last

もうそろそろ奉公先をあとにします。
月並みですが長いようで、あっという間の3年間でした。
この3年間で小ヤギはちゃんと成長できたのでしょうか。
たぶん成長できただろうと思っているので、
そうではないよというツッコミはなしで。

奉公先の皆さん、3年間ありがとうございました。

ご主人と

小ヤギが今の奉公先に来て3年が経ちました。
その間いろいろなことがありましたが、
密かにこの奉公先を出て行くときにはこれをしようと決めていたことがありました。

しかし、昨日の朝から準備をしていたのですが、
直前でビビって1時間くらいなかなか踏ん切りがつきませんでした。
だってねぇ、そりゃぁ怖いですから。

それでも意を決して、決行に移そうとご主人の部屋へ。
そして一言、

「最後なんで一緒に飲みませんか？」

そう、最後にやろうと思っていたのはご主人と酒を飲むこと。
いや、いつも飲み会で一緒に飲んでるんですが、
最後くらい個人的に誘ってみようと。
朝から酒屋に行き、ウイスキーの棚の前で悩みぬいて選んだ1本はニッカの『余市 12年』。
それを差し出すと、

「えっ、今から？」

と言いながら嬉しそうに丁稚部屋へ。

その時丁稚部屋にいた皆さん、ごめんなさい。
こうなることは予想されていたけど、ビックリしたことでしょう。
いきなり来て二人でウイスキーを飲みだすんだから。
最終的には先輩丁稚さんも加わって三人でしたが。

酒を飲みながら
酒の話に始まり、奉公先での仕事の話、ご主人とその奥さんのなれそめ等々。
最後のほうでは社会においての仕事の意義を語っていたのですが、
その姿が当然と言えば当然、飲み屋で語っているおっさんそのもの。
もうベロベロ。
最後、部屋を出るときには少しふらついていたので無事に帰れたのでしょうか。

まぁ、なんにせよ喜んでもらえたみたいなのでよしとしますか。

小ヤギがこの奉公先に来るよりも前、今から6年くらい前に
今のご主人に教えを乞う機会がありました。
まさかご主人がその時のことを覚えているなんて思ってもみなかったのですが、
話の中で6年前のことが出てきて覚えていてくれたことには
ちょっとビックリしたのと同時に
嬉しく思ったり思わなかったりしたとかしないとか。

それから毎年のように教えを乞う機会がありましたが、
そのたびにこの人とは合わないと思っていたのに、
一緒に酒を飲んでいるなんて、亦楽しからずや。

流浪

只今、住所不定無職(正確にはちょっと違う)の身です。
昨日から人の家を転々とする居候生活が始まりました。
はやくもちょっと嫌気がさしてきたんですが、
負けません。
ホテルに泊まったほうが楽なんですが、
なんのことはない、意味のない意地を張ってみます。
あと3日はがんばって人様に迷惑をかけていきますよ。

迷惑を被ることになった皆さん、先に謝っておきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

別れ

ついに部屋の中が空っぽになりました。
さすがに6年間も住むと愛着が湧いて
ちょっとばかり感傷的になりますね。
それ以上に
この3年間一緒に苦楽をともにした同僚丁稚さんとの別れの悲しさは一入です。
まぁ、東京に行ったら飲みに行くからその時はよろしくね。

峠攻め

暇です。
ホントに暇です。
今すぐに帰りたいくらい暇です。

でも、奉公先の後輩丁稚が峠を攻めるというので
乗せてもらう約束をしたのでおとなしく待ちです。
たぶん乗ればハイテンションに成るとは思うのですが
如何せん今の状態は・・・。

さて初の峠攻めはいかに。

うたげ

怒涛の数日。
一昨日はサークルの追いコン。
書くと長くなるのでココ参照。
朝8時くらいまで飲んでいたので
当然、9時から始まる式には出れず。
0次会から始まって5次会終了まで約15時間。
つまりそれだけの時間飲み続けってこと。
それでよく9時は無理でも、14時半からの“必ず出席すること”という式に出れたな。
その段階でもまだ酔っていましたが。
そこから起きた状態で
酔い状態→酔い醒め状態→二日酔い
という変化を体験しました。

そんな状態でも夜にはまたお酒。
性懲りもなく酒飲んで走り回ったり、ウサギ跳んだり、手押し車したり・・・。
その結果、今日は二日酔いより筋肉痛。
こんなのでも2年前に比べたらだいぶ成長したな。
前回は原始人よりさらに前の類人猿クラスだったけど、
今回は服を着た人間レベルの飲みでした。
いや、比喩じゃなくて。

まぁ、だいぶ小ヤギらしい終宴です。

不眠デー

皆さん、知ってました？
昨日から今日にかけて全国的に不眠デーだったそうです。

というウソ情報はさておき
昨日何年かぶりに夜寝れないという症状を体験しました。
普段はのびた君ばりに寝つきがいい小ヤギですが
昨日は軽く飲んで帰ってきて、夜の1時。
布団に入ったのが夜の1時半。
その後、寝付けなくて部屋の方付けをして2時。
再度布団に入っても寝れず、風呂でも入ろうと思ったのが2時半過ぎ。
で、風呂に入ってからやっと3時半過ぎに寝ることができました。

この話をしたら奉公先の方も
昨日は寝付けなかったみたいで
4時くらいから奉公先に来たという話を聞かせてくれました。

う～ん、恐るべし全国不眠デー。

私の嫌いな10の人びと

結構前に読んだのに書き忘れてました。
『私の嫌いな10の人びと』 中島義道 著

笑顔の絶えない人
常に感謝の気持ちを忘れない人
みんなの喜ぶ顔が見たい人
いつも前向きに生きている人
自分の仕事に「誇り」をもっている人
「けじめ」を大切にする人
喧嘩が起こるとすぐ止めようとする人
物事をはっきり言わない人
「おれ、バカだから」と言う人
「わが人生に悔いはない」と思っている人

が嫌いな人びとらしいです。
上の10の人々を嫌いと言っているけど
要は鈍感な人が嫌いというひとくくりで問題ないと思う。
小ヤギも上のいくつかは嫌いな人びとですが、
大半は何も気に留めていませんので小ヤギも鈍感なひとりです。
世の中にはいろいろな見方をする人がいるんですね。
そういう意味でちょっと勉強になる一冊でした。

長崎ちゃんぽん

総天然色のパンダさんお勧めの
長崎ちゃんぽんを頂きました。

さすがお勧めと言うだけあってなかなかのお味。
つい10日ほど前に長崎で食べたものより
小ヤギとしてはこちらのほうがよいです。
まぁ、貧乏舌というのもありますが・・・。

なんにせよ
総天然色のパンダさん、ご馳走様でした。

東京タワー

人から借りて読みました。
『東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン』 リリー・フランキー 著

やられた。
なんか適当な感じがするリリー・フランキーにやられた。
この本を読んでやはり適当な人なんだと確認をしたが
それとこれとはまた別。
奉公先で読んでいたのですが、
もし家でひとり読んでいたら号泣していたことでしょう。
奉公先でさえ、目に涙は浮かぶし鼻水は出るし
恥ずかしいったらありゃしない。
これは決してリリー・フランキーにやられたわけではなく
オカンの人柄にやられた。
この本を読んで久しぶりに母親の事を考えてしまいました。

これお勧めです。
暫定ですが2006年小ヤギランキング第1位になりました。