広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

技術系の企業で人事経験→専門学校の就職担当者の意見

2019年04月15日 | 中学生活
こんにちは、ママです^^


我が家の中3にいにの高校受験にともない、

将来の仕事についても思いを馳せることがあります。


そんな時期に、知っておきたい情報についてシェアしますね^^



にいにのじいじ、つまり私の親から聞いた話です。



私の父親は、マスコミ系の技術職でした。

大きな会社の子会社で長いこと働いていました。


退職してからは、

同じく技術系の専門学校で授業を受け持っていました。





で、会社で新卒や中途採用の面接をしたり、

専門学校では、逆に採用してもらえるよう

学生に指導をしていたりしてました。

企業に採用をお願いに行ったりね^^




そんなじいじが、言っていたことです。



「障害者手帳を持っている人も、一般企業への就職を諦めてはいけない」



あくまでも、「我が家のじいじ調べ」ですので、

こんな意見もあるんだな、ってことでお付き合いください^^;




じいじが勤めていたのはテレビ番組の制作会社。

なので、親会社であるテレビ局でも仕事をしていた時期があります。



いわゆる大企業なので、様々な部署がありますね。

そして、大きな企業は、国が定めた一定以上の人数、

障害を持っている方を採用しないといけません。


厚生労働省のHPより転記。

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「雇用する上でのルール

障害者の雇用については次のようなルールがあります。

1.障害者雇用率制度

従業員が一定数以上の規模の事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を「法定雇用率」以上にする義務があります。

(障害者雇用促進法43条第1項)

民間企業の法定雇用率は2.2%です。従業員を45.5人以上雇用している企業は、障害者を1人以上雇用しなければなりません。」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page10.html

************


45.5人に1人以上って、けっこうな人数ですよね!

学校でだと、多めの1クラスに1人は入れなさい、みたいな感じかしら?



まあ、とにかく、

会社は「雇わないといけない」のですよ、

障害のある人を。



会社の業務内容や業界によって、

雇える障害の程度や内容については

それぞれ違うとは思うのですが…。



我が家のじいじが働いていたマスコミ業界、

特に親会社の大きな会社というのは。

例えば車椅子だけど普通に仕事できる方とか、

発達障害だけど、付き合い方を周囲が理解すれば大丈夫、とか

そういう方にとっては、働きやすい会社なのかなあ、と。

(ここはあくまで私のイメージです。)



だってね、

「普通の採用試験受けても受からないような会社が、

配慮をしてくれるなら受かるかも?」と思いません?


というか、私は思うんですよね〜。

「我が家のにいに、いい奴なんで面接だけでもどうにか!」って^^;




でも、

この話には続きがあって。

じいじいわく、

「周りが、この人は障害者枠での入社だ、って色メガネで見ないことは大切だよね」

って。


やっぱり、会社としては前向きに取り組んでいたとしても、

すぐそばにいる同僚が、どのように考えているのかは

全部は把握しきれないから…ということみたいで。

いちいち就労の時に、障害者枠です、みたいなことは

周りには言わないとは思うのですけどね^^;



もちろん、任せてもらえる部署とか職種とかにも

多少の違いはあるのかもしれないけど。




「障害者枠というものの存在」を

知らない方もいるかも、と思ってのシェアでした^^



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