くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
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日本の社会運動・市民活動の現在を考える

2007年07月24日 | 反戦・平和

「日本の社会運動・市民活動の現在を考える」

―社会運動は活力を失ったのか?―

  日 時 2007年7月24日(火)13:00~17:30
  場 所 一橋大学佐野書院 (JR中央線国立駅南口12分)
  報告者 韓 栄恵(ソウル大学校国際大学院)
      
藤林 泰(埼玉大学共生社会研究センター)
      
村瀬博志(一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程)
  
討論者 松井隆志(東京大学大学院人文社会系研究科博士課程)ほか
  司 会 山本唯人((財)政治経研究所研究員・法政大学・東洋大学非常勤講師)
      相川陽一(一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程)
  主 催 一橋大学大学院社会学研究科 町村研究室
  
後 援 一橋大学大学院社会学研究科 市民社会研究教育センター

 特定非営利活動促進法の成立や新自由主義的な「改革」の下で、現代日本の市民社会は、再び大きな注目を集めている。その焦点に位置するのがNPOやNGOといったアクターである。かつて市民社会の主たる担い手と考えられていた社会(市民)運動は、その役割をこれらのアクターに譲り渡したのだろうか。それとも、社会運動の理念や経験はその形を変えながら、今も多様な活動のなかに根づいているのだろうか。
 本ワークショップでは、2006年に首都圏で実施した「市民活動団体」調査の知見を提示しつつ、さまざまな活動の現場に熟知した方々をお招きして、日本の社会運動・市民活動の現在について議論する。社会運動とNPOやNGOが連携する可能性を、どこに見出すことができるのか。韓国と日本、運動・活動の継承、「運動的なるもの」のゆくえなど、多様な論点から議論を交わし、今後の展望を探っていく。