きのう6日、先の総選挙を受け第101代内閣総理大臣となった岸田文雄首相、
この国の舵取りの重責を担う所信表明演説をテレビ中継で拝聴した。
はじめに、若者も高齢者も、障害のある方も男性も女性も、
全ての人が生きがいを感じられる多様性が尊重される社会を目指す、と。
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「遠きに行くには、必ずちかきにす」
大きく物事を進めていく際には、順番が大切です。
「屋根を修理するなら、日の照っているうちに限る」J・F・ケネディの言葉です。
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新しい資本主義で未来社会を切り拓くとし、
イノベーションを推進し、経済の付加価値を引き揚げ、デジタル田園都市構想の推進、等々、
人への分配は、「コスト」ではなく、未来への「投資」です。
こうして分厚い中間層を取り戻していくとしている。
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外交・安全保障や憲法改正にふれたあと、最後に
「我が国の未来は、現在を生きる我々の決断と行動によって決まります」
共に、次の世代への責任を果たし、
世界に誇れる日本の未来を切り拓いていこうではありませんか、と締め括った。