幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

もう一つの10年後

2016年03月21日 23時18分49秒 | 日記・エッセイ・コラム
先週は中学校の卒業式でした。
卒業式があった3/15に私は出張で京都にいましたが、
その日がよもや母の命日にもなるとは思ってもいませんでした。

そんなこともあって、しばらくブログもお休みをしていましたが、
もう今は元気に、でもちょっとだけ影を引きずりながら頑張っています。

卒業シーズンといえば、いろんな卒業ソングがありますが、
10年後を歌った歌の代表格といえば、アンジェラ・アキさんの「手紙」ではないでしょうか。
初めて聞いた時には、そのあまりにもストレートな歌詞に
心から感動したことを今でも覚えています。

他にも10年後を歌った歌はいくつかありますが、
今日は、その中から「letter song」という曲を紹介したいと思います。

初めて聞いたときは、メロディーの美しさと、
どこか儚くもやさしい歌詞に心を打たれた記憶があります。



この曲は、卒業して離れ離れになってしまう
恋人や友達同士について歌ったものだと思いますが、
歌詞をよく聞いていると、本当に“真”を得た歌詞だなとおもいます。

♪ 立ち止まるほど 意味を問うほど きっとまだ大人ではなくて
今見ているもの 今出会う人 その中で前だけを見ている ♪


この歌詞は、大人になってみないとあじわえない歌詞ではないかなと思います。
中学生の皆さんを見ていると、ときどきこの歌詞が反芻することがあります。

これから高校・大学へ進む皆さんは、
これからもたくさんの出会いや別れがあるとおもいます。
けれど、そんなことよりも“今目の前にいる人を大切にする”
卒業した中学生たちを見ていると、そんな純粋さに心が打たれます。

この歌詞は、それとはある意味反対の部分があるようにも思えますが、
大人になったときにふっとむかしを振り返ると、この歌詞の本当の意味が
とても分かるような気がしています。

♪ けど あなたのそばに 変わらないものがあり
 気づいていないだけで 守られていませんか ♪


子どもが子どもたるゆえんは、この歌詞にあるとおりだと思います。
今だけを見て純粋に生きる子どもと、
先のことばかり考えて不安や心配をする大人。
そんな大人の不安や心配がときにウザイのも、心が純粋だからだと思います。
そんな相反する構図の中に、この歌詞はあるような気がします。

でも大人になって子どもの頃を振り返ると、
実は気づいていないだけで、多くの人に愛され守られていたこと、
そして、本当の愛に気づく日が来るのだと思います。

♪ 10年後の私へ 今は誰を好きですか? 
  それとも変わらずに あの人が好きですか
  けど いつか知らない 誰かを愛する前に
  自分のことを好きと いえるようになれましたか ♪

♪ けどそんな出会いと 別れを繰り返して
  今の私よりも 素敵になっていますか ♪ 


中学生の恋愛や友達関係を見ていると、先のことなどを考えずに
とにかく今だけを考えて、今だけを大切にしている、そんな気がしてきます。
本当はそれこそが一番大切なことなのですが、
ときの流れは残酷で、時間と距離があくことで、
容赦なくすきま風が吹いてくるのもまた事実です。

それを乗り越えるのも、残念ながら乗り越えられないのも人生。
今はそんなことは考えずに、純粋に周りの人たちとの交流を楽しんでいる姿は、
どことなく光り輝いているようにも見えます。

けれど、この歌詞にあるように、
そういう友情や恋愛を通じて育てていかなくてはいけないのは、実は“自分”
誰かに愛されるから、必要とされるから大丈夫ではなく、
本当の意味で「自分のことを好きといえる」そんな大人になってほしいですね。


ちょっと変形した形ではありますが、
これが私から14期生の皆さんに贈る餞の言葉です。

10年後にこの歌の歌詞を聞いた時に、
今と変わらぬ純粋さをもった大人であって欲しい、
そのような願いをこめて、14期生を贈る餞の言葉といたします。




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1つのものを作ることの大変さ

2016年03月19日 23時16分19秒 | 日記・エッセイ・コラム
本日、地元である栗橋東中学校の吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。
今年は当塾の生徒さんは全部で4名、
まずは、お祝いの花束を買って現地に向かいました。



定期演奏会を聞きに来るのも今年で10回目ぐらいだと思いますが、
毎年いろいろな思い出が舞台で展開をされているように思います。

1つのものを多くの人で築き上げるのは、きっと大変な苦労があると思います。
うまくいくときもあると思いますが、
反面、意見が対立したりして、思い悩んだり、苦しんだり、
そんなこともきっとあるのではないかと思います。

ただ、そんなことがあったとしても、1つの舞台を作り上げられたことで、
きっと皆さんは自信と誇りを手にできたのではないか、そのようにも思います。

私もときには1人で、ときには何人かと協力して、
いろんなイベントを企画したり運営をしたりしています。

どんなときでもうまくいかなかったり、思い悩んだりすることがありますが、
そこにきてくれた人たちの笑顔や、来てよかったという思いに触れたときに、
いままでの苦労などが報われる、そんな感じがします。

1つの舞台を作り上げることで、
たくさんの人を笑顔にしたり、楽しませたり、元気にさせることができます。
それは音楽だけではなく、さまざまなイベントについても言えることだと思います。

今日の定演もたくさんの人を笑顔にし、元気にし、楽しませたことと思います。
そういった舞台を作り上げることができたということを、
ぜひ誇りにして、次の道へと歩んでいって欲しいと思います。

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ブログ再開のお知らせ

2016年03月19日 23時10分27秒 | お知らせ
当塾代表・根岸の母が15日に他界をいたしました関係で、
本日までブログ・ツイッター・ホームページの更新を
中止しておりましたが、
昨日、無事に葬儀などを終えましたので、
本日より再開をさせていただきます。

今回の件では、教室運営において
たくさんの皆様にご協力をいただきましたことと、
たくさんの方々からお悔やみの言葉をいただきましたこと、
心より感謝申し上げます。

2016.3.19
幸彩学習塾 代表:根岸 孝之
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塾からのお知らせ【3/17】版

2016年03月17日 20時44分07秒 | お知らせ
=========
≪3/27までの予定≫
◇3/18(金) ■管理者不在(根岸:告別式のため)
◇3/19(土) ◎春期講習申し込み締切日◎3学期・平常授業終了日◎新中3・理社国授業(19:40-21:30) 
◆3/20(日) 休塾日
◆3/21(月) 臨時休塾日 
◆3/22(火) 日程調整のためお休み 
◆3/23(水) 日程調整のためお休み☆小学校・卒業式
◆3/24(木) 日程調整のためお休み 
◇3/25(金) ◎春期講習スタート
◇3/26(土) ◎新中3・理社国授業(19:40-21:30)  
◆3/27(日) 休塾日
※予定はやむを得ない理由により変更をする場合があります。その際は、メールなどでお知らせいたします。
=========
【提出物など】
・春期講習申込書(全員、3/19締切、郵送で配布済)
・4/3 高校入試ガイダンス・出欠票(新中3:3/28まで、後日郵送で配布)

≪3/20-3/24は休塾日です≫
3/20-3/24は日程調整や春期講習の準備のためお休みですのでご注意ください。この期間の授業・習熟は全ておやすみですので、ご注意ください。なお、受付業務などは、以下の通りに行います。
◆3/20(日) 13:00-16:00
◆3/21(月・祝) 終日お休み
◆3/22(火) 13:00-18:00
◆3/23(水) 終日お休み
◆3/24(木) 18:00-21:00

≪春期講習のご案内≫
春期講習の申込書は、追加で授業をとらない場合でも提出が必要です。必ず、全員の方がご提出を頂きますようお願い申し上げます。

≪新中3・高校入試ガイダンスのお知らせ≫
※4/3の18:00-20:00を予定しております。
※会場はイリス2階・会議室です。
※ガイダンスの申込用紙を春期講習のパンフレットともに郵送する予定でしたが、一緒に送付することができませんでした。ガイダンスのご案内は、後日改めて送付いたします。

=============
≪空席状況≫
【授業】
◇3/21-3/24は休塾日です
◇春期講習期間中の空席状況は、別メールでお知らせいたします。

【習熟】
◇3/21-3/24は休塾日です
◇春期講習期間中の空席状況は、別メールでお知らせいたします。

≪3/27までの自習時間≫
◇平日 15:00-21:30
◇土曜 14:00-19:30
◇日曜日及び3/21-3/24はお休み
◇3/25は18:30-21:30 

≪進路・学習のご相談の受付≫
お電話にてお問い合わせください。
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皆様へお知らせ

2016年03月16日 17時34分48秒 | お知らせ
昨日、当塾代表・根岸の母が永眠をいたしました。
生前には、たくさんのお見舞いや励ましの言葉をいただきました。
ここに皆様からのたくさんのご厚意に
心から厚く御礼申し上げます。

2016.3.16 
幸 彩 学 習 塾
代 表:根岸 孝之

================

なおこのため、今週につきましては、授業・習熟などにおいて
皆様に変更をお願いすることがあります。
該当する皆様には、追って連絡をさせていただきます。

また、今週中につきましては、
公式ブログと公式Twitter、ならびにホームページの更新を
お休みさせていただきます。(塾からのお知らせをのぞく)

あらかじめご了承ください。



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教え子から教え子へのバトン

2016年03月12日 22時51分41秒 | 日記・エッセイ・コラム
10日の合格発表のあと、卒業祝賀会を行いました。
そのとき、最後に撮った記念写真が下の写真です。



この写真には、卒業する14期生ももちろん写っていますが、
今は講師として当塾で働く教え子たちの写真も写っています。

この写真を撮る前の別の写真では、
記念写真に映るほうも撮るほうも、
自分の教え子だったという光景をみて、
この塾も、それだけの年数を重ねてきたんだなぁという
実感を持つことができ、ちょっとばかり感慨にふけってしまいました。

今年、卒業する教え子さんたちと、
今は講師として活躍する教え子さんたち。
この塾の中で、いろんな物事が教え子達の間で、
バトンのように受け継がれていったなら嬉しいな、
そんな思いで、この写真を眺めていました。

この写真の中には当日参加した中で、私だけが唯一写っていません。
自分が写真の中に入ることもできますが、あえて写真を撮る側にまわって
代々の教え子達、みんなの姿を目に焼き付けたかった、
そんな思いもあり、写真を撮りながらこの光景を目に焼き付けていました。

いままで送り出した生徒さん達は、いったい何人になるのでしょうか?
素直でよく言うことを聞く生徒さんもいいれば、
生意気盛りで、なかなか言うことを聞いてくれない生徒さんもいました。

ただ、どんな生徒さんでも何年か後にふっと顔を出してくれたときに言う言葉は、
「なんだか急に懐かしくなって…」という言葉です。

生徒さんがここで学んでいるときや、卒業してすぐには分からないものらしいのですが、
ふと懐かしくなる、そんなことがこの塾にはどこかにあるようです。

いつしかこの塾が齢を重ねていったときに、
みんなの思い出の詰まった場所になっている、
そんな場所であったなら、私はとても嬉しく思います。
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公立高校 入試結果

2016年03月11日 23時09分04秒 | 学習の成果
昨日発表になりました公立高校の入試結果ご報告いたします。
今年は、倍率で1.5倍を越える高校を受験した生徒さんも多く、
結果としては今一歩というところでしたが、
生徒の皆さんは、最後まで本当に頑張ってくれたと思います。

14期生の皆さんの進路が決まりました。
皆さんがこうれからもますます成長していってくれることを願っています。

【2015年度 公立高校入試 合格実績】

 不動岡(普通) 2名

 久喜(普通)2名

 芸術総合(舞台芸術)1名

 春日部東(普通) 2名

 越谷南(普通) 1名

 越谷西(普通) 1名

 久喜北陽(総合)1名

 杉戸(普通) 1名

 鷲宮(普通) 1名


※順不同

17名受験12名合格、 合格率70.5%

以上です。
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大切なのは、このあと

2016年03月09日 23時37分20秒 | 日記・エッセイ・コラム
明日は埼玉公立入試の発表日ですね。
公立高校を受験された皆さんは、いまどんな気持ちなのでしょうか。
明日はたくさんのサクラが咲き誇ることを期待しています!

さて、UPテスト理事長のブログで梅野先生も書かれていましたが、
合格と不合格の差など、本当に紙一重というところだと思います。
もし万一、公立高校受験で残念な結果になったとしても、
あなたの「すべて」が否定されたわけではないということ、
このことは決して忘れてはいけないことです。
とは言ってもはじめはなかなか飲み込めないかもしれませんが、
もしここまで頑張ってやってきたのなら、そんな自分を誇りに思って欲しいと思います。

そして、本当に大切なのは明日からです。
事実上、明日から始まる高校3年間、これをどのように過ごすのか、
私はそちらのほうがはるかに重要だと考えています。

第一志望に合格しても、歩むことをとめてしまえば、
その人は何も成長をしなくなってしまいます。
仮に不本意な結果で、第一志望ではない高校へ進学したとしても、
歩みを続けていけば、どんどんと成長をしていくことができます。

高校3年間だけでなく、人生全般に言えることだと思いますが
「大切なのは、どこへ行ったのかではなく、そこで何をしたかだ」
ということです。

高校の合否や周りの環境に左右されるのではなく、
与えられた中で何をしていくのか、これが一番大切だということです。
どんな環境であれ、自分が精一杯のことをやっていくこと、
これが大切だと私は思います。

受験生として1年間を過ごした皆さんなら分かると思いますが、
1年間という月日は本当に重いものだと思います。
だからこそ、次の3年間で何をするのか、ここが大きな勝負の別れ道になると思います。

高校時代の3年間に、楽しいこと・嬉しいこと・喜べること、
それらをたくさん経験して欲しいと思います。
反面、辛いことを乗り越えた、人として成長できた、夢を描くことができた、
そういう将来へつながることも、この3年間でしっかりと経験をして欲しい、
そのように願っています。

14期生の皆さんが20歳になるのは2020年ですね。
東京でオリンピックが行われる年に、皆さんはどんな大人になっているのでしょうか?

私は今からその日が楽しみでなりません。

自分の道を、自分らしく。
そして、世の中の人を一人でも多く笑顔にできる
そんな人に成長していってくださいね。


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ないものをねだるのではなく

2016年03月07日 20時52分06秒 | 日記・エッセイ・コラム
他人を見てうらやましいと思うこと、私たちはいつでもそんな感情にとらわれがちです。
「あの人は、あんなに幸せそうなのに、どうして自分だけは…」
「あの人は、あんなにできるのに、どうして自分は…」
「あの人は、あんなに人に好かれるのに、どうして自分は…」など
人をうらやむことは、日常的にあることともいえると思います。

私もかつてはそう思う一人でした。
誰かの持っている何かを自分も手に入れたい、
そう思って悶々としたこともたくさんありました。

もちろん他の誰かが持っている何かのうち、
努力すれば自分も手に入れられるものもありますが、
その人固有のもの(例えば性格)などは、
そうたやすく手にすることはできるものではないと思います。

「うらやましい」
「自分もああなれたらいいのに…」など、
そんな思いがときどき人を支配してしまうことがあります。
俗に言う「無いものねだり」という状態ですが、
そんな状態は、その人の持っている本来のよささえも消してしまうように思います。

かくいうわたしにも、無いものはたくさんあります。
正直にいえば、人を見てうらやましいと思うこともあります。
でも、自分に無いものを手に入れようと汲々とすることで、
本来の“私のよさ”を失ってきた、そのようにも思うようになりました。

人はそれぞれに個性があります。
自分では気づきませんが、他人をうらやむそんな“私”にも、
きっと他人から見ればうらやましいと思われるところがあるように思います。

だから、私は人をうらやましいと思うことをやめることにしました。
だからといって、人としての成長をやめるという意味ではありません。
努力すれば手に入るものは、もちろん手に入れる努力をし続けたいと思います。

でも、どんなに努力しても、その人になれるわけではありません。
だからこそ思うようになったのは、
「無いものねだりをするよりも、その人と一緒に行動すればよい」
という考え方です。

自分には無いよさを持っている人とともに行動すれば、
自分の苦手とするところを補ってもらえる、
また、自分が得意とするところで、その人の苦手なところを補える、
そのように思ったからです。

無いものをねだって汲々とするよりも、
自分の無いものを持っている人とともに行動する、
そうやって補ったり補われたりする関係、
これもまたステキな人間関係なのではないかなと思います。

私は塾長としてスタッフを採用したりしますが、
あえて自分とは正反対なよさを持った人を入れることがあります。
そうすることで、いろんな個性を持った人が、この塾にいるようになり、
この塾の幅も広がるように思うからです。

自分ひとりで何もかもできればよいのですが、それはやはり無理な話。
自分ではできないことを補ってもらう、そのような関係を築いていくことも、
大切な人間関係の一つのような気がします。

今年も生徒さんをはじめ、講師もチューターも事務のスタッフも、
個性に溢れる人たちが揃いました。

たくさんの個性の中に自分も埋没しないようにしながら、
そして自分の個性をしっかりと磨きつつも、
たくさんの個性を生かせる職場作りを心がけていこうと思います。
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決断

2016年03月05日 22時57分20秒 | 日記・エッセイ・コラム
春は出会いと別れの季節とはよく聞く言葉ですが、
春は「決断の時期」でもあると私は思います。

私も、昨日の夜というよりは本日の未明に、とある重い決断をされた友人にお会いしました。
電話をもらったときに、うすうすは「こんな話しかな?」と感じてはいたいましたが、
いざその話を目の前でされると、やはり感慨深いものがありました。

いろいろと悩んだのだと思います。
うまくいかないことも、私が想像する以上にあったのだと思います。
自分のことだけでなく、家族のこと、周囲の人のこと、
そして自分自身のこと。
その決断までの苦労を思うと、とても頭が下がる思いです。

ただ、その決断を私は快く受け入れようと思ったのは、
何よりも本人が前向きだったからです。
これまでの「自分とは違う自分を見てみたい」
そんな気持ちが私にもひしひしと伝わってきて、
その決断を私も快く受け入れ、応援をしていきたい、
そのように思いました。

人はなるべくなら変化の少ないほうがいい、そう思う生き物だと思います。
今いる環境が心地よければよいほど、その気持ちは大きくなると思います。
卒業シーズンで、別れの季節でもある今は、
きっと「このままがいい」と思っている人もたくさんいることと思います。

もちろん、大切な友人関係などは、
環境が変わっても卒業して離れ離れになっても、
大切に育てていかなければならないと思います。
でも、反面、それに安住してしまうと、自分自身の成長にはつながらないようにも感じます。
新しい環境、新しい仲間、新しい学び、
それらがあるから人は成長ができるのだとも思います。
だからこそ、このままでは「よくないこと」もあるように思います。

ただ、どうせ変化していく環境であるのならば、
自分の意思や決断で選んだ、
そして、何よりも新しい環境が自分にとってワクワクするものであって欲しい、
そのようにも思います。

高校への進学も、変化を拒否して嫌々進学するよりも、
これまでの仲間を大切にしつつも、ワクワクしながら新しい環境へと進むほうが、
きっと皆さんの成長にもつながるように思います。

私の友人は、見ていてこのワクワクという言葉がとても当てはまっていました。
未知の世界は見たことが無いので、不安もあると思いますが、
それ以上にワクワクしているという姿を見て、とても応援をしたくなりました。

うまくいくかどうかは、まだまだ分かりませんが、
ワクワクする気持ちがあれば、私はきっとうまくいくのではないか、
そのようにも思います。

中学3年生の皆さんも卒業式も間近かで、今の仲間たちとも離れ離れになってしまう、
そのときが近づいてきてしまっています。
悲しいこと、寂しいことではあるのかもしれませんが、
今の仲間たちを大切にしながらも、
新しい高校生活へのワクワク感を胸に秘めて、
それぞれの新しい人生の旅を始めていって欲しいと思います。

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