Love our lives

人生の一コマ一こまを 愛し慈しんで 残したい。
ステキな庭のバラを! 旅行のスナップも そして大切な家族の素顔も!

歌舞伎塾 中村七之助

2011年01月30日 20時16分28秒 | Art

 

 半年振りに 松本へ 歌舞伎を見に行って来た。

第一部は 歌舞伎の 立役・女形のメーキャップの仕方を ステージ中央で見せてくれた。それと平行して裏方の擬音についても。 カラスや鈴虫・にわとり・鶯の笛で紹介。また 太鼓で風や雪の降る様の表し方なども紹介してくれました。

第2部は中村七之助さんの 鷺娘の踊りを。この踊りには前もって紹介された様々な擬音をが取り入れられておりまた 踊り自体も歌舞伎調の派手な着替えがあって目を楽しませてくれました。

 中村七之助さんも以前チョット事故を起こしマスコミに出ましたが 今はまだ30歳前というのに落ち着いて これから ますます立派な女形として 成長して行きそうな雰囲気を感じました。  芸の世界の人の成長を眺めてゆくのは これから楽しみになりそうです。

 今回は 時間が無かったので2階席からの観劇でしたが やはり 桟敷でまじかに見るのが一番かんな。


ジュディーオングさんの 版画展

2010年08月01日 21時06分20秒 | Art


紅楼依緑  2005年制作  日展特選受賞



涼庭忘夏  2008年  日展入選

以前から ジュディーオングさんの 版画の素晴らしさは耳にしてました。
25歳の時 棟方シコウさんのお弟子さんの指導を受けるようになりました。
当初は 墨による黒白の世界に惹かれていたようです。
やがて 臙脂、グレイ、など少しずつ色が増えてゆきましたが、いずれも黒に似合った色合いの赤、灰色、緑です。
この色の選択も、また構図の大胆さ、また細部の気配り、すべて彼女の卓越した感性の表出ですね。
彼女の 表現したいという題材は、花と伝統的な古い屋敷です。
出来上がった作品を見ると、女性らしい対象への 愛というか好みが窺われてきます。
これまで処女作から最近お作品を通じて、彼女の作品の中に最初の黒白の世界がしっかりとその根底に存在しているのが判る。

松代現代アートフェスティバル 2010

2010年07月14日 06時47分39秒 | Art
 今年も 松代現代アートフェスティバルがやってきました。 インスタレイション、アートパフォーマンス、現代舞踊、現代演劇、とさまざまな分野を楽しむことができます。我が家は、先の平成松本大歌舞伎と重なり、少し気分がそがれていたという感じがしてますが。 先ずはアートパフォーマンス。毎回出演の韓国、フォンオボンサン 昨年と似ていました 前面に東西南北という看板を据え付け、それに向かって昨年と同じような大きなゴムの封筒状のチューブに入って、前面に向かってもがく。その時に 世界はカオスと叫ぶ。 チューブの後方はしっかり押さえられていて、思うように前に進めなくなっている。



おなじみの ホンオボンさん 始まる前のふざけた姿





ポーランドから参加の男性
砂利の上にうずくまり何か砂利を触っている。司会者はこのまま延々と続くので 次の作品を始めますと。 しばらく後、見に行くと、彼は T I M E
  と形作っていた。

このポーランドの男性の合間に、ベトナムの25歳の女性の作品



ここは 弓道所である。 向うに的が見えるであろう。 この女性は
今自分のおへその周りを黒く墨で塗っている。


それが終わるや、上着を脱いで、あっ でっかいオッパイ!  彼女は足元の小石をこの私のへその的に向かって当ててくださいと。  彼女は、オノヨーコが好きだと言っていた。

 あと 例の 幅 香織さんの難解なパーフォーマンス  今年は言葉を発した。

妻有トリエンナーレ  津南のためのインスタレーション   つながり

2009年08月24日 06時53分48秒 | Art










 瀧澤 潔  津南のためのインスタレーション

 最後の教室を番していた子へび隊の女性に紹介されて行ってみました。
 すると 昨日と今日との二日間、バックミュージックの加わったモダンバレーがこの展示場の中で行われるとのことだった。
 すぐに終了するだろうと思っていたのが、なんと50分ぐらいの充実したものであった。
 会場は1階は 写真の会場に 固めたシャツが並んでおり その中の人影は演奏者とダンスを踊る女性たちである。
 作者は冬の閉ざされた世界を想定しているのか? 私には」死者の墓標というか、亡くなった人の着ていたシャツがそのまま残っている世界といった感じでを受けた。
 最後は2階の会場で、今度は打って変わって明るく広々としている世界である。 即興に近い創作ダンスと、それに合わせたこれも即興のバックミュージックが調和していて、今回の作品群のなかでは 秀逸のもの、印象深いものであった。
 

妻有地方

2009年08月23日 19時53分26秒 | Art






 この妻有トリエンナーレの開催されている大地です。
  最初の2枚は津南地域 魚沼産コシヒカリの産地だ。
 最後は 松代の棚田 大きな杉の木があちこちに。
 昔から、変わらないこの風景。
 これからもズットこのままであってもらいたい。
 日本の 原風景。
 毎回この風景を眺めては、飽きずに、安堵するものがある。

妻有トリエンナーレ  訪問者

2009年08月13日 07時26分02秒 | Art

 スタシス&コウジェイスキー   訪問者

 道路の脇 水田の中に3本のマストと帆が翻っている。 面白いのはこの帆が実はポスターだと云うが、人の顔が描かれている。それも一目で、西洋人とわかる顔ばかり。 そして帆も透明感のある薄い生地で、風を受けて膨らむ。 これらの顔を持った西洋人がこの帆船に乗ってこの妻有の地を訪れてきたのかな!  西洋人らしい発想。


妻有トリエンナーレ  スネークパス

2009年08月12日 07時45分40秒 | Art

   アン グラハム作   スネークパス

 ここは中里エリアの一番奥 くねくねした細い道の奥にようやくたどり着く。 広場がありそこから 小さなタイルを集めて作ってゆくへびの尻尾が始まり、途中あたかも何か大きな獲物を飲み込んだかのような盛り上がりが2つある。 それをたどってゆくと、約140メートル、展望台に出て、 そこにこの写真のへびの頭がある。

 とてもユニークであり、また 多くの人の手が掛かって作られたのがわかる。 よくこんな山奥までみんな登ってきてはこの作品を作ったものだなぁと感心!


妻有トリエンナーレ  日本に向けて北を定めよ

2009年08月11日 07時59分01秒 | Art

 リチャードウィルソン の作品  2000年作


この中里地区は今回初めて足を運びました。その入口に存在する巨大な真っ赤な鮮やかな鳥居と鉄骨の骨組み。 この2つのオブジェの巨大な存在感と、両者のアンバランスとが更に印象を際立たせている。 さてこの鳥居は以前からあったのだろうか?そして作者は意図的にこの鳥居の横に鉄骨を作ったのだろうか?  大きければ良いというものでもないと思うが、この鉄骨をしばらく眺めていても飽きないようだ。


妻有トリエンナーレ  みしゃぐち

2009年08月11日 07時36分45秒 | Art
 作者は 胎内を想定して作成したとされている。
土中に楕円形に坑道が掘られ、その中心に 天井を空けた空間がありそこに一本の木が植生されている。 3年前に訪れた時は、掘り込まれた坑道の壁がまだ粗粗しくてちょっととっつきにくかった。 しかし今回、3年の風雪に晒され、又小さな自然の生命力に育まれて、しっくりと落ち着いた空間を醸しだしていた。  作者はここまで想定して作成していたのだろう。  次の3年後にはどのような空間に変化しているか時間の作り出す変化が楽しみである。








田島征三  ギャラリートーク

2009年08月07日 06時37分39秒 | Art
 再び 田島征三さんの小学校へ今度は 内のスタッフを引き連れて訪れた。
期待していなかったのだが、田島さんのギャラリートークなるものを聞くことが出来た。 

 その中で、彼がこの展示をするにあたっての発想を語ってくれた。学校には生徒みんなの夢を育ててくれるお化けと、夢を食ってしまう、壊してしまうおばけが住んでいるのだと。 下の写真は おばけの絵を書くコーナーがあって 童心に返って私も挑戦。

 さて田島さんの話にもどって、この会場になっている小学校の最後の頃は5人の生徒しか居なかったそうだ。その生徒さんに一番思い出になることはなんだったかと聞いたところ、ある女の先生が浮かんできたという。この先生は町の大きな学校からこのたった5人の小学校に赴任がきまって、じゃ何をこの子達にしてあげられるかと真剣に考えた末、彼らと演劇を作る事にしたそうだ。 公演の日、中の人たちが集まってくれた中、大成功となり生徒、観客全員泣いて感動したとのこと。 でもこの先生はほんの短い期間でまた他の学校へ転任していってしまったそうだが、でも5人の生徒さんたちには一生の素晴らしい体験、想い出を残してくれたのだろう。
 田島さんは、彼ら生徒たちがやがて社会へ世界へ巣立ってゆくだろうけれど、心にはこのの生活を底辺にしっかりと持って生きてゆくだろうと結んでいた。
 

妻有トリエンナーレ  絵本の世界

2009年07月30日 20時39分07秒 | Art
 早速出掛けてきました。前回見れなかった田島征三さんの小学校へ行ってみると、なんと田島さんがサイン会をしているではないか。 ほんとにラッキー!とchachaさん大喜び。田島さんと少し会話。病気をしてから随分体力が無くなりフラフラしていると、周りが気を遣ってくれてと。 帰りにchachaさんが、お父さんも何でも一人でがんばりすぎないように、と言ってくれた。


 
 もうここは廃校になっているのだろうか? でもこの明るさはどうだろう。
一つひとつのオジュジェが全て異なり自己主張をしている。
全てが田島征三の絵本ワールドになっている!




ついついその気になって!  というか我も童心を誘い出されて。


 入口にあった バッタのおもちゃ  バッタには目がないchachaさんがパチリ!

私は初めてお目にかかる人であったが、ほんとにやっている事を楽しんで居られるのがよくよく伝わってくる。 これと同じような感じを最近もう一人の人からも感じた。 それは 稲荷山の鉄やさん。あの人はさまざまな事に手を出しているが、その根には自分が面白い、楽しいくてといった気持ちが周りからでも充分感じ取られる。  そうだ、私もそうならなくっちゃ。面白い事、やりたい事に夢中になろうじゃないか。 人生、楽しまなくっちゃナ。 脚を引っ張るのは○の事だけれど、これにこだわってしまえばずっと抜けられないぞ。 身体のことの気にするな。生ある限り生きるんだ。生きるとは自分の心で感じ、頭で考え、自分の手で,足で実現、生み出す事である。   そうもうひとつ  自分で解決する事はスピリット 元気 活力 のことかな。

そう忘れてはならない過去の震災  廊下にあった子どもの記事


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