広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

ねえ、お父さん。ちょっとグチ聞いてもらってもいい?

2018年09月18日 | 中学生活
ママです(*'▽')


中学二年のにいに。

ただいま、体育祭の準備中です。


インドア派で、あまり運動神経が良いわけではないにいに。

(身長があるので、高跳びは成績良かったのですが…)

ふだんは明るい雰囲気なので、運動もできると思われたのか?

人数調整のために、リレーで二回走ることになったり、アンカーになったりしたそうです。



私:「たいして体力があるわけでもないのに、アンカーとか大丈夫?」

に:「いや、運動部の奴らはクラブ対抗リレーもあるから、体力を温存したいらしい。」


あー、そういうことかあ。


まあ、役割を任せてもらえるという事は、一応クラスの中でポツンとしてないってことかな?と思いましたが…。

どうなのかな?と思っていたら。



なんか最近、にいにの様子がおかしかったのです。


私とパパでケラケラ笑って話していたら、にいにが何となく不機嫌な雰囲気…。


私:「どうしたの?何かあった?」

に:「いや、なんか分かんないんだけど、傷ついた」

私:「傷ついた??パパとの話で?いつも言ってることじゃない?」

に:「うん、そうなんだけど、よく分かんないんだけど…」



その時はそのまま、いつも通りの生活に戻ったのですが、気になってました。




そうしたら、ある時、にいにが学校から帰ってきて言いました。


「ねえ、お父さん。ちょっとグチ聞いてもらってもいい?」




どうやら、運動部の子たちから、体育祭の練習中に、「もっと早くしろ」だの何だの言われていたそうです。

今回は後ろから頭を叩かれたとか。

大人数でする競技中、にいにの頭を誰かが叩いたそうです。




にいに曰く、

「あんなに道徳の時間でいろんなこと話してるのに、言ってることとやってることが違うじゃねーか!」

だって(;^ω^)

素直で誠実なにいにですね。



今回は、たまたまパパが家にいて、「うんうん」と話を聞いてあげられました。

ほんとに良かった!



それにしても今回のにいに。

すごいことだなあ、と思います。


「どうせ親に話しても…」

「どうせ先生に話しても…」

「どうせ自分なんか…」


そう思わずに。


パパをつかまえて、気持ちを聞いてもらう。

中学二年で、それができることが、どんなにすごいことか…。


「外で大変なことがあっても、家は安心できる場所だ。

お父さんとお母さんは、ぼくの話を聞いてくれる。

つらいことがあったら、なぐさめてくれて、

きっと、一緒に解決方法を考えてくれる。」

そう信頼されることの喜び!



パパは、

「そんなに嫌な事されたり言われるなら、体育祭なんかボイコットすればいいんだ!」

と言ってました(;^ω^)

でもにいには、ちょっと冷静になったあと、

「うーん、数人のいやな人のために、他の友達を裏切ることとかできないなあ。

みんな大変なこともある中で、頑張ってやってるんだし」

だって!

パパより大人でした~♪




今回は、にいにのために、夜おしゃべりする時間をとっていることの大切さを改めて感じました。

9時から聖書タイムになって、読み終わったあとは大抵10時くらいまで何だかんだとしゃべってます。

真面目な話も、友達の話も、アニメの話も。

正直なところ、私はお花の教室運営もあるので、いつも時間が足りない気持ちでいます。

仕事のメール、ブログ、サンプル作りや教室の準備など、たいていは子供が寝たあとにしています。

にいにが寝てくれないと、仕事をできない…。

そんなジレンマも感じつつも、にいにが楽しそうに話している間は、なるべく一緒に楽しみます。

にいにの自己肯定感・自己有用感が育つならば。

私のフリーランスとしての独立が少し遅くなっても、それは大丈夫だと思おう。

そう考えています。




今やりたいこと、も大切だけれども。

「急ぎではないけど、とても重要な仕事」のひとつとして。

にいにとの時間を心がけていきたいなあと思っています。




(ちなみに、娘との時間も、違う形で作っています。また他の機会に書きますね♪)