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花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

本白根山に咲くコマクサ

2010年07月23日 | 写真
19日北軽井沢の先輩に誘われて、草津の本白根山に咲くコマクサを見に行った。
その時に撮った写真のいくつかを紹介します。

北軽井沢に行く途中で寄った白糸の滝


北軽井沢のキャベツ畑から「寝釈迦」と呼ばれる浅間連峰の山容・ちょっとメタボかな


先輩Nさんの車で、草津白根山の白根レストハウス前の駐車場に行き、Nさんの案内で逢ノ峰と弓池の間を
本白根ゲレンデリフトを目指して歩いた。本当の話は無料のシャトルバスに乗り遅れて歩いただけだが
その時に見た弓池の湖面と遙かに見える雪山が印象的だった。


スキー用のリフトに乗って、本白根山のコマクサ群生地に案内された。目の前には中央火口の巨大な窪地
流石に連休最終日とあって、火口に延びる登山道は観光客で数珠つなぎ状態で、撮影もままならない。
ようやく撮ったコマクサがこれ。
しかしとうにピークは過ぎて、花が傷んでいる。
雨続きでこれなかった事が残念だ。


火口壁を回り込んで本白根山の展望所に行くと、目の前には浅間山を初めとする山々が見えた。


ここは白いコマクサが咲く所として有名らしく、Nさんが尋ねるとすぐに教えてくれるカメラマンがいた。
だがやっぱり花が傷んでいて、アップでお見せできないのが残念だ。

この時「別な場所にも咲いている。」と教えてくれた中年の女性、撮影を終えて振り返ったら、なっ何と
ロープの中に入って、白いコマクサをまたぐような格好で撮影している。
いくら近くで撮りたいといっても、それはやり過ぎだろう。
しかも大勢の観光客の視線の前で、先輩のNさんに言うと「おまえ何で注意しないんだ。」と言う。

以前、注意したら「おまえに何の資格がある」と逆ネジを食らった話をすると「資格ではなくモラルだよな」
と先輩も嘆いていた。


よく見れば傷んでいるのだが、比較的よさそうなコマクサのアップ
一休みした場所で、お隣のグループのカメラマンと「来るのが遅すぎましたね」と嘆くと、「観光協会に
電話したら、まだまだ見られますよと言われて来たんだよ。」と残念がっている。

先輩のNさんも観光協会に電話して、見頃と言われたのは10日も前だから無理もないのだが
雨続きでみんな来れなかったのだ。


途中に咲いていた「ヒメシャジン」


こちらはまだまだ蕾の多い「ハクサンオミナエシ」、別名コキンレイカ。


これはイモリ池というのか断定出来ないが、本白根山ゲレンデリフトの乗り場近くの池。
廻りの景色が見事に写りこんで、どちらが本当なのか判らないくらいであった。


リフト近くのシャトルバス乗り場付近で見たワタスゲの群生。

帰りにNさんの案内で、大露天風呂へ、日焼けした腕がひりひりするので、初めて日焼けに気付いた。
見ると何故か肘の所だけが赤い ??
Nさんの北軽井沢の別荘に戻り、畳の上で夕食まで3時間も爆睡。
冷房なしでも涼しいから気持ちが良い。
早くもヒグラシが鳴いて、カラマツに夕日が落ちて行く。