九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

別れの言葉から

2018年06月27日 | 日記
 昨晩のEテレからメモった。
 『別れの言葉辞典』というものがあるらしい。
               □

 「自分に不要なものは例え亭主でも全部捨てる」(若尾 文子)
 「離婚の原因は二人が結婚したことです」(前川 清)
 「俺にゃ何がなんだかわかんない」(小林 旭)


 「ここでお別れしやす。ご免なすって」(木枯し紋次郎)
 「怨みます怨みます、わたしやさしくなんかないもの」(中島 みゆき)
 「たとえ、この心が破れ去ろうと失った恋人を怨むまい」(ハイネ)
 「夢ではないか、これは果たして有り得ることなのか」(ヴェルレーヌ)


 別れの時に有効な優しい言葉などあるのか。
 「いやになった。顔も見たくない」と、
 あらゆる思いを押し殺して言い、
 軽蔑と憎悪を身に受ける覚悟が無かったら、
 人と別れなどしないほうがいい。
               □
 優しい言葉が優しいとは限らないのである。
 たった一行の別れの言葉が実に様々なドラマを想像させる。
 想像しているうちが花よ !
   
 
コメント
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