花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

城里町の御前山観察会に参加

2012年04月29日 | 写真

イチリンソウ(1輪草)、キンポウゲ科イチリンソウ属


イチリンソウ2

茨城県の城里町に有る御前山は、関東の嵐山とも称される
景勝の地でも有るが、伝説と歴史に彩られた山でもある。

そもそも御前山と呼ばれる由来は、女性天皇であった
孝謙天皇が、流罪になった道鏡に逢うために、行在所を
構えたところなので「御前山」と呼ばれるようになった
という伝説が有る。

また行在所を構えた地なので、皇都と呼ばれる地名も
残っている。

28日、筑波山ファンクラブの特別観察会として御前山
観察会が開かれた。
当初、私は別な山に行くつもりだったので、申し込みを
していなかったが、目的の山の花が遅れているとの情報で
急遽参加する事にした。
事務局のNさんに電話したら、座席に余裕があるとのことで
運良く参加できたのだった。

以前から花友のIさんから、御前山にはイチリンソウが咲く
と聞いていたので、それを撮影するチャンスが来た。

つくば市の大穂庁舎に8時半に集合して、マイクロバスで
御前山に向かったのだった。

上の写真は、その時に撮影したイチリンソウ

追加資料
城里町のホームページに御前山の案内が載っている
御前山県立自然公園
ただしこの中の植物名に「セキコク」と有るのがセッコクでは
と思うのだが不明

尚、御前山城などの古城は、次のページを見ると面白い
関東地方の城 御前山城
図はクリックすると拡大する
私が持っている「図説 茨城の城郭」平成18年10月版には
御前山城の説明は84ページに載っている。

茨城県のホームページの県立自然公園の案内で確認したら
植物名は「セッコク」になっていた
県の御前山の案内

御前山の自然観察については、次の本が詳しい
「高校の先生が作った 茨城の自然観察ガイドブック」
(茨城の生物 第4集)
2005年5月第1刷発行1600円