§河口湖まで
今回は初の挑戦で「富士山フリー乗車券」を使って、ジラに行くことにした。
「富士山フリー乗車券」は吉祥寺~国分寺からだと4110円で、富士山五合目行きのバスやレトロバスが乗り放題で、2日間有効な切符た。
ただし、当日購入することはできず、金曜のうちに購入した。
自宅を出たのが朝5:30で、デイパックを担いで徒歩で三鷹に向かう。
天気が不安定で、夕立の様な雨が降ってくる。もちろん折りたたみ傘があるので大丈夫だが、先が思いやられる。
三鷹発6:11の下り普通電車で立川まで向かったが、朝帰りの乗客とハイキングの乗客で9割方席が埋まっている。
立川駅で15分待たされて大月行きに出発。通学の学生達も混じってほぼ満席。
立川駅でボックス向かいに座っていたハイキング姿のオジサンがいきなりコンビニ弁当を食べ始めて、その臭いが周り中に拡がる。
相模湖、上野原とどんどんと自然の多い場所へと移動して行く。
キレイな駅もあれば、ボロボロの駅もある。この違いは、各停の電車でしか分からない。
特に高速道路だと、ICからICまでほとんど生活感のない空間を移動しているだけなので、逆に田舎に戻ったような新鮮な感覚だ。
約1時間で大月駅に到着して、富士急行に乗り換える。
運転席が見える一番前の車両に座ったが、既に運転席の後ろには2名ほどの撮り鉄マニア?が陣取っている。
知らなかったのだが、富士急行線は単線だった。それが撮り鉄マニア達の興味をそそるところかもしれない。
9割方の混雑で定刻通り出発。
途中、大学があったりして少々の人の出入りがあるものの、だいたい富士山駅で1/3、富士急ハイランドで1/3、河口湖駅1/3の割合で乗客が降りる。
富士山五合目行きのバスが富士山駅から乗るつもりだったが、河口湖駅からのほうが早いとの車内アナウンスに従って終点の河口湖で降りる。8:45。
富士山フリー切符(往復)
三鷹駅までの歩きは雨
大月駅で富士急行に乗り換える
1車線しかない
温泉マークかと思った
あと一駅で河口湖だ
結構な人が降りてくる
富士山は低い雲で見えない
§五合目行きのバス
五合目行きのバスの出発は9:20。バス停に人影は無く、一番乗り。
係員の人に、ホームページには富士山駅から9:10発のバスが載っていることを指摘して修正してもらうようにお願いする。
近くのコンビニの場所を聞くと、Jマートに向かう手前にあるセブンイレブンを教えられた。
もう少し近くにあったコンビニは潰れたそうだ。
バックはそのままに、カメラと財布だけ持って、お昼のおにぎりを買いにコンビニを往復する。
15分くらいでバス停に戻って来たらすでに20名くらい列んでいる。
結構外人もいる。
私のデイパックの横にストックの刺さっている小さい目の青いデイパックだけが置かれていた。
どこかで見かけたデイパックだが、その持ち主がいない。
出発あと5分と言う時にその持ち主が現れた。
そう、あの立川駅を過ぎて直ぐに弁当を食べていたあのオジサンだった。
やっとバスが来た。富士山フリー乗車券を見せて、左側の一番前の席に座る。
なんと2番目のオジサンも富士山フリー乗車券を見せて右側の一番前の席に座った。
なんやかんやで座席は満席になり、それどころか、ギュウギュウでは無いにしろ、立ち客が私の横あたりまで来ている状態だ。
定刻を3分ほど過ぎて重いバスは五合目を目指して出発。
信号をまわれば、真っ直ぐにスバルラインにつながる。
先ほど、係員に主点までは1時間以上掛かるのか聞いてみたところ、7/10からマイカー規制が始まっているから、渋滞がなく1時間は掛からないとのことだった。
確かに道は空いていた。通れるのは観光バスと北麓駐車場からのシャトルバスとタクシーくらい。
それと、前を行くのは自転車。ずっと上りで休める所がないからとても辛いだろう。
20台以上の人が頑張って昇っている。何時間くらいかかるのだろうか。
五合目の終点までは行かず、御庭でバスを降りる。降りたのは私一人だった。
3名の外人もこの格好で五合目に向かう
マイカー規制で車は少ない
ずーっと上りは大変だ
§奥庭から
バス停から少し石畳を下ると、奥庭と呼ばれる場所がある。
あまりに景色がいいので天狗が遊んだ庭という由来から天狗の庭(奥庭)と言われているらしい。
入り口に天狗岩が神社と成って奉られている。
1周20分くらいの散策路になっている。
風が無いので、半袖でも寒く無く気持ちが良い。
天気は曇りで、展望台からの眺めは雲で覆われている。
後ろの富士山はと言うと、これも半分が霧に隠れていて、風が無いためか、しばらく待っていてもなかなか霧が移動しない。
コメツガ・シラビソ等の背の低い植物が、風に飛ばされないように根を踏ん張って生えているところがたくさんあり、シャッターを押す。
奥庭のダケカンバの林
天狗岩にお参りする
奇妙な形の木々がたくさん
展望台まではもうすぐだ
雲で河口湖方面はよく見えない
富士山も雲で切れ切れ
雲が切れるのを待ったが逆に曇ってきた
§御庭から御中道
一旦バス停まで戻ると、これからハイキングしようとしている30名くらいの団体が、準備体操をしていた。
何処に向かおうとしているのだろうか。これから行く御庭がそれほど大変な場所は思われない。
スバルラインを横切って、山頂側に歩いて行くと、御庭・御中道の看板がある。
登山道には、40cm四方の石が2列になって埋め込まれており比較的歩き易い。
しばらくは林の中を登って行くが、林が無くなると急に太陽が降り注いできた。
慌てて帽子とサンブラスを装着する。しかし直ぐに霧が掛かって暗くなる。また晴れるの繰り返し。
20分くらい登った所に廃墟があった。よく見るとトイレのようだ。
今年の大雪でつぶれたのだろうか。もっと古いようにも見えるが。
後は上りは無く、山頂を右に(時々霧が晴れて顔を出す)富士山を見ながら、東(山中湖)の方向に進む。
時折見える富士山の山頂は手を伸ばせば届きそうな場所にある。
所々山には雪が残っている。
徐々に晴れてきたので写真を撮る。しかし、ここから撮った写真を見ても富士山とは分からないだろう。
ここまで近くに来ると、富士山の形をしておらず、赤茶けた山のようにしか見えない。
しばらく歩いて行くとコンクリートブロックで作られた巨大な要塞のようなものが点々と現れた。
落石防止、あるいは雪崩防止用の壁なのだろう。こんな場所にどうやって作ったのだろう。
やっとハイカーとすれ違った。この時間で初めて出会うというのは、あまり人気の無いコースなのだろうか。
いやいや、その後は次々と5組くらいのハイカーに出会う。
またカラマツ林に入る。カラマツ独特の香りがして清々しい。
急に高校生の団体が自然観察員の人の説明を受けている所になった。
五合目駐車場からの入り口はもうすぐそこだった。
御中道の掲示板
最初は原始林の中の石畳?を歩く
ここにも奇妙な木々が生えている
廃墟となった建物2つ
だんだんと霧が晴れてきた
山頂は目の前。このまま歩いて行けばたどり着けそう
所々にカラ松林
赤と黒の火山岩
防岸堤?はまるで要塞だ
雪が解けずに残っていた
雪崩の跡と思われる
再び涼しい林の中へ
下界の見晴らしはイマイチ
毛細血管のような白樺の木?
§五合目駐車場
予想した通り多くの人である。
団体毎に円陣を組んで話し合い中である。
皆、カラフルな山衣装に身を包んでいる。何処まで行くのだろうか。
全員が山頂を目指す訳では無いと思うが、そうだとしたら山頂は大混雑だろう。
木花咲耶姫の姉を祭っている富士山小御嶽神社にお参りする。
ここは思ったほどの人では無い。
駐車場の岩の上に座って、残ったおにぎりを食べて、五合目の薄い?空気を存分に吸い込んでゆっくりとした後、河口湖行きのバスに乗って下山する。
思っていた以上に人が多い
カラフルな山衣装。どちらまで?
神社にお参り
マイカー規制のため、車はいない
§河口湖から風穴へ
河口湖駅に戻ってから、おばあちゃんのコロッケ屋に夕ご飯のおかずを求めて立ち寄る。
駅から歩いて6,7分で到着。
珍しくお父さんは居なくて、おばあちゃんだけが切り盛り(揚げ盛り?)していた。
河口湖駅から14:35発の西湖周遊のレトロバスに乗る。
座席数は20席くらいだろうか。ここでも空いていたので一番前の席に座る。
出発時には今回も立ち乗りの人が5人くらい。通路が狭いのでそれほど多くは乗せられない。
しかも乗客の8割くらいが外人の観光客なので、運転手は全員に(英語で)行き先を確認してから、乗り間違いの無いように乗車させている。
これもあって出発は5分以上遅れた。
レトロバスはクッションが薄いので座り心地が悪く、直ぐにお尻が痛くなってくる。
途中、ハーブ館や宝石館など立ち寄ってお客を乗せる。
運転手は必ずこのバスは駅には行きませんよと英語で説明する。
乗ってくる人はなぜか、ハガキ大の乗車フリークーポンを持っているのが不思議だった。
八木崎公園では殆どすし詰め状態。
レトロバスの問題はクッション性だけでは無く、通路が狭いため、後ろで降りる人がいると、通路に立っている人全員が一旦車外に降りなければならないこと。
運転手は、また乗車券の確認と行き先案内を英語で行うため、バス停での停車に時間が掛かる。
ほとんど満車の状態で走っているので、バス停では新たに乗客を乗せる事ができない。
根場民宿で6名の乗車希望者があったが乗ることができず、次のバス(1時間後?)まで待って欲しいと説明してしていた。
1時間後とは知らず了解したのだろう。
しかし、今日は特別なのだろうか。乗っている外人は、富岳風穴に皆行きたがるようで、誰も降りない。
結局、風穴に到着したのが15:45で予定よりも20分遅くなった。
多くの外国人が降りたが、これから皆、風穴に入ってから、河口湖まで戻れるのだろうか。
ここから歩いてジラに向かう。
国道を歩くルートと樹海を歩くルートがあるが、天気が良いので少しは涼しいであろう樹海ルートを選ぶ。
これまで歩き慣れた樹海の道。もっと涼しいかと思ったが、少しも涼しくない。
じっとりと汗が滲んできて、氷穴に到着。さらに30分歩いてやっとジラハウスに到着。
大釜の油で揚げてもらっている
これが西湖周遊レトロバス
ここでも一番前に陣取る
八木崎公園からも大勢乗車する
野鳥の森で、一旦下ろされた観光客が写真を撮っている
風穴に着いて、樹海の中を歩く
氷穴も観光客に人気のポイント
ぼんやりと富士山が見える
もう少しで家だ
§ジラに到着
車が無いといきやりの湯にも行けない。
冬とは違うので、滅多に使わない風呂のシャワーで汗を流す。
4月に(自分で)シャワー水栓を交換したお陰で、随分シャワーが使いやすくなったのが嬉しい。
シャワーの後は、ベランダでアジフライとハムカツを肴にビールを頂く。
中身の濃い一日だったことの充実感で胃も、気持ちも満たされて行く。
バラは一部葉が黄色いが若芽(シュート)も伸びてきている
ちょっと草が多すぎか
おばあちゃんの天ぷら。ハムカツよりもアジフライの方が美味しい
木々に夕日が差し込んできた
☆ランキングは今何位だろうか?
↓ ↓
今回は初の挑戦で「富士山フリー乗車券」を使って、ジラに行くことにした。
「富士山フリー乗車券」は吉祥寺~国分寺からだと4110円で、富士山五合目行きのバスやレトロバスが乗り放題で、2日間有効な切符た。
ただし、当日購入することはできず、金曜のうちに購入した。
自宅を出たのが朝5:30で、デイパックを担いで徒歩で三鷹に向かう。
天気が不安定で、夕立の様な雨が降ってくる。もちろん折りたたみ傘があるので大丈夫だが、先が思いやられる。
三鷹発6:11の下り普通電車で立川まで向かったが、朝帰りの乗客とハイキングの乗客で9割方席が埋まっている。
立川駅で15分待たされて大月行きに出発。通学の学生達も混じってほぼ満席。
立川駅でボックス向かいに座っていたハイキング姿のオジサンがいきなりコンビニ弁当を食べ始めて、その臭いが周り中に拡がる。
相模湖、上野原とどんどんと自然の多い場所へと移動して行く。
キレイな駅もあれば、ボロボロの駅もある。この違いは、各停の電車でしか分からない。
特に高速道路だと、ICからICまでほとんど生活感のない空間を移動しているだけなので、逆に田舎に戻ったような新鮮な感覚だ。
約1時間で大月駅に到着して、富士急行に乗り換える。
運転席が見える一番前の車両に座ったが、既に運転席の後ろには2名ほどの撮り鉄マニア?が陣取っている。
知らなかったのだが、富士急行線は単線だった。それが撮り鉄マニア達の興味をそそるところかもしれない。
9割方の混雑で定刻通り出発。
途中、大学があったりして少々の人の出入りがあるものの、だいたい富士山駅で1/3、富士急ハイランドで1/3、河口湖駅1/3の割合で乗客が降りる。
富士山五合目行きのバスが富士山駅から乗るつもりだったが、河口湖駅からのほうが早いとの車内アナウンスに従って終点の河口湖で降りる。8:45。
富士山フリー切符(往復)
三鷹駅までの歩きは雨
大月駅で富士急行に乗り換える
1車線しかない
温泉マークかと思った
あと一駅で河口湖だ
結構な人が降りてくる
富士山は低い雲で見えない
§五合目行きのバス
五合目行きのバスの出発は9:20。バス停に人影は無く、一番乗り。
係員の人に、ホームページには富士山駅から9:10発のバスが載っていることを指摘して修正してもらうようにお願いする。
近くのコンビニの場所を聞くと、Jマートに向かう手前にあるセブンイレブンを教えられた。
もう少し近くにあったコンビニは潰れたそうだ。
バックはそのままに、カメラと財布だけ持って、お昼のおにぎりを買いにコンビニを往復する。
15分くらいでバス停に戻って来たらすでに20名くらい列んでいる。
結構外人もいる。
私のデイパックの横にストックの刺さっている小さい目の青いデイパックだけが置かれていた。
どこかで見かけたデイパックだが、その持ち主がいない。
出発あと5分と言う時にその持ち主が現れた。
そう、あの立川駅を過ぎて直ぐに弁当を食べていたあのオジサンだった。
やっとバスが来た。富士山フリー乗車券を見せて、左側の一番前の席に座る。
なんと2番目のオジサンも富士山フリー乗車券を見せて右側の一番前の席に座った。
なんやかんやで座席は満席になり、それどころか、ギュウギュウでは無いにしろ、立ち客が私の横あたりまで来ている状態だ。
定刻を3分ほど過ぎて重いバスは五合目を目指して出発。
信号をまわれば、真っ直ぐにスバルラインにつながる。
先ほど、係員に主点までは1時間以上掛かるのか聞いてみたところ、7/10からマイカー規制が始まっているから、渋滞がなく1時間は掛からないとのことだった。
確かに道は空いていた。通れるのは観光バスと北麓駐車場からのシャトルバスとタクシーくらい。
それと、前を行くのは自転車。ずっと上りで休める所がないからとても辛いだろう。
20台以上の人が頑張って昇っている。何時間くらいかかるのだろうか。
五合目の終点までは行かず、御庭でバスを降りる。降りたのは私一人だった。
3名の外人もこの格好で五合目に向かう
マイカー規制で車は少ない
ずーっと上りは大変だ
§奥庭から
バス停から少し石畳を下ると、奥庭と呼ばれる場所がある。
あまりに景色がいいので天狗が遊んだ庭という由来から天狗の庭(奥庭)と言われているらしい。
入り口に天狗岩が神社と成って奉られている。
1周20分くらいの散策路になっている。
風が無いので、半袖でも寒く無く気持ちが良い。
天気は曇りで、展望台からの眺めは雲で覆われている。
後ろの富士山はと言うと、これも半分が霧に隠れていて、風が無いためか、しばらく待っていてもなかなか霧が移動しない。
コメツガ・シラビソ等の背の低い植物が、風に飛ばされないように根を踏ん張って生えているところがたくさんあり、シャッターを押す。
奥庭のダケカンバの林
天狗岩にお参りする
奇妙な形の木々がたくさん
展望台まではもうすぐだ
雲で河口湖方面はよく見えない
富士山も雲で切れ切れ
雲が切れるのを待ったが逆に曇ってきた
§御庭から御中道
一旦バス停まで戻ると、これからハイキングしようとしている30名くらいの団体が、準備体操をしていた。
何処に向かおうとしているのだろうか。これから行く御庭がそれほど大変な場所は思われない。
スバルラインを横切って、山頂側に歩いて行くと、御庭・御中道の看板がある。
登山道には、40cm四方の石が2列になって埋め込まれており比較的歩き易い。
しばらくは林の中を登って行くが、林が無くなると急に太陽が降り注いできた。
慌てて帽子とサンブラスを装着する。しかし直ぐに霧が掛かって暗くなる。また晴れるの繰り返し。
20分くらい登った所に廃墟があった。よく見るとトイレのようだ。
今年の大雪でつぶれたのだろうか。もっと古いようにも見えるが。
後は上りは無く、山頂を右に(時々霧が晴れて顔を出す)富士山を見ながら、東(山中湖)の方向に進む。
時折見える富士山の山頂は手を伸ばせば届きそうな場所にある。
所々山には雪が残っている。
徐々に晴れてきたので写真を撮る。しかし、ここから撮った写真を見ても富士山とは分からないだろう。
ここまで近くに来ると、富士山の形をしておらず、赤茶けた山のようにしか見えない。
しばらく歩いて行くとコンクリートブロックで作られた巨大な要塞のようなものが点々と現れた。
落石防止、あるいは雪崩防止用の壁なのだろう。こんな場所にどうやって作ったのだろう。
やっとハイカーとすれ違った。この時間で初めて出会うというのは、あまり人気の無いコースなのだろうか。
いやいや、その後は次々と5組くらいのハイカーに出会う。
またカラマツ林に入る。カラマツ独特の香りがして清々しい。
急に高校生の団体が自然観察員の人の説明を受けている所になった。
五合目駐車場からの入り口はもうすぐそこだった。
御中道の掲示板
最初は原始林の中の石畳?を歩く
ここにも奇妙な木々が生えている
廃墟となった建物2つ
だんだんと霧が晴れてきた
山頂は目の前。このまま歩いて行けばたどり着けそう
所々にカラ松林
赤と黒の火山岩
防岸堤?はまるで要塞だ
雪が解けずに残っていた
雪崩の跡と思われる
再び涼しい林の中へ
下界の見晴らしはイマイチ
毛細血管のような白樺の木?
§五合目駐車場
予想した通り多くの人である。
団体毎に円陣を組んで話し合い中である。
皆、カラフルな山衣装に身を包んでいる。何処まで行くのだろうか。
全員が山頂を目指す訳では無いと思うが、そうだとしたら山頂は大混雑だろう。
木花咲耶姫の姉を祭っている富士山小御嶽神社にお参りする。
ここは思ったほどの人では無い。
駐車場の岩の上に座って、残ったおにぎりを食べて、五合目の薄い?空気を存分に吸い込んでゆっくりとした後、河口湖行きのバスに乗って下山する。
思っていた以上に人が多い
カラフルな山衣装。どちらまで?
神社にお参り
マイカー規制のため、車はいない
§河口湖から風穴へ
河口湖駅に戻ってから、おばあちゃんのコロッケ屋に夕ご飯のおかずを求めて立ち寄る。
駅から歩いて6,7分で到着。
珍しくお父さんは居なくて、おばあちゃんだけが切り盛り(揚げ盛り?)していた。
河口湖駅から14:35発の西湖周遊のレトロバスに乗る。
座席数は20席くらいだろうか。ここでも空いていたので一番前の席に座る。
出発時には今回も立ち乗りの人が5人くらい。通路が狭いのでそれほど多くは乗せられない。
しかも乗客の8割くらいが外人の観光客なので、運転手は全員に(英語で)行き先を確認してから、乗り間違いの無いように乗車させている。
これもあって出発は5分以上遅れた。
レトロバスはクッションが薄いので座り心地が悪く、直ぐにお尻が痛くなってくる。
途中、ハーブ館や宝石館など立ち寄ってお客を乗せる。
運転手は必ずこのバスは駅には行きませんよと英語で説明する。
乗ってくる人はなぜか、ハガキ大の乗車フリークーポンを持っているのが不思議だった。
八木崎公園では殆どすし詰め状態。
レトロバスの問題はクッション性だけでは無く、通路が狭いため、後ろで降りる人がいると、通路に立っている人全員が一旦車外に降りなければならないこと。
運転手は、また乗車券の確認と行き先案内を英語で行うため、バス停での停車に時間が掛かる。
ほとんど満車の状態で走っているので、バス停では新たに乗客を乗せる事ができない。
根場民宿で6名の乗車希望者があったが乗ることができず、次のバス(1時間後?)まで待って欲しいと説明してしていた。
1時間後とは知らず了解したのだろう。
しかし、今日は特別なのだろうか。乗っている外人は、富岳風穴に皆行きたがるようで、誰も降りない。
結局、風穴に到着したのが15:45で予定よりも20分遅くなった。
多くの外国人が降りたが、これから皆、風穴に入ってから、河口湖まで戻れるのだろうか。
ここから歩いてジラに向かう。
国道を歩くルートと樹海を歩くルートがあるが、天気が良いので少しは涼しいであろう樹海ルートを選ぶ。
これまで歩き慣れた樹海の道。もっと涼しいかと思ったが、少しも涼しくない。
じっとりと汗が滲んできて、氷穴に到着。さらに30分歩いてやっとジラハウスに到着。
大釜の油で揚げてもらっている
これが西湖周遊レトロバス
ここでも一番前に陣取る
八木崎公園からも大勢乗車する
野鳥の森で、一旦下ろされた観光客が写真を撮っている
風穴に着いて、樹海の中を歩く
氷穴も観光客に人気のポイント
ぼんやりと富士山が見える
もう少しで家だ
§ジラに到着
車が無いといきやりの湯にも行けない。
冬とは違うので、滅多に使わない風呂のシャワーで汗を流す。
4月に(自分で)シャワー水栓を交換したお陰で、随分シャワーが使いやすくなったのが嬉しい。
シャワーの後は、ベランダでアジフライとハムカツを肴にビールを頂く。
中身の濃い一日だったことの充実感で胃も、気持ちも満たされて行く。
バラは一部葉が黄色いが若芽(シュート)も伸びてきている
ちょっと草が多すぎか
おばあちゃんの天ぷら。ハムカツよりもアジフライの方が美味しい
木々に夕日が差し込んできた
☆ランキングは今何位だろうか?
↓ ↓