「こげん雨の降ったとは、初めてばい」肥後弁が聞こえてきそう。
熊本県南の球磨川が氾濫し、死亡49人など甚大な被害が出た。
球磨川は人吉盆地の中心を流れ、途中、山間部の谷あいを縫い、八代海へ至る。
日本三大急流の一つでもある。
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梅雨前線の動きが不安定で、気象庁から「大雨特別警報」が出されたりした。
それが気になり4日朝、6時ごろ気象庁のレーダー・ナウ(降水)を覗いてみた。
【その画面】
その時の線状降水帯である。
豪雨をもたらす積乱雲が帯状に、熊本県の南部一帯をおおっている。
「これじゃ人吉市や球磨村あたりは大変だなぁ」と、そのときの感想だった。
そして、昨日から今朝にかけての球磨川氾濫の一連の被害報道となった。
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折角のレーダー・ナウ(降水)から情報を得ながら、
私は熊本市内に住んでいて、全く、活かしようがなかったのは誠に残念である。