今日は5月5日、端午の節句(こどもの日)とともに、二十四節気の立夏ですね。
立春、立夏、立秋、立冬の中でも、感覚的に一番ぴったりくるのが、初夏と呼ぶ
のにふさわしい、この新緑の季節の立夏かもしれません。。
若葉の間を渡ってくる草分けの風や、若葉風も、爽やかで瑞々しい香りを運ん
できて、まさに風薫るというのにふさわしい季節になりました。
端午の節句は、今ではこどもの日として国民の祝日となっていますが”端”は、
ものの始まりを意味しており、、「端午」はもともと月の初めの午の日をさして、
必ずしも、5月5日をさしていたわけではありません。
しかし「午」と「五」の音が同じで、また午が旧暦の5月をさすことから、5月5日を
「端午の節句」と呼ぶようになったといわれています。
鯉のぼりは、江戸時代からの風習で、滝をのぼって龍になるという、鯉の滝登り
の逸話にちなんで、男の子の立身出世を願って、武士の家々で鯉のぼりを掲げ
たことから始まった風習です。
新緑の中で、薫風を受けて泳ぐ鯉のぼり。
古民家と鯉のぼり。