2015年2月8日(日) 開演14:00 東京文化会館
弾くんのロミオ、梅ちゃんのくるみ王子に続いて岸本くんのデジレ王子です。
自分、メッチャ歯が痛かったので、痛み止め飲んで行って来ましたw
バレエでも観て気を紛らわそうかとww(歯医者行ったから前日よりはマシ状態)
この日は文化会館初5階席。
1,500円にしてはなかなか楽しめました。
舞台を上から見下ろす形になるので、ダンサーの足の動きが
360度方向にどう動いているのか凄く良く分かる。
軸がずれるってよく言うけど、その意味も見てて分かります。
そして今回はマラーホフ版の眠りです。
マラーホフが現役の時は観てないので初めて観ました。
幕が上がるとなんとも色鮮やかな舞台。
緑の床にピンクの薔薇で、まさにマラーホフカラー。
ふしぎの国のアリスに出てくるハートの女王の庭を思い出しました。
(赤じゃなくてピンクのグラデーションですが)
オーロラ誕生の祝宴も続く1幕の成長したオーロラの誕生日も
絢爛豪華な宮廷の中じゃなくて、その庭園で行われている設定のようです。
存在感バリバリで登場するカラボスのマラーホフ。
Danzaの表紙のこれ
踊ってるわけではないんですが、顔芸とマイムで魅せる魅せる。
オーロラとデジレの川島さんと岸本くん。
二人とも真面目なんだろうなぁって感じ。主役を踊るのは初めてのはず。
なかなか安定感のある踊りで、大丈夫かぁってところはなかったものの、
まだまだこなれてないかな。
川島さんは清楚で可愛らしいオーロラ。
弾くんロミジュリで僧侶ロレンスだった岸本くん。
さすがにあの時のイメージとは違ってパリッと王子でしたが、
いやいや、くそ真面目な顔で踊っていましたよw
だいぶこなれてきたなと思ったのが4人の王子の中にいた梅ちゃん。
終始オーロラを目で追い、手を差し伸べる。
他の3人もいい感じで、もう随所にマラーホフの指導が入っておるなって印象。
舞台の至る所にアーティスティックアドバイザーとしてのマラーホフの力を感じます。
オーロラの衣裳も庭園に合わせてナチュラル。
オレンジの衣裳で登場し、結婚の舞踏会には白地にブルー薔薇柄の衣裳です。
宝石とカラボスの衣裳も展示してありました。
東京バレエ団、若手だけで全幕舞台をちゃんと観せられるようになったんだなぁと。
木村さんの王様はメイクもうちょっとどうにか何なかったかなぁw
オペラグラスでのぞくと吹くんですけどwwww
カーテンコールの時の岸本くん、笑顔がはじけてました。
相当緊張してた?
◆主な配役◆
オーロラ姫:川島麻実子
デジレ王子:岸本秀雄
リラの精:三雲友里加
カラボス:ウラジーミル・マラーホフ
フロレスタン国王:木村和夫
王妃:榊優美枝
カタラビュット/式典長:和田康佑
【プロローグ】
妖精キャンディード(純真の精):小川ふみ
妖精クーラント<小麦粉>(活力の精):乾友子
パンくずの精(寛大の精):渡辺理恵
カナリアの精(雄弁の精):沖香菜子
妖精ビオラント(熱情の精):政本絵美
妖精のお付きの騎士:安田峻介、永田雄大、吉田蓮、和田康佑、宮崎大樹、入戸野伊織
【第1幕】
オーロラ姫の友人:吉川留衣、河谷まりあ、伝田陽美、二瓶加奈子
村上美香、岸本夏未、河合眞里、中川美雪
4人の王子:梅澤紘貴、森川茉央、杉山優一、松野乃知
【第3幕】
ルビー:伝田陽美
エメラルド:村上美香
サファイア:河谷まりあ
ダイヤモンド:二瓶加奈子
シンデレラとフォーチュン王子:吉川留衣-松野乃知
フロリナ姫と青い鳥:中川美雪-入戸野伊織
牡猫と子猫:河合眞里-岡崎隼也
赤ずきん:加藤くるみ
協力:東京バレエ学校
指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
映画観た帰りに話のタネにのぞいてきました。
エレベーター降りると目の前のショーケースにプラRobiがいっぱいw
店内はそこそこお客さん入ってました。
真ん中のじゅうたん敷きの丸テーブルの上にはロビ3体とロビクル。
靴を脱いで上がれるようになってて、電源入れて自由に遊べます。
ロビエッグも実際にさわって見て来ました。
残念だったのはロビとロビクルが連動させてなくて、
それぞれ電源は入るんですが、ロビがロビクルを動かすってのが見れなかった事。
車輪にライトがつくだけじゃつまんないw
ロビを2体並べて「CMやって。」って言ったら、
「創刊号は790…「創刊号は790円…」
1秒くらいズレて喋りだし、輪唱みたいになって面白かったです。
壁に展示してある商品も手に取って見ることができましたよ。
RobiラテとRobiのごちそうパンケーキを頼んで食べました。
ラテはまあ普通、パンケーキは直径6cmくらいかなww
冷凍パンケーキを重ねて一番上にロビの顔を焼いた薄~いのを乗っけたって感じ。
味は…ま、おいしい物を食べにロビカフェ行くわけじゃないからねww
レジを済ませたらお店の方が「ぜひ夜にまた来てください。
店内の照明落として雰囲気変わりますから!!」 と言ってコースターをくれました。
こんなにもらっても…wwww
2/8までのオープンだったのが22日まで延長になったんですね。
祖母が始めた仕立て屋『南洋裁店』を継いだ市江(中谷美紀)は、
古びたミシンをカタカタ言わせて一生ものとなるような服を一着一着丁寧に作っている。
昔ながらの職人スタイルを取っているため量産はできず、
百貨店の営業・藤井(三浦貴大)からの再三にわたるブランド化の提案も断り続けている。
祖母が作った服の仕立て直しやサイズ直しをし、
祖母のデザインを流用した新作を作る日々に、市江は十分満足していた。
しかし、自分がデザインしたドレスを作りたいはずという藤井の言葉が、市江の心を動かす……。
(Movie Walkerより)
池辺葵のこの原作コミックは読んでませんが、「かごめかごめ」の方を読んでます。
静謐で澄んだ空気感のあるマンガ。
「繕い裁つ人」もたぶんそうだろうと思い観に行ったら、
まさにそういった世界が広がってました。
ちょっとは洋裁のようなものをする自分にとっては、
道具も作業台も憧れるわ~。
足踏みミシンも、昔実家にあって使ったことがあります。
あのカタカタという音はお母さんの音、母親の作った服で育った自分です。
映画は洋裁店の建物から、街並み、道具、登場人物の衣裳と
凝りに凝ってるのが分かります。
たぶん原作の世界観をできる限り崩さないように、緻密に選んでいるんじゃないでしょうか。
パンパン進む映画と違い、間の長い余韻をもたせる映像になってるので、
かなり眠くはなりましたが、雰囲気は十分楽しめます。
脇を固める俳優陣も達者な人を揃えているので、ひとつひとつが素敵に見えます。
難を言えば夜会のシーンかな。
あそこはマンガの方がずっと素敵だったんでは…。
実写でやるとどうしても無理が見える。
まあ、おとぎ話だと思えばいいんでしょうがw
(祖母の葬儀のお見送りシーンはなかなか良かったんですけど)