秒 | daily life

知人の Ooyamaさんから頂いたななかまどの 盆栽です。

  イタリアのボローニャの街中で ぼんさい と看板を出して売っている

  店を見つけた。それまで盆栽が 世界共通語だとは知らなかった。

  私は 盆栽とは無縁の輩であった。 ある知人が 盆栽は時間がかかるから

  若いときから始めないと、といっていたのを記憶しているぐらいで、

  興味はなかったのだが。

  しかしこの小さな そしてたった1っポンの植物を植えたこの世界を手にとって

  観ると、そこには紛れも無く、りっぱな小宇宙があるのを感じる。

  なるほど と思うと この小さな宇宙が実にいとおしく思えてきた。

  松とが柘とかいったものではなく、このなんとなくか弱そうな

  植物がいいのかな!


ひとり遊び

2009年09月19日 21時04分52秒 | daily life

 ふと気づくと 自分は それほど多くの友人を持ってるわけではない。

  生まれ育った土地、学生時代を過ごした土地に今暮らしているのではない

  ことも理由の原因の一つか。

  また仕事が自分の仕事場に篭っての仕事をしてきたことも原因の一つであろう。

  まぁ 一番は 自分の非社交性という性格であろうが。

  いつまでも Chachaさんに甘えるのもお互い良くは無いであろう。

  じゃどうするかと そう ひとり遊びができるように、そんな遊びを見つけることかな。


スカボローフェアー  2学期

2009年09月14日 20時19分34秒 | daily life

  Ma-君が 2学期に向けて 大学へ戻っていった。

  我が家は 類子さんと Chachaさんとの 3人家族に戻りました。

  Chachaさんは 高校でのお話やら、結婚式に呼ばれたり、講習会参加、

  習い事の幹事など大忙しの模様。  暇なのは 私と類子さん。今晩も

  夕飯は二人で回転寿司でした。  認知症は ゆっくりとしたお別れ!

  とどこかで読んだのだけれど、二人向かい合って 食事をしていると

  類子さんの一つ一つのしぐさが可愛らしく、懐かしく、いとおしく思えてき

  ます。 いつまでも、いえ決してそう長くは無いと思うけれど、その時まで

  穏やかに 和やかな 心持ですごしてもらいたいな。

 

  写真は  ER スカボローフェアー


インフルエンザ?

2009年09月09日 21時20分53秒 | daily life
Ma-君 突然の発熱! はたや インフルエンザか? タミフルを求めて 右往左往。 かたや アメリカでは 健常者の患者はタミフルを服用せず 自宅で安静療養せよと。 ア---またマスコミに脅し、踊らされているのかな!    病院での検査結果は 陰性!  ん これ信じて良いのだろうか?    

ボローニャ

2009年09月07日 07時25分40秒 | 09,Iイタリアの旅

 さて目的地のひとつであるボローニャである。  今回イタリアに来たのもこの街を観たかったからだ。 昨年 井上ひさしの講演を聴き、その著書 ボローニャ紀行 を読んで 行ってみたくなったのだ。  まぁ、井上ひさし さんは現地の人の案内がついたりして 内情を見れたのだろうが、 一観光客であるわれわれは ただの観光しかできなかった。
 さて それでも意気込んで乗り込んだものの、当日は メーデーで 商店、公共施設はお休み。  写真は 街の中心 マッジョーレ広場でのお祭りです。メーデーといっても 赤旗を立ててのお祭り。



 もう一つ この街の目的地、 ボローニャ大学であるが、 これは世界最古の大学と言われているが、 これがそうなのか?  イタリア語は分からない。たぶん違うのだろう。でもこれしかみつからなかった。 この建物の表の回廊のようになっているのが 庇(ひさし)。


 ボローニャの街は、実は個性的。中心部の街はすべて庇(ひさし)がついていて,雨でも交差点以外はぬれ無いで済む。それと街の建物の外壁の色がオレンジっぽい茶色である。これも統一されていて、とても個性的、印象深い。 この街は、大きな展示会場があり、周囲の精密工業の展示や、また企業の研究施設や大学で持っているのであろう。 街には 理知的なインド人らしき人々も多く目にした。 写真は ボローニャ名物 隣り合った二つの塔  イタリアの塔は、石造りで 方向が定めにくいのであろう。でもこれで 何百年も倒れずに建っている。

映画と私    羽田 澄子

2009年09月06日 20時49分14秒 | Books

   映画と私  羽田 澄子

 この羽田澄子さんは 前出の高野悦子さんの本の中で紹介されていた映画監督である。  高野さんの岩波文化ホールで数多くの作品が上映されたようです。  この高野さんは 女性監督としては日本では 草分けの方です。そしてその作品は ドキュメンタリー が多いようです。

 作品には 薄墨の桜  これは岐阜の桜の古木の話

   早池峰の賦   これは早池峰神楽の話

   痴呆性老人の世界

   歌舞伎役者片岡仁左衛門

 等であるが ほとんど全国放映ではなく 自主上映でしか見られないようだ。  いくつかは見たい気もするが それには 自分で自主上映を企画せねばならないのか?

 映画を作るということは 監督をするということは

 何を訴えたいか 何を見てもらいたいかが しっかりしていないと、カメラも演出も揃わない。すなわち自己主張が、自分の意見がしっかりしていないと駄目だということだ。

 

 文中から

 映画を見た人たちは、映画によって共通の体験をすることになった。老年期痴呆は家系の問題ではなく、誰でもなるかのうせいのある病気であること、そしてどんな介護が必要かを、みんなが認識したのだ。初めて痴呆性老人について話し合える雰囲気が生まれた。 堰を切ったように人々が話し始める場面に、私(羽田澄子)はしばしば遭遇することになった。

  これぞドキュメンタリー作品を作ってきた醍醐味であろう。

 


知を楽しむ

2009年09月05日 21時34分01秒 | daily life

  最近 つくづく感じていることがある。 

 自分には 思考力がない。  それも 4年前に病を得てから急に感じるようになった。  一番思い当たることは、 このところ読書に精を出して、様々な世界、知識を 得るが、では 一体それらが自分の思考に、あるいは生活、行動にどれだけ根本tなり、反映されているかといえば、心もとなくなってしまう。自分にとって 読書は つまり知識を楽しむ ということなのである。 

 自己顕示といった大それた希望は捨ててしまおう。 これまである意味、他者にたいして自分の知識の多さを顕示したくてひたすら多読を目指していたのだが、これからは謙虚に 読書は 先人の知識を文芸を楽しむ という心持で 向かおう。

 茂木 健一郎さんのブログから

 偶有性の種は、どこにどんなかたちでひそんでいるかわからない。

 つまり がたがた言わないで 覚悟を決めて 明るく生きるしかな   いんだよ。

 偶有性を抱きしめて生きる。

 偶有性の輝きは 恐れや不安の向こう側にある。

 このところ 豚インフルエンザが流行している。私は喘息でステロイドの吸引をし、また膠原病からステロイドの内服をし、免疫力も低下しているはずだ。 要は このインフルエンザに感染しやすく、また重症化し易い体質なわけだ。  しかしいまさらじたばたせずに、毎朝起きて健康に迎えられたらその日を精一杯生きれれば良しとしようではないか。

  


高橋 真梨子  コンサートへ

2009年09月03日 22時00分56秒 | daily life

 高橋 真梨子 のコンサートへ行ってきた。

 知人の K さんの息子さんが バックのドラムを担当していて

券を手配してくれたのだ。 もう35年も歌っているそうであるが

声量も素晴らしく 聴き応えがありました。 知っている曲目も

別れの朝  五番街のマリーへ 桃色と息 ジョニーは戦場に行った

等 数多くあって懐かしかったな。 そうこれらは 私の青春時代に

はやった曲なのだ。 彼女の歌は 男女の間を しっとりと歌い込む

そんなところに 人気があるのであろう。

バックの麻呂さんは相変わらず 優しいのりで

いい雰囲気を醸しだしていた。 昨年だったか、長野の街中で

打楽器の講演会を地域の人たちを巻き込んでやっていた。  素敵な

活動だったな。   

 

  ちなみに  観客は 中年ばっかりで。  それでもお立ちは

しっかりありました。初めてやってきました。 前が見えないからね