広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

Sお兄ちゃん効果

2011年11月15日 | 日々のこと
先日、いつものように付き添いで学校に行った私に先生が話しかけてきました。

「○○くん(息子)、この2,3日なんだか…」

ドキ!何か悪いことしたのかな…。と心配する私に続けて

「とっても落ち着いてるんですよ~!」

…よかった~!

相変わらず授業はきちんと受けられるわけではないのですが、周りにちょっかいを出したりすることがなかったそうで。本に没頭したり、自分の世界で落ち着いている感じだそう。

この何日かでの変化といえば…



息子の大好きなSお兄ちゃんがうちに泊まっていたのです。

Sお兄ちゃんは教会の若い社会人の兄弟ですが、引越しなどの事情でうちに何日か滞在していました。

息子は食事の時もお風呂も一緒で、遊んでもらったりただ隣にいて話してもらったり。
気持ちが満たされていたのでしょうか。

私は最近どうしても1歳前の娘のほうに気持ちが向いてしまっていたので、息子のほうは手薄になりがちだったのだと思います。

しかもその時期、宿題や着替えなど私がやるように言いつけることすべてに「なんで!」「どうして!」「いやだ!」と連発する息子に、だんだんとこちらも頭ごなしに叱りつけてしまうことが多くなっていました。

もうだめ、どうしてもすぐに怒りたくなっちゃう、神様この状況どうにかしてください!!もうどうしたらいいんですか!?と祈っていました。

私としてはその祈りによって、私の心がもっと成長して愛深くなって息子に落ち着いて接することができるようになるとか、息子の状況が改善するとか、そんなことがそのうち起きるのかなと思っていました。

でも、神様は「もう○くんもお母さんも精一杯やってるよ、頑張ってる。ちょっと休憩させてあげる」と言ってくださった(?)のかもしれません。

Sお兄ちゃんは色々都合があり、当初の予定よりも長く2週間程度わが家に泊まりました。
その2週間で息子も落ち着き、私たち親も安心し、おまけにそのお兄ちゃんものんびりした子持ち家庭の生活のおかげ(?)か、少し前からの体調不良が良くなったそうで、みんなハッピー。

神様は私たちに必要なものをよくご存知で、その神様がくださる計画は私たちにとってちょっと意外な形でやってきて、そして私達の想像をはるかに超えるものだと改めて感じました。