Love our lives

人生の一コマ一こまを 愛し慈しんで 残したい。
ステキな庭のバラを! 旅行のスナップも そして大切な家族の素顔も!

歌舞伎塾 中村七之助

2011年01月30日 20時16分28秒 | Art

 

 半年振りに 松本へ 歌舞伎を見に行って来た。

第一部は 歌舞伎の 立役・女形のメーキャップの仕方を ステージ中央で見せてくれた。それと平行して裏方の擬音についても。 カラスや鈴虫・にわとり・鶯の笛で紹介。また 太鼓で風や雪の降る様の表し方なども紹介してくれました。

第2部は中村七之助さんの 鷺娘の踊りを。この踊りには前もって紹介された様々な擬音をが取り入れられておりまた 踊り自体も歌舞伎調の派手な着替えがあって目を楽しませてくれました。

 中村七之助さんも以前チョット事故を起こしマスコミに出ましたが 今はまだ30歳前というのに落ち着いて これから ますます立派な女形として 成長して行きそうな雰囲気を感じました。  芸の世界の人の成長を眺めてゆくのは これから楽しみになりそうです。

 今回は 時間が無かったので2階席からの観劇でしたが やはり 桟敷でまじかに見るのが一番かんな。


雪の十日町 

2011年01月27日 21時08分31秒 | Short trip & intereting sights

  先日 高校時代の友人と十日町に行った時、Komatuちゃんのスナップショット。

 早速4つ切りにプリントして額に入れる事にしました。

 さすがですね   迫力があります。  白黒の世界に僅かな生活感のある色彩があり、そして無数の雪粒が 全面に。 天気では この力は出ないね。


手作り  八味唐辛子

2011年01月27日 20時08分36秒 | 旨い物

 

 

 知人に 手作りで八味唐辛子を作っている方が 是非見に来いとのことで 仲間と行って来ました。 使った材料は  唐辛子  柚子  胡麻  紫蘇  生姜  陳皮  青海苔  山椒  の八種類   ほとんど手作りで 例外は 青海苔 だけ。  すべて 直射日光の下で乾燥しているので 日が経ってから虫が湧くなんてことはな無いそうです。  好みで 味を変えられるので面白い。山椒の多いのが良ければ山椒の入れる割合を多くすれば良いし、また 超辛いのがよければ唐辛子を多くすればよいのだ。  唐辛子もいろいろと種類があるので それによってもバラエティに富んだ味が得られるのである。

 この方 T.Sさん もう退職して のんびりと昔からの伝統を引き継ぎ周囲に伝えているのだと。

この手作り唐辛子も 親父さんが作っていたのを思い出して10年前から始めたんだと。 

 もう一つ面白いのに 植物は何でも焼いて炭にして周囲に配って楽しんでおられる。 写真は無いけれど栗のイガなど細い先まで折れずに炭になっている。 またいつか 写真を撮ってアップしますね。


清冽 詩人茨城のり子の肖像    後藤 正治

2011年01月23日 19時52分00秒 | Books

 清冽  詩人茨城のり子の肖像   後藤 正治

 寄りかからず

もはや

できあいの思想には寄りかかりたくない

もはや

できあいの宗教には寄りかかりたくない

もはや

できあいの学問にはよ寄りかかりたくない

もはや

いかなる権威にも寄りかかりたくはない

ながく生きて

心底学んだのはそれくらい

じぶんの耳目

じぶんの二本足のみで立っていて

なに不都合のことやある

 

寄りかかるとすれば

それは

椅子の背もたれだけ

私が初めてこの詩人の作品を読んだその詩である。 以後強烈にこの詩人を読み知りたくなっていた。 この本の表紙写真は この本で描かれている茨城のり子さんの姿を実によく表しているいうに思う。

 この茨木のり子さんのお気に入りの作品の一部を  韓国のユンイルジュの詩を紹介します。

歩みをとめて

そっと小さな手を握り

『大きくなったらなんになる』

『人になる』

弟の哀しい、まことに哀しい答えだ。

 

 

 

 


雪の妻有

2011年01月23日 19時11分50秒 | daily life

 昨日から Komatuちゃん Kousukeちゃん Yagiちゃんが 長野に来てくれていました。

夕飯時 Yagiちゃん 風邪のようで具合悪いといってホテルに戻ってしまいましたが、 今朝早々に帰ってゆきました。 今回の集まりの目的は 雪の飯山線を旅して 十日町で 名物へぎ蕎麦と地酒を楽しむという趣向でした。

 さて 飯山線さあ乗り込もうとしたら、雪の為、とがり野沢温泉まで運行するがその先は不通!これは困ったと。 折角電車賃にホテル代もかけて来たのに諦めると言うのはもったいない。そこで私がとがり野沢温泉駅まで一人クルマで行き、そこで彼らを乗せて十日町までということになった。まぁ、中野から この駅まででも 飯山線の風情は充分楽しめるでしょうと。 

 無事彼らを乗せて今度は 車で周囲を眺めながら十日町までと思ったのですが、道路の除雪は充分でしたがその除雪され脇に積もった雪のため景色は雪の壁を目の前にするだけ!

 上の写真は 脇の壁は2メートルはあるのだ。 栄村付近かな。 今日は日曜日であちこちで雪かきや屋根の雪下ろしをする風景が見られた。雪国の生活の大変さ。同行の2人もよくこんなに厳しいところで生活しているナァと呆れ顔。

 ようやく十日町着で いつもの小嶋やさんでへぎ蕎麦を。ツルツルとして美味しい!

次回は 大町糸魚川線か それとも 角突き見物かな。みんなを呼ぶのは。


イタリア半島 食 の彷徨

2011年01月15日 23時14分09秒 | Books

  イタリア半島 食 の彷徨       西川 治

昨年の12月 友人からもう今年5月連休の海外旅行 羽田発の航空券は 売り切れだ と聞いて慌てて 航空券を予約した。 あまり考えもせず、とにかく先ずは航空券が先だと。 確かに 2年前1月に購入した時よりも3万円ぐらい安い。 そう この航空券をゲットしようとした時から、旅の楽しみを味わいだしている。 今回はローマとナポリにしようと、  その時は思ったのだが。  どう云う訳か今年の新年は NHK-hivisionで 毎日朝から夜まで イタリア特集 。イタリア政府から金を贈られているのではないかと思わずにいられないほどだ。 昨年春からイタリア料理教室に通うようになった。 しかし Ma-君と食べた本場の味には 遠く及ばない。 日本のレストランでの味からは本場の味は想像すらできない。 これは他の料理でも同じことが言えるのだろうが、感性で味わうものはみなそうなのだろうか。  イタリアでの観光は、正月のテレビで十分といった感じ。遺跡と中世の絵画、彫刻は 解説付きで堪能した感。  では 何を求めてイタリアまで?  一つはボケ防止と冒険心を満たす事。そして2つ目にイタリア美味い料理の食べ歩き。 3つ目、夕日の沈む水平線を眺めながらホテルのベランダでゆっくりする事。地中海の海は一味違うのではないかと期待して。

 この本には、Ma-君とフィレンツェで食べた ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナについて書かれてあった。あの表面だけ焼いて中はまるでレア。そしてやわらかい肉を口に入れるとその肉汁が口の中いっぱいに広がる、この後々まで思い出に残るあの味が、イタリア料理の醍醐味だと。『直截的な力強さに満ちた肉料理は、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナだろう。煌々とおきた炭火の上で厚さ3センチ、2キロはあるだろうという牛肉を焼くだけである。厨房は、滴り落ちる牛脂の焼ける煙ががあがり、霞んでいる。煙いなどとは思わぬ。それは生命感を超え霊的な風景に近い。僕は、フィレンツェに来るとまず、数日間はこのビステッカにうつつを抜かす。』と。 この厚い肉に塩コショウをし炭火で焼く。そして肉汁が出る寸前に裏返しまた 塩コショウをして焼く。するとなるほど表面だけ焼きが入り旨みの肉汁を閉じ込めた焼き具合になるのか。 

 宿はまだ予約しない。今月いっぱいあーでもない、これにしようか、あそこに行こうかと楽しんで。

そうもう旅は始まっているのだ。