くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
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辻つじ反戦ながし

2010年01月24日 | 反戦・平和
第126回♪ 辻つじ反戦ながし

  日 時 2010年1月24日(日)14:00~15:30
  場 所 大学通り・一橋大学東キャンパス正門前

 参加は10人。初参加が二人。リサイクル売り上げが450円。歌を聞いてのカンパ10円。インドネシアの人から。演奏者が一人だけになってしまい、大変だと思っていたら、次々に現れて4人の豪華メンバーに。おまけに、おトミさんと称するおばあちゃんが、飛び入りで歌ってくれました。
 次回のまちかど世論調査はシール投票で、普天間基地に関する全国投票。
 瓦版は表がKさんで「普天間基地(辺野古)」。裏がNさんで「バレンタイン」です。


まちかど世論調査(ピンポン玉投票)
日米安保続けますか?止めますか
続けます0 止めます14


【チラシの表面】
700回目を迎えるちょうちんデモ

 ちょうちんデモは1967年7月15日にスタートしました。呼びかけたのは、もののべながおきさんで、ベトナム戦争反対がスローガンでした。当時は60年安保闘争の直後で、労働者・市民の間には大衆行動で反戦平和を実現しようという思いが顕著にあり、一方では枯葉剤使用などで、アメリカ軍のベトナム攻撃には強い批判がありました。そのため、ベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)のデモには都心だけでなく、三鷹・吉祥寺等でも参加者が増え、200人を超すことはよくありました。特に目立ったのは、若者いわゆる団塊の世代です。残念なことに、若者は就職すると仕事に追われて活動に参加しなくなります。ただ、今と違って、就職する前に何をしていたかということで差別されることはほとんどありませんでした。学生が学生運動に参加するのは当然のことと思われていたのです。
 ベトナム戦争が終結した時、ベ平連は解散しました。しかし、ちょうちんデモは活動を続けました。ベトナム戦争は見逃すことのできない大国の横暴でした。日米安保条約は、アメリカがひき起こす戦争にいつでも日本を巻き込む危険なものですか。だから60年安保も必死で闘いました。アメリカはまた次の戦争を企てるでしょう。何があっても私たちは戦争に加担しないという決意が「アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会」の発足につながったのです。
 しかし、ただ安保反対を叫んでいても説得力がありません。しばらくの間はデモの参加者が激減しました。宣伝カーの運転手が1人、プラカードを持って歩く人が1人ということがよくありました。トラックの運転手がデモだとは気付かず「邪魔だ!車道を歩くな!」と怒鳴りつけたりしました。
 人数が少なくても、天候が悪くても歩き続けています。出発前に雪が20センチ近く積もった日がありました。警察からは何回も電話があり、「今日は中止でしょ。」「無理ですよ。」「やっぱりやるんですか。」と言っていましたが、こちらの返事が変わらないのであきらめ、パトカーにチェーンを巻いてやってきました。私たちは宣伝カーを出しませんでしたが、予定のコースを歩き通しました。
 定例デモは、1月1日午後3時半と毎月15日の午後7時10分出発で、吉祥寺駅南口の武蔵野公会堂から三鷹駅前まで1時間ほど歩きます。今年の2月15日が700回目です。2月6日(土)に午後1時半から武蔵野公会堂二階の第2会議室で、毎日新聞の明珍美紀さんをお招きして記念集会を開きます。マスコミと市民運動について話していただきます。皆さん、どうぞご参加ください。【谷島光治】