大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

それぞれの覚悟

2015年06月09日 | 労働者福祉
わたしのバイブルのひとつでもある「連合評価委員会最終報告」。
2003年9月に出されたこの報告書によってわたしの連合静岡時代は始まりました。
初めて読んだとき大きなショックと少なからずの感動を覚えた記憶があります。
そしてこの方向で連合運動は進んでいくだろうと思いました。
報告書の最後にはこう書かれてありましたから当然でしょう。
「この評価委員会による提言を生かすために、連合は具体的な実行プランの策定に取りかからなければならない。
つまり、この提言に基づいた長期計画・中期計画・短期計画を策定して、それを実現する工程表を、連合は作成する必要がある」
なかなかことが進展しないことに業を煮やしたわたしは、連合本部にこの工程表の存在を問い合わせてみました。
問合わせても問い合せても回答は帰ってきません。
ついつい声を荒らげたわたしに、そっとその理由を教えてくれた人がいました。
どこかで改革が滞っていたのです。

足りなかったのは何か?それはほんのちょっとの覚悟と実践です。
2009年11月に「労福協の理念と2020年ビジョン」が出されました。
轍を踏まないように覚悟を持って臨まなければなりません。