“駄目社会人”小ヤギさんの戯れ

メインは休日のビール飲み歩きブログとなってます。
その他に少しだけジャグリングのことなどや読書のことなども。

JJF2010 in 山口 ワークショップ覚書

2010年09月21日 22時06分22秒 | ジャグリング
受けたのは
オーガニック・ジャグリング パート1、2 講師:ステファン・シング
ボディ・ジャグリングおよびパートナーとの即興 講師:クリスティアナ・カサーディオ
傘と鞠の曲 入門 講師:くろせ
とこんだけ。

□オーガニック・ジャグリング パート1
道具は何でもかまいません、と書いてあったけどボールがベター。
ペットボトルひとつで行ったら、ペットボトル、サンダルを投げる羽目になった、こんな奴は論外だが。
メモを取っていなかったので、覚えていることだけ列挙。

・ひざをやわらかくしてたつ、少し曲げるくらいだけど、曲げすぎはダメ。
・頭から糸で上に引っ張られるようにして、背は曲げない、視線は遠くまっすぐに。
・ボール一個をカスケードの軌道で投げる。
・ボールを投げたほうの手を自由に動かす。
・ボールはキャッチする手ではなく、投げた後の手をどう動かすかに意識を持つ。
・床に落ちなければドロップではない、ギリギリの高さでキャッチすれば時間がたっぷりあるので、その間自由に動ける。
・ボールを体の色々なところを通してキャッチ。
・背中の後ろから、普通に取ったり、勢いよく(バチっと音が鳴るくらい)取ってみたり。
・右手で投げ、同じ手で首の後ろで取ってみたり、ショルダースロー、その逆とか。
・ボールはしっかり持つのではなく、指先のほうで、投げるときはその指のスナップをつかって投げる。
・ボール1個で普通のカスケードの軌道をゆっくりと、そこからそれまでやった動きを組み合わせてみる。
・動きは緩急をつけることが大切。
・ボール2個で、1個の時にやった動きを組み合わせる。
・たとえば、右手から投げたのは右手で首の後ろキャッチ、左手は背中というか体の右側らへんでキャッチとか。
・連続で右手左手両方で体の前から後ろ、後ろから前、方の前から後ろ、首の後ろを連続で。


□オーガニック・ジャグリング パート2
ボール3つで色々と、だいぶ体を動かすので動きやすい恰好が重要。
ジーンズ姿で参加など論外。

・ボール1個で準備体操。
・足の下、足を上げないで足の下(アルバートみたいな感じ)、そのまま歩き回ったり。
・腕立て伏せのような状態でボールをパス、パスするとき余裕があれば手をたたいたり。
・背中の後ろ、右手で投げて左手でキャッチ、左手は大きく回して、右手にパス、大きく円を書くように。
・その時、ボールを見るのではなく、前を向くように、ゆっくりやって、出来ればだんだん早く。
・ボール3個で、カスケードの新しい可能性を考える。
・ボールを高く上げる(この時投げるリズムはゆっくりになる)、高さの変化。
・ボールの交差する位置を変える、山の頂点を近づけたり、話したり。
・ボールの高さは同じで投げるリズムを変える(3ボールフラッシュみたいな感じになる)。
・リズムを変えるのは左右でも、右手は早く、左手はゆっくりと。
・投げる幅を変える。
・右手は体の前、左手は左のほうにとか、その逆、左右の手をはなして(ワイドカスケードのような感じ)とか。
・投げる位置を前後する、右手は奥のほう、左手は手前。
・固定したバージョンや、ワンスローごとに場所を変えたり。
・キャッチする場所を変える。
・1ボールだけ高い位置でキャッチしたり、体から離れた位置でキャッチとか。
・また、スクワットするような感じで体の下のほうでⅠボールだけをキャッチしたりとか。
・ボールを投げたほうの手を自由に動かす。
・あとは、その動きを組み合わせて自由に動く。

確かにステファンの動きはこれらを組み合わせて出来ている。
なんとなくだけど、まわりの人の動きもステファンのように見えてくるから不思議だ。

□ボディ・ジャグリングおよびパートナーとの即興
疲れていたので見ているだけ、それでも結構面白いし勉強になることがある。

・体の重心を感じる、まっすぐ立って、右足に、左足に自分の体重を感じる。
・手を動かして、手に先に引っ張られるような感じで後から体がついてくるような動き。
・手だけでなく、足、頭、肩、腰などが引っ張るような感じで。
・上記の動きをはじめは同じ位置でやった後、もっと大きな動きで場所を移動したりしながら。
・また、動きに合わせて地面をつかって寝ころぶようなかたちになってもよし。
・それらを組み合わせて、動いてみる。たとえば、手に引っ張られた後、足に引っ張られてみたいな
・気に行ったパターンが出来たら何度もそれを練習してみる
・パターンが出来たら、今度は大きな動きでやってみる。
・動きと動きの間でジャンプをしてみるなど。
・今度はボール(クラブでも何でもよし)をつかって先ほどのパターンを行う。
・その時ボールは投げないで体で挟んだり、載せたりする。握り続けているのはダメ。
・ボールを持ったパターンが出来たら、ふたりひと組をつくる。
・ひとりはそのパターンをやる。もう一人はその動きを動かす役割。
・片方が出来たら役割を交代し、同じことをやる。
・出来たら、その二人の動きをつなげてみる。

といった感じで、2時間くらいのワークショップで数十秒のルーティンが出来てしまうというわけ。
まるで、穴埋め問題を答えていったら最後の目的の答えが出てるみたいな感じ。
そして、あぁこうやってルーティンって造るのかとわかる、よくできたワークショップだった。
また、ジャグラーは技と技との間にどう動こうかと技から考えることが多いと思うけど、
これは動きが先行で、あとから技を付ける感じでいままで考えなかったような動きがでたりとか、おもしろい。


どちらのワークショップも、そうだったし、かつて受けたジェイギリガンのわーくしょっぷもそう、
聞いていると、思考法とか、そういう本に書いてあることに通じるんだよね。
たとえば、カスケードがどういう要素からなっているのかを考える。
高さ、リズム、キャッチ位置、スロー位置などそれぞれの要素ごとに分解して、
それらの可能性を考えていき、その要素を組合すことで新しいものを生み出すとか。

ルーティンにしろ、新技にしろ、新しいことを、全く自由に考えてみるというよりは、
何か制約条件を与えてその枠組みの中を全て考えてみるとかいう作業が必要。
そして、通常あるものに対して新しい視点を持つこと。
小さいものを大きくしたりとか、縦のものを横にしたりなど。

あぁ、そんな思考法的な話ではなくて両方のワークショップで共通していて覚えていることを。
・体はリラックスさせた状態。
・動きにメリハリ、緩急をつけること。また、動きの大きい小さいとか。

そんな感じかな。

あと、くろせさんのワークショップはたぶんくろせさんが自分のブログに書くだろうからいいかな。
と言いながら乱回しのことをちょっとだけ記述。
・傘を止めるとボールが前に転がっていく、そのボールを押し上げる感じで傘を傾ける。
・それをくりかえす?という感じで傘のふちを回す。
・出来るだけ傘のふち、おおきくまわすようにすること。
・早く回すのではなく、ゆっくりとボールをコントロールしながら回すことが必要。
・その練習として、ボールを回す位置をちょっとずつ変えていく。
とかこんな感じだっけか。
あとは、傘回し全般できれいに見せる姿勢に気をつけること。
そのために鏡で見てみたり、ビデオをとったりとか。


と、こんな感じでつらつらと列挙してみたけど、だいぶ何やったか抜けているなぁ。
あと、間違いや、自分の解釈でとかもあるのでどこまで信用できるかわかりません。
やっぱり、メモ取らないと忘れてしまうなぁ。


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