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胃がんになってから読んだ本『最強最高のがん知識』(中川恵一、海竜社、2017)

2018-08-27 20:58:04 | 健康
胃がんになってから読んだ本。

『最強最高のがん知識』(中川恵一、海竜社、2017)

市立図書館で借りた本。
がんと言っても色々あるが、基礎知識を平易に解説した本と言えるだろう。
タイトルがキャッチーなのが気に入らないが。

個人的に、印象に残ったところ。

●P.45 「がんの治療は、一部の例外はありますが、基本的には「敗者復活戦のない、一発勝負」です。最初に正しい選択をしなければ取り返しのつかないことになります」

僕は主治医から「手術は"一回しか切れないカード"」と言われました。
取り残しがあったとか、切除した部分の近くから再発したというのは、非常に望ましくないというここ。

僕の場合は、自分の経験から、上記のことがある程度は理解できたと思うが、そうでなかったら、その意味が理解できるだろうか。

●P.57. 「米国では、すべてのがん治療のうち6割が放射線ですが、日本はわずか3割。放射線で済むのに手術が行われているケースが少なくありません」

●p.162 「キザな言い方をすれば、がんと宣告されて以来、世界が輝いて見える。この景色を二度と見られなくなるかもしれないという思いがあるからだろう」

筆者の作成した「仮想闘病日記」から。上記の一文は、なにか実感を持って感じられる。


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