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仲良し夫婦の日記です。

読書日記 ~82~

2020-10-09 16:51:37 | 読書

写真集に続いて、ドキュメンタリー的な2冊をご紹介します。

新聞の読書欄で見て、面白そうだなと思った作品。

2冊とも”当たり”でした!

 

 ≪ 聖路加病院 生と死の現場 ≫ 著:早瀬 圭一

日野原重明先生で有名な「聖路加国際病院」

そこの小児科医に、細谷亮太医師がいた。

彼は、小児がんと闘う子供たちのために

アメリカで小児医学の勉強をし、心のケアを勉強し、

聖路加に帰って、やがて小児医療総合センター長の役に就いた。

がんの子どものために在宅を模索し、訪問看護の道を作り、人材を育成した。

彼と、彼を取り巻く医師の生き方を描いた本。

 

彼の右腕となった看護婦長や救急部長、緩和ケア病棟のナース。

病院で、自宅で、頑張る子供たちもいれば、

看取らなければならなかった命もある。

実際の医療現場の、喜びと苦悩と葛藤・・

医師はかくあるべき!という思いを強く持った。

感動

 

 

 ≪ ちいさい言語学者の冒険 ≫ 著:広瀬 友紀

広瀬さんは言語学博士。

我々は、日本語をどうやってマスターしたんだろう・・

それを解きほぐす書。

その基本は子どもにあった!

間違った使い方をしていても、大人になったら自然に治ってる、なぜ?

子どもの言葉に敏感に反応し、我が子や、友人の子の話し言葉を例に

その寄って来たる所以を考える。

言語獲得の冒険に立ち向かう子どもは

ちいさい言語学者。

いろいろ教わることがありそうだ

 

 

 

 

 

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