beatitude

好きなことだらけさ…

『アクトレス~女たちの舞台~』

2015年10月29日 | 映画 洋画

スター街道を歩んできた女優マリア(ジュリエット・ビノシュ)は、
マネージャーのヴァレンティーヌ(クリステン・スチュワート)と
二人三脚で日々仕事に取り組んでいた。
彼女が日の目を見るきっかけとなった作品がリメイクされることになり、
彼女のもとに出演話が入ってくる。
しかしオファーされたのはかつて演じた若き美女シグリッド役ではなく、
シグリットに翻弄される中年の上司ヘレナ役。
主演はハリウッド映画で活躍する新進の女優
ジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)に決まっていた……。
(Movie Walkerより)

本当は『ヒットラー暗殺、13分の誤算』観ようかと家を出たんですが、
またしても時間に間に合わないってんで、日比谷に行くのをやめて有楽町へ。
(もっと余裕もって動けばいいのに、いつもこれだww)

前回の『アデライン、100年目の恋』は
永遠の若さゆえの寂寥感が感じられるファンタジーでしたが、
今回はその若さにまだまだ執着のある女優が主人公。
セリフが多いのに、時々睡魔に襲われて結構つらかったww

 ジュリエット・ビノシュ自身の話のようなストーリーですが、
マリアに対するのはジョアンではなく、マネージャーのヴァレンティーヌの方か。
常にマリアの支えとなり闊達かつ機敏に動く若い彼女あっての
大女優マリア。
劇中劇の「マローヤのへび」でのやりとりも
画面上ではセリフの練習をしているマリアとヴァレンティーヌ。

女性の若さへの渇望や自我への執着を体現して見せるビノシュと
その年配女性を的確な助言をしつつ、なだめ、おだて持ち上げる
クリステン・スチュワートが見ものだった。