幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
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明日の話をしよう

2014年11月05日 22時58分37秒 | 日記・エッセイ・コラム
先週から今週にかけては、UPテスト・北辰テストとテストが2週連続で続きました。
生徒の皆さんは大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。

でも、テストの本当の価値を高めていくための作業は、これから始まります。テストが終わって一安心、といきたいところですが、あと一歩頑張っていきましょう。


テストが終わって真っ先にやること、それはやり直しですね。やり直しこそが、テストを受ける価値を高めてくれ、その後の学習を意味のあるものにしてくれると思います。偏差値を見て一喜一憂するだけでは、もったいないテストの受け方としか言えない思います。やり直しをし、次はそこは間違えない、そういうふうに持っていってこそ、テストを受ける意味があるのだと思います。

授業やテスト後の自己採点でも、「テストのやり直しをするのように」といっても、なかなかできない人がいます。悔しい気持ちや次に頑張りたいという気持ちがあるものの、自分の間違えたところや弱いところに立ち向かうのは、決して良い気分になるものではありません。やり直しをしていると、やりたくない気持ちになる、それは良く分かります。

それ以上に「もっと勉強しておけばよかった」とか「一生懸命にやってきたのに」という思いがあって、それがやり直しを邪魔するのかもしれません。

過去の自分の行いを反省することは大切だと思いますが、いつまでも過去にこだわってしまうだけでは、やはり寂しいように思います。


過去から学ぶべきことは学び、得るものをきちんと得る、それは大切なことだと思います。だからといって、うまくいかなかった過去を、いつまでのギュッと握っていても、そこからは何も生まれてきません。ギュッと握っているいろいろな思いを手放していくこと、それも大切だと思います。

過去から得られるものを得られたら、あとはそれを手放し、そこから得られたことを糧に、眼を前に向けて歩みだしていって欲しいと思います。

「こうすればよかった」「後悔している」という言葉よりも、「明日はこういう勉強をするぞ」「今度はこんな結果を出していきたいぞ」ということを話せるようにしていけば、将来を変えていける、私はそのように思います。

過去の話より「明日の話をしよう」

その心構えが道を切り開いていくように思います。



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