眼を輝かす子供達・・・

2007-07-23 15:40:03 | くるま




     子供は、どうして虫が好きなのだろうか?




       




    先日のことだ・・・

    仕事柄、幼稚園の写真を仕上げていたら、

    カブトムシに集まっている子供達、

    食い入るかのような眼差し。

    何人もの子供達が、

    真中のカブトムシに視線を集中する。

    頭の中には邪念など感じられないほどの

    真剣な表情。


   
    何がそんなに子供心をひきつけるのだろう?



    ま~、悪く言えば・・・何がおもしろいの?



    
    田舎育ちの私は、小さい頃から、

    虫には興味がなかった。

    そこらじゅうに居たからだろうか?

    それよりも、

    車というものが、とても目新しく、
   
    舗装工事が盛んに行なわれていた頃でもあり、

    造成地のブルドーザーをはじめ、

    建設機械から、ダンプカーまで、

    飽きもせず何時間も見ていたものだった。

    

    つまり、虫よりも車が珍しかった。


    今じゃ、車より虫の方が珍しいということだ。
    


    
    夏休みになると、

    向かいの家に都会からやってくる

    同学年のお坊ちゃマンが居た。

    夏休みを田舎の親戚で過ごそうということなのだが、

    同じ年とあって、毎日遊びにやってくる。

    それが、海に山にと連れまわされる。

    虫だ、魚だ、、、



    ぼくは、あんまり好きではないのですが・・・



    と、腹の中で思っていた。

    都会の子供はようわからん!

    へびなんて出ようものなら、格好のおもちゃ!

    恐くはあるが、棒でつつくわ、大声でさわぐわ、、、



    あのー、ぼくは、きらいなんだけど・・・



    その中で、唯一楽しめたのは、川遊びだった。

    まだ、整備されていない川で、

    石ころを積み上げては、ダム遊びをしていた。

    川は安心だ。

    海のように、深いところから、

    得体の知れないものが、足を引っ張ったりしないから。。。




   
    

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