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(2021.12.12) 術後初のサブフォー。宮崎 青島太平洋マラソン 3:54

2021-12-19 22:46:59 | ランニング
術後3年半。2年ぶりのフルマラソン。かなりヘロヘロで、今回もペースランナーのおかげも大きいが、離されずにサブフォーを達成。

0-5km 0:27:31
5-10km 0:27:28

10-15km 0:26:32
15-20km 0:26:31

中間 1:55'38

20-25km 0:29:02  20km過ぎトイレ
25-30km 0:28:22

30-35km 0:28:02
35-40km 0:28:46

40-Goal 0:12:10

天気: 晴(暑い。最高気温は20度ほどだったか)

シューズは、ミズノ ウェーブエアロ。

●スタート前
・「大」に行きたくなり、トイレを済ませる。これで安心か。
・スタート集合後、暑くてネックウォーマーを外す。2年前のような感慨もなく、号砲。

●号砲後
・スタートラインの手前にトイレあり。
「ここで入れば、途中のトイレストップを減らせるし、10分後の第2スタートまで数分あるから(僕は第1スタートの最終ブロック)、後続のブロックに追い越されることもない。スタートライン手前だから自分のタイムには影響ない」。
 →トイレに。

・第1スタートのほぼ最後尾で、振り返って、10人少々しかいない風景を見ると、気持ちに余裕が出た? なんかジワっと来た。
・スタートラインまでは走らない。体力温存。

●レースプラン
2週間前に風邪をひいて、一番強度の高い練習をする時に寝て過ごした。
1週間前に32kmランをしたけど、少し遅め。右膝も少し痛みが…

で、キロ5分30秒(5キロは給水のロスも含め、28分以内)を目標に。
どこまで保つか。

●実際
・0〜5km
 遅い人に巻き込まれないように、気持ち早めに。余裕は感じない。

・5〜10km
 同じく、余裕は感じない。
 9km付近で、右脚を蹴った後にお尻に近づけると、膝に軽い痛み。ヒザ周辺の筋肉が完璧ではないか。
 10km付近で、4時間のペースランナーに追いつき、追い越す。

 ここまでの5キロラップがほぼ27分30秒で、「お、すごいぞ」。

・10〜15km
トップランナーとすれ違い。早い。「ふぁいとぉ!」と声援と拍手。2時間半や3時間のランナーは、厚底シューズが多い様子。足音も「どっどっどっどっ」と少し重く迫力。県庁前の細い走路ですれ違うと「速い」と感じる。
 この辺り、沿道の声援もあり。ちょっとテンション上がって、ペースが自然に上がる。

一方「中盤の快走感」(中盤に身体が軽く感じて、とばして、最後つぶれることを戒める言葉)という言葉を思い出す。
けど、調子的に(理想パターンではないが)前半に頑張って、後半粘ってペースダウンを最小限に、というのが良さそうと。

それと、今回意識したのは、周辺に気を散らして、主観的つらさを軽減すること。これまでは(恥ずかしがり屋で⁉︎)あまりしなかったが、沿道の人が手を振るのに、手を振って応えたり。そして、笑顔になると元気になる。

・15〜20km
 同じように快調に飛ばす。トイレも寄らず。けど、暑い。
 周辺に気を散らした成果!? 距離表示の15、16キロ、そして18キロは見落とした。

・20〜25km
 20キロ過ぎでトイレ。走路に戻ると、ちょうど4時間のペースランナーが通り過ぎた? ん、右ヒザがちょっと痛い? ともかく色気を出さず、ペースランナーの10メートル以内くらいにいよう。

・25〜30km
ゆるい上りで、ペースランナーが手拍子しながら「イチ・二、(パンパン)、イチ・二、(パンパン)」と声をかけるのが聞こえてきた。これはこの後も緩い上りでしてくれた。上りは、ついペースが落ちるが、平地と同じペースで進むことができた。

今回のペースランナーは1キロ毎のラップを読み上げてくれたり、「疲れてきたら、下を向きがちですが、前を見ましょう!」とか、横風が強い時は「集団で走りましょう!」とか。
給水で集団がバラけると、2人の内1名が後方に残って「この集団にいたら4時間を切れます」と、ランナーが落ちていかないようにしてくれたり。
35kmを過ぎた給水では、少し時間をかけて「さぁ行きましょう!」とか(日向夏ゼリーも味わえた! 美味かった!)。

・30〜35km
去年は32km辺りでペースランナーから離れていった。今回は粘れてる(しんどいが)。けど、集団で走ると、風を少し避けられる。他のランナーと(勝手に)仲間意識を持ったり。

残り10キロで2時間59分。キロ6分でも…と考えがよぎったけど、まだ油断できない。

32kmを過ぎて、細い走路(トロピカルロード)に入ると、前を走るのが、ペースランナー集団のランナーか、落ちてきているランナーか分かりにくく。油断せず、ペースランナーの数メートル以内で、落ちてきているランナーは追い越す。

・35〜40km
日向夏ゼリー、美味かった!!
37km付近の折り返しからは、向かい風。

残り5キロで、キロ6分でもサブ4まで余裕あり。けど、風船の数メートル以内に。

持参のアミノバイタル・ゼリーは、摂取する余裕がなく、給水のアクエリアスや黒砂糖・チョコで凌ぐ。上腕二頭筋の痛みは出なかったけど、脚は全体的に辛くなってくる。
けど、景色も含め、この経験を楽しもう。

1キロごとのラップタイムをペースランナーが読み上げてくれるが、自分の腕時計を見る余裕がないくらい。読み上げのおかげで、計算せずとも「いいペースで来てる」というのは分かったが。

・40km〜ゴール
辛いけど、「行ける!」と自分に話しかけたり、沿道の「サブ4行けるよ」に元気をもらったり。

41km付近で、両手の拳を前に振りながら声援を送るボランティア女性。元気をもらうように(サングラスしてるけど)視線を向けて、笑顔を見ると、なんかじわっと来た。頬に涙が…。けど、まだまだ。

残り200mは心臓がしんどい。吸い込まれるようにではなかったけど、ゴール!
すぐ、柵に手を添えながら、ヒザを地面について、しばらく動けず。。。

●栄養補給
懸念の一つ。マラソンの2-3日前から、若干炭水化物を多めに。前日も少し多めに。

持参のアミノバイタル・ゼリーは摂取せず、エイドの黒砂糖・チョコ・バナナも少ししか食べなかった印象。
ただ、暑かったので、アクエリアスは多めに飲んだ。これで糖質が補給された?

●雑感
・ともかく、目標のサブフォー達成!
・ほぼ半分をペースランナーに付いていって、アドバイスもあり、これでマラソンを走ったと言えるかという点もあるが、ついて行けたことを喜びたい。ただ、前に出る余裕は全くなかった。

・前日、宮崎に移動するためモノレールで大阪空港に向かっている時、3年半前に入院していた病院の窓を眺めていた。あの時はモノレールを眺めていた。
明確な目標があると、準備不足など不安も出てくるが、完璧はないので、対応力がついてるか。
ともかく、そんな目標を持てたことがすごいことだ。痛み止めの点滴をお願いして、廊下を3周。ふーっと休憩してた。

・ランニングという趣味は、時間をかなり消費するので、今回のサブフォーを受けて、他のことにも時間を使いたいとは思います。

・その日の夕食は、レタス巻き・天ぷら・かに汁、そして一番搾り。アルコールは基本的に飲まないようにしてますが、暑かったし、解禁! 食事も含め、美味かった!

●レース後
・右膝の痛みは、膝周辺の筋肉などの張りと思ってました。しかし、サブフォー報告を兼ねてサーファー医師の所へ。レントゲンの指示。診断は、軟骨がちびてて、骨の接触面が白さが濃く写っている。ヒアルロン酸の注射となりました。。。

ただ、術後2ヶ月頃、日々の生活で精一杯で、マラソン??なんて時期に
「マラソン走ることは絶対思っておいてくださいね。ハーフとか10kじゃなく」と言ってくれた医師に、報告ができたのは素直に嬉しい。

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