九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

文春社 役員人事でゴタゴタ

2018年06月02日 | 日記
 朝刊で、文芸春秋社の役員人事をめぐる記事を見た。
 社長が会長に就き、後任社長を経理担当常務とする人事案に対し、
 副社長や他の常務らの役員が反対しているという。

 同社の総合雑誌『文芸春秋』は菊池寛が創刊した。
 菊池は、芥川龍之介や直木三十五のために、
 芥川賞や直木賞を創設し、今日に至っている。
  
 「僕の生きている間は、決してよさない。
 僕が死んでも文芸春秋社が赤字にならない限り、
 多分よさないだろう」と、菊池は書き残した。
 
 作家への登竜門である、これら文学賞を絶やさないためにも、
 早期の解決を望むものである。
  
 また、週刊誌の『週刊文春』は‘文春砲’とも怖れられ、
 世間の悪や闇を暴くことには、つとに有名。
 
 だが、自社のゴタゴタを‘文春砲’に期待するのは無理。
 ここは対抗馬の『週刊新潮』が張り切るところである。

   
コメント
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