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花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

里山づくりで保健保安林の手入れ

2009年12月27日 | ボランティア
12月26日土曜日
今にも降りそうな空模様であったが、天気予報では午後から晴れると言うので
つくば環境フォーラム主催の里山作りに参加して来ました。

集合場所は、つくばエクスプレスの研究学園駅からほど近い下平塚、今日はそこから
歩いて20分くらいの保健保安林の桧林の手入れで、参加者は20数名
最近単位修得の為、大学生達がこういった活動に参加している。
決められた日数を参加すると、授業の単位が修得出来るという。
今日は大学生が8人ほど来ていたが、二人の女子学生は今回が最終日、新たに3人の
男子学生が参加してきた。

最初に森林などの手入れをやっているベテランが、除伐する桧に赤いテープを巻いて
伐採する桧を剪定する。


その間に、大学生たちは越冬している「オオムラサキ」の幼虫を探して観察する事に
4頭の幼虫を観察したという。
どうやら数年前に放蝶した「オオムラサキ」が、この付近の森にも住みついたようである。


これは今年6月下旬に保護飼育ゲージ内で、会員の腕にとまったオオムラサキ

(オオムラサキは、食草となるエノキが無いと住みつく事が出来ないので、エノキの植林も必要)

そのうち「里山こどもワンダーランド作戦」に参加している子供達も来て
オオムラサキの幼虫探しと観察をした後、森の奥で秘密基地を作ったり、落ち葉の
堆肥を作ったりして、元気な声を響かせている。

「切った桧で杭に使えそうな物は、3mに切って下さい」と言うので「3mって
どのくらいかなー」と何気なく聞いたら「3mは、3mぐらいだよ」と一人が
まぜっかえしたので、廻りは大爆笑!!
チェッ やられたぜ。