機構の温かい対応に感謝です。
どうもkurogenkokuです。
昨日は(株)地域経済活性化支援機構にいってきました。結論から言いますと、今後の業務協力の話です。
同機構とのつながりはここから始まりました。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/4723.html
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/4724.html
クラウドファンディングのセミナーがきっかけでいろいろとご指導いただくことになった慶応大学大学院の保井先生。同機構の常務取締役も務めています。講師控室で再生支援の話になり、kurogenkokuが行った事例をお話しすると・・・。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/4161.html
「kuroさん、もしその支援が『現在』行われていたなら、経営者は自己破産しなくてすんだかもしれない」
その一言が強く印象に残りました。
つまりその時は「経営者保証ガイドラインに基づく転廃業支援」の整備がなされていなかったのです。
同機構が行う転廃業支援は経営者保証を外しながら事業を清算することで、再起をかけやすい状況をつくることが狙いです。
経営者保証ガイドラインについては説明しないので、以下を参照してください。
【経営者保証ガイドライン】
http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/keieihosyou/
経営者に能力があるのに「なんらかの事情」で破産状態に追い込まれつつあるケースはよくあります。例えば、業績の悪い家業を継いだが革新できなかった、取引先の責により業績悪化に追い込まれたなどなど。
ここで取り扱う転廃業支援は私的整理です。経営者保証を外す過程において、金融機関による「債務免除」を伴います。
壱から十まですべての経営者に債務免除を行うべきか。
kurogenkoku的には「NO」です。ここで救うべき経営者は「債務免除」を行ってでも再起を応援したほうが、本人のためにも社会のためにもなるような場合だと考えています。
このあたりには我々中小企業支援機関の支援の在り方に絡めて次回以降書きます。
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