
テレビをつけると、かなりの頻度で目にする歌手の“倖田來未”。
彼女の代名詞“エロカッコイイ”の言葉はすでに定着し、
その人気は破竹の勢いです。
今年も新曲を出しては、
ランキングの上位に必ず位置していました。
この人気を裏付けるかのように、今年1年のカラオケで最も歌われた歌手として、
倖田來未が堂々の1位を獲得しました。
ヤフーニュースによると、ベスト50の内、
7曲も彼女の歌が入っているそうです。
2位は“浜崎あゆみ”、3位は“大塚愛”。
両者とも著名なアーティストですが、
倖田來未がぶっちぎりの1位ということは、
彼女の人気もさることながら、
その曲が多くの人たちに受け入れられているということでしょう。
さて、流行歌はその時代を象徴するもの。
テレビなどで過ぎた時代を回想するとき、
当時の流行歌がよく流れます。
五感の記憶ほど忘れがたいものはありません。
ひとたびその曲を聴けば、当時がありありと蘇ります。
2006年が“昔”と呼ぶようになったとき、
回想には倖田來未とその歌声が流れるのかもしれません。
ちなみに、いまから8年前の1998年(平成10)、
当時のカラオケでは次の3曲が最も歌われていました。
1位 PRIDE(今井美樹)
2位 アジアの純真(PUFFY)
3位 I’m proud(華原朋美)
まだ記憶に新しいと思いますが、
小室哲哉プロデュースのアーティストたちが多く活躍していた時代です。
「アジアの純真」「I’m proud」はすでに新曲ではなかったにも関わらず、
ここにランクインしていることは、
両者の人気の高さを物語っていると言えるでしょう。
(4位は安室奈美恵の「CAN YOU CELBBRATE?」)
ちなみに1998年は、世界最長の「明石海峡大橋」(3911m)が開通、
大関“若乃花”が横綱に昇進し、兄弟横綱が誕生した年でした。
ところで、気になるのは横文字のタイトルがすでに目立っていることです。
2006年においては、日本語のタイトルはほとんど見掛けなくなりました。
英語で物事を考える時代のごとく、
もはや音楽も英語で聴く時代なのでしょうか。
いまに始まったことではありませんが、
日本語に安堵感を覚えるぼくとしては、
1991年(平成3)のカラオケ曲ベスト3を見るとホッとします。
1位 ふたりの大阪(都はるみ・宮崎雅)
2位 居酒屋(木の実ナナ・五木ひろし)
2位 酒よ(吉幾三)
一見しただけでも、現代に至る15年という時の流れを感じるでしょう。
同じ国で流行った曲とは思えません。
ちなみに、1991年は雲仙普賢岳の噴火によって多くの人々が避難を余儀なくされ、
12月にはゴルバチョフ大統領が辞任を表明し、ソビエト連邦が消滅した年。
流行歌の変動とともに、世界情勢も変わってきました。
15年の間、日本はどう変わってきたのでしょうか。
またこの先、どこへ向かっているのか……。
歳月が流れ、倖田來未の曲と共に2006年を回想する未来では、
空飛ぶ自動車や、ドラえもんがいるとまではいかなくても、
明るい時代であって欲しいと思います。
※画像は「I’m proud」の華原朋美です。
1996年春に発売されたこの曲が町で流れていたとき、
社会では“東京三菱銀行”が発足し、
北埼玉では国道125加須・羽生バイパスが開通しました。
参照資料
100年ランキング選定委員会著
『知っておきたい!ランキング100年史』角川oneテーマ21
彼女の代名詞“エロカッコイイ”の言葉はすでに定着し、
その人気は破竹の勢いです。
今年も新曲を出しては、
ランキングの上位に必ず位置していました。
この人気を裏付けるかのように、今年1年のカラオケで最も歌われた歌手として、
倖田來未が堂々の1位を獲得しました。
ヤフーニュースによると、ベスト50の内、
7曲も彼女の歌が入っているそうです。
2位は“浜崎あゆみ”、3位は“大塚愛”。
両者とも著名なアーティストですが、
倖田來未がぶっちぎりの1位ということは、
彼女の人気もさることながら、
その曲が多くの人たちに受け入れられているということでしょう。
さて、流行歌はその時代を象徴するもの。
テレビなどで過ぎた時代を回想するとき、
当時の流行歌がよく流れます。
五感の記憶ほど忘れがたいものはありません。
ひとたびその曲を聴けば、当時がありありと蘇ります。
2006年が“昔”と呼ぶようになったとき、
回想には倖田來未とその歌声が流れるのかもしれません。
ちなみに、いまから8年前の1998年(平成10)、
当時のカラオケでは次の3曲が最も歌われていました。
1位 PRIDE(今井美樹)
2位 アジアの純真(PUFFY)
3位 I’m proud(華原朋美)
まだ記憶に新しいと思いますが、
小室哲哉プロデュースのアーティストたちが多く活躍していた時代です。
「アジアの純真」「I’m proud」はすでに新曲ではなかったにも関わらず、
ここにランクインしていることは、
両者の人気の高さを物語っていると言えるでしょう。
(4位は安室奈美恵の「CAN YOU CELBBRATE?」)
ちなみに1998年は、世界最長の「明石海峡大橋」(3911m)が開通、
大関“若乃花”が横綱に昇進し、兄弟横綱が誕生した年でした。
ところで、気になるのは横文字のタイトルがすでに目立っていることです。
2006年においては、日本語のタイトルはほとんど見掛けなくなりました。
英語で物事を考える時代のごとく、
もはや音楽も英語で聴く時代なのでしょうか。
いまに始まったことではありませんが、
日本語に安堵感を覚えるぼくとしては、
1991年(平成3)のカラオケ曲ベスト3を見るとホッとします。
1位 ふたりの大阪(都はるみ・宮崎雅)
2位 居酒屋(木の実ナナ・五木ひろし)
2位 酒よ(吉幾三)
一見しただけでも、現代に至る15年という時の流れを感じるでしょう。
同じ国で流行った曲とは思えません。
ちなみに、1991年は雲仙普賢岳の噴火によって多くの人々が避難を余儀なくされ、
12月にはゴルバチョフ大統領が辞任を表明し、ソビエト連邦が消滅した年。
流行歌の変動とともに、世界情勢も変わってきました。
15年の間、日本はどう変わってきたのでしょうか。
またこの先、どこへ向かっているのか……。
歳月が流れ、倖田來未の曲と共に2006年を回想する未来では、
空飛ぶ自動車や、ドラえもんがいるとまではいかなくても、
明るい時代であって欲しいと思います。
※画像は「I’m proud」の華原朋美です。
1996年春に発売されたこの曲が町で流れていたとき、
社会では“東京三菱銀行”が発足し、
北埼玉では国道125加須・羽生バイパスが開通しました。
参照資料
100年ランキング選定委員会著
『知っておきたい!ランキング100年史』角川oneテーマ21
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