窓を開けたら、日の出前の光りで、東の空が赤く染まっていた。
廻りの芝畑も霜が一面に降りて、まるで銀世界の様だった。
八郷の霧の風景を撮りに出かける事にした。
車に乗り込もうとした瞬間、ゴーゴーと地鳴りがしたと思ったら
家の中で食器棚がガタガタ揺れる音がした。
「地震だな」と思ったが、危険を感じるような揺れではなかった。
後でお隣の竜ヶ崎市が震度4である事を知ってびっくり。
伊豆ではもっと地震が酷かったらしいが、この辺はそんなもので済んだ。
岩手の実家の弟から、安否を気遣う電話が有った。
実家は、昨年の岩手宮城内陸地震の震源地に近い場所に有りながら、幸い
無傷で済んだ。
実家の所からでも、栗駒山の崩落した山肌が見えて痛々しい。
今でも栗駒山に入る道は、秋田県側しか開通していない。
あの地震の時、私は日光白根山に登っていた。
「実家周辺が地震で大変だよ」と娘からメールが届いたが、山の中では
携帯も電波が届かない所が多いから、電波の届く尾根で実家に電話したが
災害時はNTTもパンクして通じるわけもない。
結局、無事が判ったのは自宅に帰ってからで有った。

県道214号線、あずま橋の上から、宝篋山(通称小田山)方面の朝

風返峠から42号線を小幡方面に下った所から、八郷方面の朝
残念ながら今朝は霧の風景が無い

八郷の上青柳付近から見る筑波山の朝
ここから見る筑波山は、女体峰の南東面でロープウェイの駅も見える。

筑波スカイラインの姥ヶ峰の駐車場から筑波山
手前に写っているのは子授け地蔵。
ここからは富士山も見えたが、朝もやに霞んでいた。

これは昨年の12月に撮った筑波山の雪景色、山頂の神社も見える