いま、日本列島は第5波のコロナ感染の脅威に襲われている。
全国、各都道府県とも過去の感染を軽々と突破されて、事態は極めて深刻だ。
熊本県でも8月に入り先週は、17日271人、18日264人、19日266人、
20日317人、21日247人の感染者をみた。
これまでの第1波~第4波の感染状況とは、桁違いの爆発的状況である。
今次の感染は変異したデルタ株が主だとされるが、極めて感染力が高いという。
1人の感染者がグループ全員へ感染させたというクラスター例が報告されている。
これまでの『三密回避』とか『ステイホーム』や『テレワーク』といった対応とは、
異次元のクラスターの様相を見せている。
一部の地方首長あたりから『ロックダウン』という声も上がり始めた。
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中国がコロナの完全抑え込みに成功している例が、しばしば報じられる。
『徹底したPCR検査』と『感染源の完全隔離』が主な対策だと思われる。
あの国ならではの強権的な手法でやっているようだが、参考にすべき点があるかも。
我が国でも、私権との制約も踏まえつつ検討してみては、どうか?
ニュージーランドなどの『ロックダウン』が参考になるかも知れない。