ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

待望の雪の三ツ峠(1/31)

2015-01-31 | 山歩き
§雪の三ツ峠へ

雪景色の三ツ峠からの富士山をいつかは写真に収めたいとたいとずっと前から思っていた。
昨日降った雪のお陰で今朝がそのチャンスだと考えた。
朝4時半に起きて朝食を取り準備を整える。ヘッドライトや簡易アイゼンも必要である。そしてホッカイロも。
5時にジラを出発。国道139号は一部凍結している所がある。
御坂道も一部凍結しているが道路地肌が見えているのでそれほど心配は無い。

御坂道から天下茶屋方面への旧道に入ると、ヘッドライトに写されるのはちゃんと除雪はされているものの所々アイスバーン状態になる。しかもつづら折りのカーブである。
慎重にカーブを曲がるが、上りだから良いものの、これを下って来るのは相当怖いだろう。

旧御坂道の凍結以上に心配していたのは、三ツ峠へ分岐した細道の積雪である。
分岐点の近くに狭い駐車場があるが、なんとこの時間(5:40)で10台ほど駐車しているではないか。
これはこの先の駐車場が満車なのか、雪道でスタックするのを恐れてだろうか。

ヘッドライトの先は20cmほどの雪の上を走って行った轍が見える。
一瞬どうしようか躊躇ったが、ブレーキは踏まず、そのまま雪道に突っ込む。
少しハンドルは取られるものの、緩やかな雪の上り坂を車は進む。
轍をトレースしてならばなんとか走れるが、対向車が来たなら新たな轍を作ろうとするとでスタックしてしまいそうだ。
幸いにも対向車は来なかった。そしてなんとか上の駐車場に到着。
同じようなことを考えるカメラマンは多いのだろうか、駐車場はほぼ満車状態である。
それでもなんとかスペースを見つけて車を駐める。

社内でスパッツと簡易アイゼン(モンスターグリップ)を装着するが、暗いこともあって少々手間取る。
トイレに行ったり、ヘットランプを付けたりと、結局出発は6時近くになってしまった。
※準備中、車は1台も上がって来なかった。

6時ではまだまだ暗い。ヘットランプを持って来て正解だった。
三ツ峠までの登山道は殆どが車道を淡々と上って行く。
通常だと割と登りやすい道だが、今回は約20cmの新雪が積もっている。
新雪の下はアイスバーンのようだ。なので簡易アイゼンだけでは結構滑る。
滑ることでなかなかピッチが上がらない。これほど雪道登山は体力が必要だと思っていなかった。
すぐに息が上がる。体も温かくなり、途中でネックウォーマーを外す。

途中、テーブルと椅子のある休憩場所があるが、いつもならば20分程で到着するが今朝は30分以上掛かっている。
まずい。これでは、日の出の時刻(6:45頃?)には間に合わない。
休み無しで、少しピッチを上げながら滑る山道を登って行く。

結局、山小屋(三ツ峠山荘)の前の撮影ポイントに到着したのはかなり日が昇ってきた6:57だった。
既に撮影ポイントには5,6名のカメラマンが立派な三脚を立てて、カメラのシャッター音を響かせていた。
早速、カメラを取り出す。最近は、自由が利きにくい三脚はほとんど持ち歩いていないので、直ぐに撮影は入る。

撮影ポイントの展望台の下の段にも、数名が三脚を立てて撮影を行っている。
全景を入れようとすると、ちょっと邪魔なのだが、フレームを少しずらすしかない。
しばらくして私も下の段に移動して、ちょっとだけ割り込んで写真を撮らせて貰った。
折りたたみ椅子まで置いてあり、夜明け前から富士山を撮影していたのだろうか。

三ツ峠山荘を後にして、四季楽園の方に向かう。
途中、八ヶ岳方面が見渡せる山頂方位盤のある広場は50cmほどの雪があり、強風で雪が舞って、前の人が歩いた跡を直ぐに消してしまう。
対向から歩いて来た夫婦はこの雪の中を歩くためにかんじきを履いていた。

四季楽園を過ぎて少し登ると、岩がせり出した空間があるが、今朝はここに4,5名のカメラマンが熱心に富士山を撮影していた。
この場所は非常に狭いので、割り込んで写真を撮ることは止めた。

地吹雪が足跡を消したのか、ここから先は歩いた跡が無い。
雪も結構深いし、北風が強いので、ちゃんとしたアイゼンを履いていない私でも登って良いか不安になって来た。
でも、ここまで歩いて来て山頂に登らないのも中途半端なので、行けるところまで頑張って行こうと思い、深い雪に足を取られながら上り始める。


ルートマップ 上り下り


駐車場のトイレ。またまだ真っ暗の中


三ツ峠山荘前の展望台から。結構日が昇ってしまった


手前の雪の被った木々を入れて一枚


右の木も雪まみれ


だんだんと明るくなって来た


山頂は相当の強風のようだ


PLフィルターを装着してみた


絵はがきのようだ


雪の冷たさが浸みてくる



山頂近くになると、猛烈な風が吹いている。逆にこの風のお陰で積雪は少ない。
みな風に飛ばされてしまっている。とは言え、岩場の影には雪が多い。
ストックもまともに刺さらない状態だったが、山頂近くに設置されているチェーンの手摺りに助けられた。
この手摺りを頼ってなんとか頂上に到着した。

数枚写真を撮る。ついでにスマホでも写真をとり、FaceBookに写真をアップしようとする。
相変わらず山頂は20m以上の強風と言うよりは地吹雪が吹き荒れている。
山頂方位盤の風下にうずくまって、(スマホ対応の手袋では無いので)素手でスマホを操作するが、
直ぐに手が悴んで来て、まともに字が打てなくなるので、簡単なメッセージに留めるしかない。

せっかくビデオも持っているので、ビデオでも撮影する。短いコメントは加えたが、多分風切り音しか録音されていないだろう。
下からは誰も登って来ない。とは言えこの地吹雪の中に長居はできない。
約15分程で、山頂を離れる。下山中、吹雪がまともに顔に当たって痛い。
でも、30mくらい下ると、もう風は無くなっていた。頂上付近だけの強風だったようだ。
上りはあんなに大変だった雪も、下りは全く苦にならない。適度なクッション材になるのと、気持ちの良い範囲で滑ってくれるからだ。

あっと言う間に四季楽園まで来る。
陽が昇って来て、白い雪の原が眩しい。
この時間でもクッキリと富士山が見えるのは嬉しい。
再び三ツ峠山荘の前と、いつもの突き出た岩場でも撮影し、下山する。

三ツ峠に向かうハイカー4,5組とすれ違う。皆この雪に四苦八苦のようだ。
駐車場に到着すると、2台ほど車が上がってきた。2台とも二駆のセダンタイプだった。
ちょうど写真を撮り終えた人の車との入替え時間なのか、なんとか駐車できたようだ。

冷たくなったローソンのコーヒーを飲んでから駐車場を出発。
心配していた雪道での対向車とのすれ違いだが、1台だけで、相手が四駆だったので大きく避けてくれたので事なきを得た感じである。

クネクネでツルツルの御坂旧道は、エンジンブレーキを多用してゆっくりと走り、事故なく河口湖湖畔まで下りてくることができた。


三ツ峠山頂から


いつの間にか富士山頂から噴煙のようなものが出ている


南アルプス方面、


そうは見えないが、相当な強風が吹いている


山頂の石碑と富士山


樹氷の様に凍り付いている



少し下った所から


広場付近からの富士山


広場からもう一枚


三ツ峠山荘からもう一枚


少しコースを外れた所から一枚


白い木々がアクセントになっている


岩場から一枚


もう一枚



ペットボトルが凍った



下り始めると猛地吹雪


これから山頂を目指す老夫婦


下りはとても楽


旧御坂道は殆どがアイスバーン



§河口湖雪祭り

河口湖雪祭り(ちょっと期待はずれ)を見て、湖畔を散策する。
湖畔の散策路にも20cmの雪が積もっており、スパッツを履いていなかったので、雪の上の足跡を選んでソロソロと歩く。
ここでも強風が吹き荒れている。この雪と強風のためか、私以外に散策している人は居なかった。
(すれ違ったのは雪かきのおじさんだけ)


ルートマップ

ソリ遊び場は時間制で有料


熱で溶けてしまったのか修復中


重機を使ってかまくら作り


河口湖湖畔も雪と強風


一部凍っている所もある


おじさんが頑張って雪かき中


オルゴールの森も雪の中


まるで噴煙を上げているようだ


桟橋にも雪が積もっている



§ジラで

雪かき前のウッドデッキ


今回も燻製作りに挑戦。真ん中はタンのブロック


夕方の活き活き広場から


ストーブでするめを焼いてみる。アルミホイルがくるくる回ってダンスを始める




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ジラに着いたら、まずは雪かき(1/30)

2015-01-30 | 別荘生活
今日の午前中は東京でも(車の上には)10cmほど雪が積もった。
半日だけ仕事をして、午後ジラに向かった。
午後には雪があがったが、雪を警戒してか、ICに向かう道路も、中央高速もガラガラに空いていた。
ただし、高速では除雪作業車が前を走っており、10分間ほどノロノロ運転が続いたが。

河口湖ICからの139号もちゃんと除雪されており、ある程度溶けて路面が見えている状態だったので何の問題もなかった。
しかし、別荘地に入るために左折した途端に、圧雪で真っ白な道路に変わった。

別荘地は一応除雪はされているものの、ジラハウス前はかろうじて一車線が確保されている状態だった。
入り口付近は約40cmの雪が積もっている。今が午後4時半で良かった。これが夜10時頃だったら大変だ。

短靴を履いてきたことは失敗だったが、地下倉庫に行けば膝までガードしてくれる長靴がある。
靴の中に雪を入れないように、そっとアプローチを渡って家の中に入る。
二階から登山用のスパッツを持って来て装着。
これからが重労働、雪かき作業の開始だ。車がガレージの中に入るようにガレージの前から雪かきを始める。
雪は先週降った雪と今回降った雪が二層になっており、前者の雪はガチガチに固い。
10年ほど前から使っているアルミの角スコップだが、尖端が凸凹になっており、ガチガチ雪に跳ね返されてしまう。
しかも道の向こうに雪を放り投げる時にも、凹凸が雪に引っかかって、イライラする。
一作年購入した大きめのアルミ角スコを使ってみたが、新雪ならば良いが、面積が大きいので重い雪を放り投げるのは重労働である。
それでもなんとか1時間程度で除雪完了。
事前に部屋と水道管のヒータをONにしておいたお陰で、スムーズに水も通った。

ガレージの水栓の水抜きが出来るように水抜き栓を新設し、水漏れが凍ってとても開きにくい水抜き栓を交換してもらったお陰でもある。

1時間の雪かきはそれなりの重労働である。さっそくいきやりの湯に入って体を休めることにしよう。

ここから鳴沢村


139号を左折したら、そこは雪国


家の前は一車線しか除雪されていない


なんとか雪かき完了




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極寒の朝散歩(1/12)

2015-01-12 | 別荘生活
§朝散歩

気温-5℃。昨日と殆ど変わらない寒さなので、放射冷却されている緑の休暇村辺りは-10℃なのだろう。

朝早く起きてパソコンで写真処理を行っていたので、朝散歩に出かけるのが6時過ぎになってしまった。
久々に道の駅に向かう。
風が少しあるので顔が冷たい。耳当てが無いのでフードを被る。

寒さのせいもあって、道の駅に駐まっている車は多くはない。
半分はキャンピングカーである。エンジンを掛けながらフロントガラスを目張りして駐まっている車もある。
エンジンを掛けていない車はどのようにして暖を取っているのだろうか。
極寒対応の寝袋でも使っているのか。

展望台から自然探索をを抜けて裏に回ってみる。
昨年の大雪で壊されたエアコン室外機の修理はまだ途中のようである。
取り壊して新しい機器を設置するのかと思いきや、そうでは無く、屋根から少し離れた位置にコンクリート土台だけが完成している。
大雪の場合でも屋根の雪に押しつぶされないような場所を選んでいるのだろう。

活き活き広場から畑の横を通ってゴルフ場方面に向かう。

畑の横を過ぎた所で異変に気がついた。畑の向こうの林が無くなっているではないか。
いつ伐採したのだろう。大きな木材は残っておらず枝だけが柵のように回りに置かれている。
また何か施設でも作る計画なのだろうか。

今朝はストーブが点けたまま出てきた。暖かい部屋に戻るとほっとする。

緑の休暇村から、まだまだ暗い


道の駅の売店入り口はもう少しで完成しそうだ


キャンピングカーの中は寒くないのだろうか


いつもの展望台から


車は少し少なめ


壊れた室外機は修理はしないようだ


室外機の無い南側も屋根の修理中?


活き活き広場から、日の出はもうすぐ


いつもの風景では無い


右側にあった林が無くなっている


枝で垣根を作っている


伐採時には水平に切ることはしないはずだが


水たまりはどれも氷が張っている


ようやく朝日が当たってきた



餌用の皿が寒さで割れていた


餌を求めてヤマガラが近づいてきた



§吉田のうどん

今年度初めての吉田のうどんは、くらよしの鍋焼きうどんである。
いつのまにか550円から50円値上がりしていた。
この時期には、たくあんとなるさわ菜漬けが好きなだけ食べられるのはうれしい。
たくあんも自家製なのだろうか、ほんのりとした甘みと、なるさわ菜の軽い塩加減が絶妙な組み合わせである。
グツグツと煮えたぎってきたうどんは慌てて食べるとやけどする。
コシの強いうどんには、ゆっくりと時間を掛けて、少し柔らかくしてから食べるのもなかなか美味しい。

たくあんとなるさわ菜漬をてんこ盛り


写真だとこの熱々さが伝わらないのが残念



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紅葉台散歩と水道管修理(1/11)

2015-01-11 | 山歩き
§紅葉台への朝散歩

室外計では気温-5℃、快晴。
少し明るくなるのを待って、6時過ぎに朝散歩に出かける。
昨日の明神山とパノラマ台の疲れは全く無いので、いつもの紅葉台・三湖台に向かう。

「山旅ロガー」をオンにスマホを操作するのにちょっとだけ手袋を外すだけで手が冷えて痛くなりそうだ。
こんな時は冷えた手を温めるために、暖パンのポケットに手袋毎入れることが効果的であることを発見した。

道路に設置された電光掲示板では-10℃となっている。
耳当てが欲しい所であるが、こんな時はフードを被って対処する。

木曽馬牧場の辺りからやっと明るくなってくる。

登山道は霜柱で土が盛り上がっている。
盛り上がった土の上を歩いても、強く踏み込んでもビクともしないカチカチの土である。
これだけ強靱な力を秘めた氷なのだから、水道管を破裂させるくらい容易いことなのだろう。
サクッと崩れる霜柱の道を歩くのが好きのなのだが、もうそんな季節では無くなったようだ。

まだ日が昇らない内にレストハウスに着いてしまった。
暗い富士山だったので写真は1枚だけにして、三湖台に向かう。

三湖台広場は粘土質の土で足裏にくっつくので嫌いなのだが、今日は凍って固まっているので歩き易い。
ちょうど日の出の時間だ。山中湖と違って、光の乱反射で?富士山が白いベールに包まれてしまうのが残念だ。

展望台まで行って、樹海と西湖の写真を撮る。
近くに何頭ものシカが居るようだ。キーンと言う甲高い声が何度も響いたかと思ったら、雑木林に隠れていたシカ達が一斉に逃げていった。

年末に「山賊ダイヤリー」と言う猟師の生活を描いた漫画をタブレットで読んだばかりなので、増えすぎている富士山麓のシカ駆除のために、狩猟免許を取るのも面白いかなちょっとだけ思った。
まあ一時的な興味に過ぎない。シカの肉はあまり美味しく無いらしいし。

朝日に赤くなる樹海を見ていると、下の方から女性の話し声が聞こえて来た。
西湖民宿方面から登ってきた様で、ハイカーかと思ったら話の内容から近所のおばさん二人のようだ。
展望台近くにある東屋に座って持って来た水筒のお茶を飲んでいる。
しばらく樹海の写真を撮っていたら、話し声がしなくなった。5分ほど休んだだけで下山したようだ。
足腰を鍛えるためだけに登ってきたのだろうか。

お腹も空いてきたので下山することにする。
途中、三脚を担いだカメラマンとすれ違った。三湖台から一番近い駐車スペースに車が駐まっていた。
もう一度レストハウスと紅葉台碑に立ち寄り写真を撮る。

紅葉台からの帰り、139号に出た所に昨年の大雪で潰れたドライブインがあるが、来る時に室内ライトが点いていたので、誰か住んでいるのかと思い①口まで行ってみた。
入り口には、「盗人、廃屋探検人へ」と書かれた張り紙があった。
壊れた家だが居住している。侵入者を追い払うための武器も持っているので、むやみに立ち入らないで欲しい と言った旨の内容が書かれていた。
しかも、日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語でも書かれているという念の入れ様だ。
攻撃されては困るので、即刻立ち去ることにした。

ルートマップ

電光掲示板は-10℃を示している


まだまだ森は暗い


紅葉台碑から1枚


レストハウスから1枚


レストハウスに向かって1枚


ようやく西湖の向こうの山々が明るくなってきた


三湖台広場の粘土質の土も今朝はカチカチ


三湖台広場もまだまだ暗い


やっと日の出だ


展望台の下からやたらとシカの鳴き声が聞こえる


レストハウスが辺りに日が差す


下からオバサン達が上がって来た


樹海にも朝日が拡がる


もう一度レストハウスから


霜柱で盛り上がった土


もう一度紅葉台碑から


今朝の馬は愛想が良い


ホンダの何という車だったっけ


右側の建物の前に張り紙が貼ってある


ミラーも寒さでヒビ模様



§水道管修理

昨日からガレージの水道管破裂のため、水が止まっているため、朝食に使ったコップや皿は洗えない、手も洗えない状況が続いているが、一番大変なのはトイレである。仕方なく庭の隅っこで様を足すが、女性ではこうは行かないし、往来する人が多い時期でもこうは行かない。

水漏れの原因は水栓なのか水道管なのか確認するために、水栓を外してみた。
水栓には、ひび割れとか壊れた様子は無い。水漏れ防止の白いテープを巻いて、もとの場所に取り付けて、元栓をひねってみる。
シューッと水漏れが始まる。ちゃんと取り付けたハズなのにおかしい。テープの巻き方が悪かったのかと思いもう一度外してテープを巻いて取り付けてみる。結果は同じで、吹き出す水の量が増えた感じだ。

もう一度水栓を外して、水道管を見たら原因が分かった。縦の水道管から90度曲げて水栓を付ける継ぎ手の部分に亀裂が入っていた。
これはもう自分では直せないと思い、リビングでテレビを見ながら設備屋さんを待つことにした。

ちょうど11時に設備屋のY堀さんが来てくれた。
ヒビが入った継ぎ手のことを"エルボ"と言うらしいが、このエルボの交換と水栓の取り付けは10分程で完了した。

しかし、今回修理しても一日中ヒータをオンにして置かないと、再び亀裂が入ることが確実である。
かと言って一日中ヒータをオンでは、電気代が掛かりすぎる。
Y堀さんに相談したところ、ガレージの水栓から家の中に伸びている水道管の一番底の所に水抜き栓を付けることで対処できることが分かった。
早速、来週にでも工事作業をして貰うようにお願いした。(作業完了まではヒーターはオン状態)

これで何とか水道管のトラブルは一件落着である。(やっとトイレが使える!)

自分で出来るのはここまで


外された"エルボ"


水漏れがガレージの中なので厄介だった


水栓を取り付けている所



§道の駅

買い物のついでに道の駅に立ち寄って、いつもの展望台から写真を撮る。

噴煙を上げているみたいだ


三連休だけあって車も多い


相当風が強いようだ



§燻製

一週間前から塩漬けして熟成して置いて午前中に塩抜きした豚と、今日の午前中ソミュール液に浸けておいた手羽先を使って燻製を作ることにする。
円筒型の燻製機をベランダに置いて、ガスを付けて燻すこと約1時間。
外気温は2℃くらいで、風も強いためか、なかなか燻製機が暖かくならない。
1時間経っても、生焼きの状態で、色も殆ど付いていない。
急遽、円筒型の燻製機は止めて、スノーピークの燻製機を取りだしてきて、室内のガスコンロで燻すことにした。
わずか30分くらいで肉には火が通り、色も綺麗に付いた。
味は?と言うと、ちょっと切れ端を食べただけだが、今回もあまり美味しく無い。
1日以上寝かせて、味を落ち着かせてからもう一度食べてみよう。美味しいと良いが・・・・

外に置いて風乾燥中


この燻製器を使って見たが失敗


なんとか完成!



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山中湖の明神山と精進湖パノラマ台(1/10)

2015-01-10 | 富士山
今年初めてのジラゴンノである。
極寒の時期は、水通しの関係から、金曜の夜に着くのはなかなか厳しいものがあるため、土曜午前に行くことにした。

朝5時に、東京の自宅を出発する。
年末にENEOSカードが届いたので、東八道路のENEOSで給油しようと思ったが、早朝は相手おらず、いつもの調布IC近くのESSOで給油する。
129円/Lと随分と安くなったものだ。非常に助かる。

今回は朝一番で三ツ峠などの山歩きを考えたが、山用パンツをジラハウスに置いたままだったため止めにする。
今朝も快晴のようなので12月と同じく、朝日に輝く山中湖からの富士山を撮りに河口湖ICを降りて山中湖方面に車を走らせる。


§山中湖湖畔

今回は余裕で日の出の時間に間に合った。長池公園、平野湖畔で写真を撮る。
気温は-6℃と山中湖としては寒い方では無い。平野ワンドも殆ど凍っていない状態である。
ユニクロの暖パンを履いてきたが、全く寒さを感じない優れものである。

風もなく、湖は鏡のようだ


日の出近く、ちょうど月も光っている




平野湖畔から



§パノラマ台から明神山

今回もパノラマ台に車を駐めて、明神山山頂まで歩く。今回はデイパックに飲み物とお菓子とビデオが入っている。
時々富士山を山中湖を振り返りながら写真を撮る。
二度目なので前回よりも短時間で山頂に着けたよな気がする。

ハイカーが1名休憩中だったが、直ぐに三国山方面に出発した。
下からは誰も上がってこない。富士山と山中湖の絶景を独り占めである。

最近、ブルーレイディスク/DVDプレーヤー「SONY BDP-S6200」にUSB経由でHDDを繫いで、素早くビデオを綺麗な画面で再生することができるようになったので、ビデオも撮るようにしようと思った。

帰りは三国峠に向かって下り、車道を歩いて駐車場に戻った。

ルートマップ





明神山までの道


ようやく草原に日が当たってきた


山頂の広場から


南アルプスまで綺麗に眺めることができる


ちょっと戯けてみる


山頂は雲か雪が舞い上がっているのか


ちゃんとした神社の奥の院


三国峠に向かって徐々に下って行く


20cmくらいありそうな霜柱


明神山を振り返ってみる


滅多に車が通らない道路を下って行く


パノラマ台に到着



§浅間神社

今年は娘が受験なので合格祈願と、破魔矢を求めに浅間神社に立ち寄る。
意外と人は多くて、屋台も出ていて賑わっていた。

この写真では、人は少ないが・・・・


立派な破魔矢を購入



§凍て付くジラハウス

11時頃着荘。外気温は0.1℃にも関わらず室内は-1.7℃。室内の方が寒い。
直ぐにストーブと水道のヒータをONにする。
幸いにも、室内の水タンクは凍っていなかったので、飲み水や手洗いには困らない。


しばらくして元栓を開ける。しかしいつもはシューッと水が流れる音がするが、それが無い。
元栓から先が凍っているようだ。
そう言えば夏にこのヒータの線は何だろうと思って元栓に近い水道管のヒータを抜いた覚えがある。
早速そのヒータをONにする。
待つこと30分ほど。シューッと水が来た。やっと台所の水が使える。
しかし洗面台やトイレには水が来ていない。
用を足すには外に出るしかない。


§精進湖のパノラマ台

その内に時間が経てば洗面台の方も水が通るだろうジラを出て精進湖方面に向かう。
パノラマ台に登るためだ。
デイパックの中には、水とお菓子と念のため簡易アイゼンを入れておく。

精進湖も山中湖同様に凍ってはいない。
観光客はいるが夏の賑わいとは大違いである。

ストックを一本持って、丁度2時にパノラマ台入り口から上り始める。
下ってくる人とすれ違う。それでも3人だけだ。
落ち葉に埋もれた細い登山道を上って行く。

途中、雪が溶けて凍っている場所があり、滑らないように慎重に登る。
ストックのゴムを外して金属をむき出しにして突き刺して進む。

次第に体か暖かくなってくる。なぜカーデガンなんて着てきたのだろう。
我慢仕切れずに途中で脱いでデイパックにしまう。これで快適だ。

約50分でパノラマ台に到着。意外と短かった気がする。
2組み4名が先にこの絶景を楽しんでいる。
ビデオを取りだして撮影する。
期待通りの樹海の風景と富士山である。

そして4名が去り、ここでも富士山絶景の独り占めである。
20分くらいはいただろうか。そろそろ寒くなってきた。
下山しようとすると同年代くらいの夫婦がやってきた。
パノラマ台からの景色に感動して声を上げていた。

下りの凍結道はとても危険である。短い距離とは言え、簡易アイゼンを装着する。
これでなんとか安全に降りることができる。

ところが、凍結道を終えてアイゼンを外して、しばらく落ち葉の道路を歩いていると、突然滑って尻持ちをついてしまった。
落ち葉の下が凍っていたのだ。その後も注意しながら下山する。

ルートマップ

精進湖からも綺麗な富士山


休憩地点からも富士山が顔を出す


雪では無い。凍っている


精進湖のパノラマ台からの富士山









手前は氷が砕けたもの



§水道管破裂

いきやりの湯から帰って、ガレージに車を駐めでドアから出るとシューッと水が噴き出している音がする。
音が出る場所を確認するとガレージの中の水道蛇口である。
大量ではないが下に向かって吹き出している。
久々の水道管破裂時間である。

とりあえず元栓を止めて、設備屋のY堀さんに電話する。明日午前に来てくれるとのこと。

夕飯の洗い物と歯磨きの時だけ元栓を開けて、終わったら元栓を閉めた。
約半日は水道の使えない生活を強いられることになった。



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