庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

端午の節句と立夏

2016-05-05 06:53:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日は5月5日、端午の節句(こどもの日)とともに、二十四節気の立夏ですね。

立春、立夏、立秋、立冬の中でも、感覚的に一番ぴったりくるのが、初夏と呼ぶ
のにふさわしい、この新緑の季節の立夏かもしれません。。

若葉の間を渡ってくる草分けの風や、若葉風も、爽やかで瑞々しい香りを運ん
できて、まさに風薫るというのにふさわしい季節になりました。

端午の節句は、今ではこどもの日として国民の祝日となっていますが”端”は、
ものの始まりを意味しており、、「端午」はもともと月の初めの午の日をさして、
必ずしも、5月5日をさしていたわけではありません。

しかし「午」と「五」の音が同じで、また午が旧暦の5月をさすことから、5月5日を
「端午の節句」と呼ぶようになったといわれています。

鯉のぼりは、江戸時代からの風習で、滝をのぼって龍になるという、鯉の滝登り
の逸話にちなんで、男の子の立身出世を願って、武士の家々で鯉のぼりを掲げ
たことから始まった風習です。

新緑の中で、薫風を受けて泳ぐ鯉のぼり。

古民家と鯉のぼり。

 

コメント (2)
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