kurogenkokuです。
963冊目は・・・。
<iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&t=kurogenkoku-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4495386115&linkId=f3162a1a5dcebe5dc7c93e6645ff3a2f&bc1=ffffff<1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr"></iframe>
賢い企業は拡大主義より永続主義
碓氷 悟史 著 大友 純 著 同文館出版
秩父ビジネススクールでも講義をお願いしている大友先生がマーケティング部分を執筆されているということで、楽しく拝読させていただきました。いわゆる長い年月にわたって繁栄している企業の特性を、マーケティング面や財務面から考察している著書なのですが、示唆に富んでいて面白いです。
いまいろいろな要職を務めていますが、「売上拡大」を成果指標にしている機関が多く、若干の違和感を感じています。個別企業の競争戦略の中では十分あり得ると思う一方で、マクロ的に見ればすべての企業が売上拡大を実現するのは現実的でないからです。
そんな感じで本書を読み込むとすんなり入ってきます。
財務面でROEを否定しているのも面白いですね。
【目次】
第1部 企業長寿とマーケティング活動の秘訣
第1章 マーケティングとは何か
第2章 企業のマーケティングの枠組みとその実際
第3章 企業の規模拡大志向とその問題点
第4章 産出量の拡大と費用の関係に見る拡大主義の限界性
第5章 不拡大永続主義の論理とその方法
第2部 老舗・長寿企業の財務・会計戦略
第6章 理想の決算書とは何か
第7章 拡大主義の会社の決算書
第8章 老舗・長寿企業の規模
第9章 ケースで見る老舗・長寿企業の財務・会計戦略
第10章 財務・会計戦略とグローバル化の意味
最新の画像もっと見る
最近の「読書部」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事