空梅雨状態だった今年の関東地方も、ようやく昨日から雨降りで、
梅雨らしい天気になってきたようです。
昔から「カエルが鳴くと雨」と言われていますが、この場合の蛙は、
読んで時のごとく雨蛙(アマガエル)の事です。
カエルは皮膚呼吸をしているので、空気中の湿度や温度に敏感
に反応して、天気の変化をいち早く知ることが出来るそうです。
特にアマガエルは湿度の変化に敏感で、雨が近づくと鳴き出すの
で 雨蛙の天気予報は、かなり高い確率で適中するそうです。
雨ガエル。
ところで、最近私が気になっている言葉で「茹でガエル」という言葉がある・・・
カエルを熱湯の中に入れると驚いて飛び出すが、常温の水に入れて徐々に
熱すると、カエルはその温度変化に慣れていき、生命の危機と気づかない
うちにゆであがって死んでしまうという話です。。
ゆっくりと進行する危機や、環境変化に対応することの大切さ、難しさを戒める
たとえ話の一種で、一つの教訓として定着しています。
第二次安倍政権になってからのこの4年半で、特定秘密保護法、安保(戦争)法、
そして今度の共謀罪等、彼らの真の目標である本丸の憲法改正に向かって、
じわじわと外堀や内堀が埋められてしまった気がする。。
ハット気がついた時には・・・
現憲法で保証されている平和や基本的人権や自由が制限されて、自由に言い
たいことも言えないような、「一億総監視社会」の息苦しい嫌~な世の中になって
しまっているのでは?と大変危惧している。。
私たちも、天気の変化にいち早く反応するアマガエルを見習って、くれぐれも
茹でガエル状態にならないよう・・・
すでに、釜の温度が上がって「茹でガエル」状態にされつつあるのかも?
気づいた人から、早く飛び出して欲しいものだと願うばかりである。。。
再び、戦前回帰のような暗い世の中に帰る(カエル)のだけは止めよう!
カエル君のように世の中や環境の変化に、いち早く敏感に反応していきたい
ものですね!