静かな心

「正見」とは正しくものの本質を見通すこと。
「正思」とは正しく考えること。
「正語」とは正しく話すこと。
「正業」とは正しく行動すること。
「正命」とは正しい職業につき、正しく生活すること。
「正精進」とは正しい努力をすること。
「正念」とは精神を正しく統一することによって心の内で思いを決めるということ。
「正定」とは禅定のことで、身心が動揺することのない正しい一定の状態に置くこと。

このような８つの正しい道が、釈尊が教えた根本義です。
八正道といっても８つの異なった道ではなく、それらが一つに溶け合った一本の道です。
要するに人の道は中道にあると諭しているようにも思えます。

昨夜は信頼できる仲間とともにほんとうに楽しい時間を過ごせました。
お陰で心に溜まっていたうっ憤が晴れて「静かな心」を取り戻せました。
釈尊の教えは煩悩を持つ人が、常に「静かな心」でいることができるためのものです。

腹のたつとき、苦しいとき、辛いとき…いつも「静かな心」でいられる私に、いつかはなりたいものです。