大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

湧き上がる感覚

2014年08月14日 | 日記
ロビンウィリアムズを偲んで、「グッド・ウィル・ハンティング」のビデオを見た。
「パッチアダムス」も記憶に残る映画だったが、セラピスト役がピタリとはまってアカデミー助演男優賞を取った名作品だ。
ロビンは主人公のウィルに問いかける。
「それで君は何をやりたいの?」
最後の最後にウィルはその答えを自らが出す。

目の前に2分用砂時計を置いている。
オーストリア土産の砂時計で、今はセルフカウンセリング用に使っている。

私の欠点は沈黙に弱いことだ。
誰かから相談を受けた時に、相手が考えている時間の沈黙に耐えきれなくなり、話しかけて邪魔をしてしまう癖がある。
その癖を指摘されたことを思いだしている。
映画で両者の間で一時間の沈黙が流れる場面があった。
沈黙を恐れずじっと待つことで内側から湧き上がる何物かがあることは私も体験済みだ。
しかし私が耐えられる沈黙は、せいぜい2分間である。


若い時アル中などで苦しんだことも糧として名優になったロビンウィリアムズ、その彼がウツに悩んで自殺したという。
真相は分からぬけれど…人の心に住む闇は果てしなく深いと思う。

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