大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

協働力

2015年06月16日 | 労働者福祉
リーダーシップとマネジメントに加えて、組織変革で必要なのが協働力です。
ネットワークで組織を動かそうとすると、一人ひとりを管理するのではなく、人と人との相互作用をどのように組み立てていくか、人と人との関係性をどのように高めていくかがポイントになります。
ミッションやビジョンを共有した人たちが自発的につながり協働力を高めると、意見や利害を調整して、自分たちの力で物事を決めて実行していきます。

それではどうすれば協働力は高まるのでしょうか。
その役割を担うのが「ファシリテーション」です。
ファシリテーションとは一言で言えば、「人と人との相互作用(関係性)を促進する」働きです。
それは人と人との関わりをつくり、人の力を引き出し、個人を超えた相乗効果を生み出していきます。
ファシリテーターは、自分の思い描く道筋に向けて議論を誘導していくのではなく、プロセスを舵取りすることで、チームが自分の力で最適な答えを見つけるのを支援していきます。

県労福協ではチーム員全員が「私の仕事」を宣言しています。
理事長としての私の仕事は「コーディネート」することですから、協働力を引き出す「ファシリテーション・スキル」を身に纏わなければなりませんね。