クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

30代最後の風邪をひいて思ったこと

2019年01月08日 | ウラ部屋
新年早々、風邪を引きました。
子どもからもらった風邪です。

風邪をひくと頭がぼんやりして(ぼんやりしているのはいつものことですが)、
普段とは違う考えや捉え方をする傾向にあると思います。
それを新しく生まれ変わる前兆と捉える方もいます。
気持ちの整理をする期間とも……

そう思うと、そろそろ39歳も終わりです。
1月18日生まれの僕は、
12月31日から日をあまり置かずに再び年越しを迎えることになります。

もう30代ではない。
いまは寂しさの方が強いでしょうか。
なったらなったで何も思わないのかもしれませんが、
暮れてゆくものには色々と感じるものがあります。

40歳になったら自分の顔に責任を持て、と異口同音にいいます。
自分の生き方がそのまま顔に出るからなのだとか。
人生が顔に表象されるのでしょう。

だとすれば、本当の青春の終わりは39歳なのかもしれません。
感覚的にはだいぶ遅いかもしれませんが、
ひたすら追いかけてきたものが一つに区切りを迎え、
そこから先は「責任」を伴っていくのだとしたら、
何度か終わりを迎えた青春の最後の終焉なのでしょう。

青春の方向を決定付けた人、
大きな影響を及ぼした人、
忘れられない別れ、
悔しさを与えた人、
自分を初めて認めてくれた人、
忘れてしまった想い、などなど、
「青春」の期間にはさまざまな出会いと別れがあったはずです。

「青春」の終焉を迎えるにあたって、一番会いたい人は誰でしょうか?
思い浮かぶ人はいるでしょうか?
実際に会った人はいるでしょうか?
かくいう僕は……

子どもが僕のお腹にダイブしてきます。
風邪をひいてもなかなかゆっくりできません。
思考は途切れ途切れとなり、
「あれ、さっきまで何を考えていたのだっけ?」となります。

子どもは回復も早いもの。
まあ、ダイブをするくらい元気になれば良しということにしましょう。
39歳の僕は、「青春」真っただ中よりも、確実に治りが遅くなっています。

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