〔15.4.4.日経新聞:企業1面〕
井関農機は大型農機の販売後の整備体制を拡充する。50億円を投じ、熊本県に大規模整備センターを新設するほか、既存の営業拠点の大型化も進める。大規模農業向けに需要が高まる大型農機の販売拡大で、3年後に農機全体の売上高で2割増の770億円を目指す。
大型農機は一般的に50馬力以上の農機を指す。熊本県に1500平方メートルの敷地を持つ大規模整備センターを9月に新 . . . 本文を読む
〔15.3.28.日経新聞:投資情報面〕
最新鋭のガスタービン技術をテコに火力発電事業が伸びる
三菱重工業の2016年3月期は連結営業利益が今期予想比11%増の3000億円前後になる見通しだ。円安で受注競争力が上向いている火力発電プラントが伸びる。米ボーイング社の航空機向け分担製造品も好調だ。成長分野に経営資源を集中させる構造改革が奏功し、3期連続で最高益を更新する。年間配当は今期予想比2 . . . 本文を読む
〔15.3.27.日経新聞:投資情報面〕
オルガノは26日、2015年3月期の連結純利益が前期比81%増の12億円になる見通しだと発表した。従来予想(9億円)から上方修正した。国内の製造業の投資回復を背景に水処理エンジニアリング事業が伸びる。グループ再編に伴う退職金制度の統合に絡んで、5億円の特別損失が発生するが、その影響を吸収する。
売上高は10%増の680億円と、従来予想から20億円引き . . . 本文を読む
〔15.3.25.日経新聞:投資情報面〕
日本精工は24日、2015年3月期の連結純利益が前期比86%増の580億円になるとの見通しを発表した。最高益を見込んでいた従来予想をさらに10億円上回る。機械や車向け部品の受注が好調なほか、円安効果が利益を押し上げる。年間配当も前期比10円多い26円(従来予想は24円)に増やす。
売上高は11%増の9700億円(従来予想は9500億円)、営業利益 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:企業1面〕
井関農機は東南アジア向け低価格トラクターを開発、インドネシア工場で生産を始める。工業化が進み農業従事者が減る東南アジアでは農作業の効率化に商機があるとみており、中国を除くアジア地域の2015年度売上高を約25億円と前年度比倍増させる。
東南アジアは二毛作や三毛作が可能なため、日本に比べ4倍程度と長い稼働時間に耐えられるよう、変速機や足回りの耐久性を高め . . . 本文を読む
〔15.3.10.日経新聞:企業2面〕
制御機器大手のナブテスコは米ボーイングの次期主力大型機「777X」向けの基幹部品を受注する。飛行中の姿勢制御に使う機器を納入する。ナブテスコは国産ジェット旅客機「MRJ」への納入も決めており、航空機向けの売上高を2020年代前半までに倍増させる。
10日に正式に調印する。納入するのは機体の傾きや高度の調整用機器を制御する「アクチュエーター」と呼ぶ装置。 . . . 本文を読む
〔15.3.9.日経新聞:企業面〕
自動車のエンジン部品を手がける日本ピストンリングは8日、医療関連事業に参入すると発表した。
人工歯を取り付ける土台となるインプラント(人工歯根)を生産・販売する。2014年に石福金属興業(東京・千代田)から事業譲渡を受けており「ピストンリング事業で培った金属材料・表面加工技術を生かす」(山本彰社長)。インプラントは栃木工場で生産し、5年後をめどに約20億円の . . . 本文を読む
〔15.3.4.日経新聞:マーケット総合2面〕
日立建機株がさえない。3日は2188円で引け、昨年末と比べて15%安。日本株全体が上がる中での逆行安で、日経平均採用銘柄で最も下落率が大きい。
鉱山機械と中国向けという2つの大きな需要がしぼみ、底入れがなお見えない。2015年3月期の連結売上高は前期比8%減、営業利益も13%減の600億円を見込む。売り上げの不振は16年3月期も続くというのが市 . . . 本文を読む
〔15.2.28.日経新聞:企業1面〕
飲料の自動販売機メーカーが中国に本格進出する。国内最大手の富士電機はカップに飲料を注ぐ方式の自販機の現地生産を始め、現地企業と販促のための合弁会社も設立。サンデンは4割多く缶を収容できる機種を投入する。中国の自販機設置台数は日本の10分の1以下と潜在需要は大きい。補充などを担う自販機運営会社が育ち普及が加速すると判断。日本での伸びが期待できないなか、 . . . 本文を読む
〔15.2.25.日経新聞:企業1面〕
三菱重工業グループが英国中部の大規模洋上風力発電計画で風車などの発電システムを受注する見通しとなった。出力は原発1基の3分の1相当の33万キロワットで日系企業で最大の受注となる。受注額は数百億円の見込み。風力は再生可能エネルギーの中でも発電コストが低く注目が集まる。洋上風力で先行する欧州で実績を積み世界の需要増に対応できるようにする。
欧州風力エネルギ . . . 本文を読む
〔15.2.20.日経新聞:投資情報面〕
クボタが収益拡大に向け、海外市場の掘り起こしに乗り出す。欧米市場で大型農機に参入するほか、苦戦したアジア圏でも販売強化で巻き返しを狙う。中期目標に掲げる売上高2兆円(2015年3月期予想比29%増)達成に向け、いかなる成長戦略を描くのか。木股昌俊社長に聞いた。
――今期の連結純利益は前期比1%減の1300億円を見込みます。来期の収益見通しはどうですか . . . 本文を読む
〔15.2.19.日経新聞:1面〕
三菱重工業や三菱商事などがカタールの首都ドーハで都市交通システム(総合2面きょうのことば)を受注する。車両や信号などを一括納入し、2019年10月の開業を目指す。受注額は4000億円規模に達し、日本企業による海外での都市交通の受注では過去最大になる。円安が追い風となり、日本で製造する車両のコスト競争力が高まったことで欧州大手に競り勝った。政府が成長戦略に . . . 本文を読む
〔15.2.12.日経新聞:企業面〕
コマツは完全に無人で動く建設機械を開発する。整地や掘削作業を自動制御する建機は市場に出したが、現状では建設現場での走行など基本操作は人に頼っている。自動運転車両やロボットなどを開発するベンチャー企業ZMP(東京・文京)に出資し技術を取り込み、次世代建機を実用化する。
ZMPは画像認識やセンサーなどの技術に優れ、名古屋大学と公道実験に乗り出すなど自 . . . 本文を読む
〔15.2.11.日経新聞:マーケット総合2面〕
ダイキン工業株が10日、急反落した。下落率は約6%で2014年2月以来、約1年ぶりの大きさとなった。前日発表した14年4~12月期決算で中国事業に減速感がみられたことで先行きを警戒した売りが広がった。成長期待が大きかっただけに、下げもきつくなったようだ。
中国の空調事業の10~12月期売上高(現地通貨ベース)は、前年同期比2%減と四半期ベ . . . 本文を読む
〔15.2.11.日経新聞:投資情報1面〕
アマダが10日発表した2014年4~12月期の連結決算は純利益が前年同期比2倍の109億円だった。国内では中小企業の間で設備投資への意欲が上向いてきており、主力の板金加工機械の販売が好調だった。円安も追い風となり、海外の販売も伸びた。
売上高は17%増の1920億円だった。米リーマン・ショック前の07年4~12月期(1996億円)に次ぐ過去2番 . . . 本文を読む