Love our lives

人生の一コマ一こまを 愛し慈しんで 残したい。
ステキな庭のバラを! 旅行のスナップも そして大切な家族の素顔も!

12月30日 お餅つき

2009年12月31日 08時55分06秒 | daily life
我が家 恒例? までもう一息かな 今回で五回目のお餅つきでした。 好天にも恵まれ 参加者も馴れ親しんできて和気あいあい あちこちで会話が弾んで!今回の参加者21人。一夜明けた今日31日は日本列島寒波で雪。 その中を息子二人は白馬へボードへ行ってしまった。 おとんは これから ハムつくりと 鯛焼きに挑戦! 鯛は三回め 上手く行くかな? 難しい! 強火の遠火が
 
写真は 今年の役目を果たした 5年前に譲って頂いた臼と杵
バックは 今朝今も降り続いている雪です  ラッキーそのもの

偉人たちの脳  茂木健一郎   その1

2009年12月14日 20時22分23秒 | Books

   偉人たちの脳   茂木健一郎    その1

 何冊目なのだろうか、茂木さんの本を手に取るのは? しかし この本は40の短編エッセイ集のようだけど、それぞれ手抜きなく(失礼!) なるほどと読ませてもらった。 茂木さんの博識なのにも感じ入りますが、何よりもその持っている感性に驚きと安心感を覚えます。

 この茂木健一郎さんの肩書きは、脳科学者となっているが、これは 医学はもちろん、生物学、情報科学、ネットワークサイエンス、認知科学、数理科学といったさまざまな分野が融合して生み出されつつあるといったのが脳科学なのだそうだ。 われはそのすべてに門外漢で在るな。 さまざまな分野が融合したとは、おそらくこれからの時代ますます必要かつ、面白く発展してゆきそうな予感がする。 その魁かな、茂木さんは。

 この本の副題に 文明の星時間とある。彼が学生時代いつも手にしていたシュテファン・ツヴァイクの『人類の星時間』には、さまざまな歴史上の人物たちにとって人生の岐路となった決定的な瞬間を描いた短編集があった。ここから採って在るそうだ。 “生きるとは、つまり、どうなるか分からない時間の中に身を投ずることだろう。全てが決まってしまった後で、ああだこうだと論評することはやさしい。その状況の中で生きている本人たちにとっては。一寸先は闇である。ぎりぎりの決断を下す人間の姿は尊い。そのような瞬間を「星の時間」と表現したツヴァイクの詩心にしびれる。”

 パッションとは 情熱と受難という意が在る          “自分の内なる声に従うこと。自らの信じる原理に基づいて行動すること。これは、まさに、「情熱」の本来のかたちである。その依って立つ価値観が斬新なものであるほど、社会の既成の概念と衝突する。その結果として、「受難」する運命へと導かれる。”

 サヴァン                          “現代のサヴァン キム・ピーク   彼は生まれながらに 脳に障害があった。しかし彼の父親は愛情を注ぎ、大切に育てた。その献身があってこそ、キムの才能は大きく開花できた。この物語は、人々を試験の点数や偏差値などの一つの基準で判断してしまうことが愚かなことだと教えてくれる。人とうまく意思疎通ができなくとも、学校の勉強が出来なくとも、その人の中には無限の可能性が広がっているかもしれない。”                         このキム・ピーク 左目と右目でそれぞれ別の本を読むことが出来る。 一度読んだ本の内容は、決して忘れない。今までに約一万冊の本の内容を覚えてしまった。

      

 

 

 


絵本の力

2009年12月02日 20時31分11秒 | Books

 絵本の力    河合隼雄  松居直  柳田邦男

 自分にとっての絵本の思い出は、母親から読んでもらった記憶はなく、自分の子どもに読んでやったという記憶しかない。 親の好みで選んだもので、『ゆきおんば』、『みよちゃんの田舎旅行?』この二つをよく読んでやっていた。 子どもたちは覚えているのだろうか? もう20年以上昔になるか、川の字に敷いた布団の中で子どもたちが私の声にじっと耳を傾けて聞いていたひと時を懐かしく思い起こすことが出来る。

 さてこの本を読んでいくつか紹介されていた絵本の中で

『くまよ』 星野道夫さん著の中で 広大なアラスカの原野の中で親子のくまの写真 そこに添えられた『気がついたんだ おれたちに 同じ時間が 流れていることに』という言葉。実に深遠な言葉である。

 絵本というのは本当に少ない言葉や絵の数、標準的にいえば、十数枚から二十枚ちょっとというぐらいの絵の数、そこに添えられたほんのわずかな言葉で、なにか一番大切なこと、人生について、命について、生きることについて、喜びや感動について、それがズンズンと伝わってくる表現ができる。とある。

 その他 読んでみたい作品に  バンサンという作家 「愛のある懐かしさ、あるいは懐かしい無条件の愛」について表現されている。

 絵本とは、じんせいに3回の出会いが在るという。最初は幼少期で親から読んでもらい時期。ついで親として子どもに読んでやる時期。そして、老年期になり、孫に読んでやる時期と。そしてこれらからは、知識ではなく感性を、そしてゆとりと、癒しを授かるのであろう。