きょうから大相撲秋場所が始まった。
コロナ禍で家籠りの今、テレビ桟敷は私の楽しみな居場所でもある。
両横綱(白鵬、鶴竜)がケガで休場するのは残念なことだが、
大関以下の上位陣には相当に奮闘して立派な土俵を務めてもらいたい。
その上位陣だが、見どころは多い。
まず、東大関の朝乃山には、是非、優勝して綱取りへの第一歩を踏み出して欲しい。
三関脇(正代、御嶽海、大栄翔)のうち誰が大関取りの先頭に立つか?
更に、序二段から前頭筆頭まで復帰してきた照ノ富士が、どんな活躍をみせるか?などなど。
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初日の取組は、前述のような見どころに期待を持たせる割りとなった。
大栄翔vs玉鷲、御嶽海vs北海富士、正代vs隆の勝、
貴景勝vs照ノ富士、朝乃山vs遠藤。
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その初日の勝敗は、
関脇陣では大栄翔が黒星を喫したが、御嶽海、正代は共に白星スタート。
大関・貴景勝も照ノ富士を押し相撲で圧倒して白星スタートとまずまず。
だが、結びの一番で波乱があった。
【朝乃山vs遠藤】
遠藤が相撲巧者ぶりを発揮し、強引に攻める朝乃山を二本差しからのすくい投げ。
朝乃山にとっては痛恨の黒星スタートとなった。
どうやら、今場所は本命不在の荒れる土俵となりそうな感じである。