広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

療育手帳

2011年11月09日 | 日々のこと
先日、療育手帳の申請で児童相談所に行ってきました。

平日の午前中を指定されたのでその日は息子の学校を休ませて、下の子も連れて児童相談所に知能検査と面談のために連れて行きました。

相談所に行くと係りの方が二人で対応してくださり、息子は知能検査へ、私は別室で面談という流れでした。知能検査が終わるとその結果をすぐにまた面談で教えてくれました。

今回受けた検査は田中ビネー式で、約1時間程度。
面談も今までの診断経緯や、手帳を申請しようと思った理由、日常のことなどを1時間ほどで細かくお話しました。

知能検査の結果をみて、医師の診察で最終決定すると担当の方が言っていました。

息子は今まで知能検査としてはWISCを二回受けたことがあったのですが、田中ビネー式は初めて。

診断名が出たときに受けたWISCの検査では、1時間程度の検査を3回に分けて(約3時間で)やりました。
3回に分けたのは、ADHDの傾向の子供は後半は集中力が切れて正答率があがらないので、時間をかけてでも息子のできるところをしっかり診ましょう、という方針からでした。
本当は2回になる予定が、3回になってしまったんですが…。

そのWISCと今回の田中ビネー式の結果を見比べると、前回はIQが平均以上だったのに対し、今回は平均以下。
つまり、息子のペースで(休み休み)時間をかけてあげると平均以上の結果が出せるけれども、1時間という区切りがあるとやりきれない部分が出てくるのかも。

ちなみに、療育手帳についてはIQの足切りがあったので医師の診察をお願いするまでもなく不可という結果でした。

担当の方のお話では、発達障害に関しては知的障害を対象にしている療育手帳ではなく精神障害者手帳が対象になるので、そちらでの申請もご検討くださいとのことでした。
知的障害もある(IQが低めの)子供であれば、療育手帳でも精神障害者手帳でも審査に通りやすいほうで申請できるのですが…ともおっしゃっていました。
小さいうちは療育手帳で、成長してからは精神障害で、となることもあるとか。

ちなみに、精神障害の手帳では、本人への知能検査などは必要なく、主治医の診断書があれば大丈夫とのことなので、本人に学校を休ませる必要はないようです。

そもそも、手帳を申請しようと思ったのは加配をお願いするときにあったほうがいいかなと思ったのと、息子は授業での勉強はほとんど聞いていない状況なので、博物館などに連れて行って実際に目で見て勉強させないと大変かなと思ったことからです。(手帳があると公共施設の割引があるので、金銭的に少しは気が楽になるし…。)

まだちゃんと調べていないのですが、精神障害者手帳の申請は診断日から半年以降たたないと申請できないみたいなので、まずは主治医の先生に次回の診察の時に相談しようと思います。

なんだかんだと息子関連でバタバタしてますが、当の息子がひとまず学校で騒ぎを(最近は!)あまり起こしていないので、それが何よりです…。