先日、職員向けの研修を行ないました。今回は、『いま、大切なこと』というテーマで、「3年目の改革」と「なぜ勉強が必要なのかを考える」の2つの内容について研修を行ないました。
1つ目の「3年目の改革」は、この塾は現在の地に移転してきて3年がたつのを機に、今まで行なってきた授業・習熟などをもう一度見つめなおそうというものです。
どんなことでもそうだとは思いますが、はじめたときは新鮮だったものでも、月日の流れの中で陳腐化し、見直さなければならないことが必ず出てくるはずです。それは塾も例外ではなく、3年という月日の中で古くなってきたものはしっかりと見直し改めて送り出していく、そんな作業が必要になってくると思います。
今回の研修では、そのことについて話し合いを行い、4年目を迎える来年度に向けて、必要な改革を行なうことを確認をしました。
塾に限らずどのようなことでもそうだとは思いますが、「変えるべきでない普遍的なもの」と「時代と共に変えていくべきもの」の2つがあると思います。この2つをしっかりと見極めて、皆様に通っていただける塾作りを目指していきたいと思います。
2つ目の「なぜ勉強は必要かを考える」は漫画「銀のアンカー」と新聞の連載記事を元に、「なぜ学力をつけることが大切なのか」を考えました。スタッフも学生がほとんどですので、自分自身のこととしても捉えてくれたようです。日本の企業が求める人材像や高校中退者のその後などのレポートを読み、感想をそれぞれ話し合いました。
そこでスタッフが理解したことを、今度は生徒さんに伝えていく、そうして多くの人たちが学習をする目的を見つけてもらえればと思いこの研修を行ないました。
今年の後半に入り、急激に景気も悪化してきています。そのような時代にあって必要な人材とはどのようなものか、それをこれから私も生徒さんに語りかけて生きたいと思います。
いずれのテーマも、塾にとってはまさに『いま、大切なこと』といえます。こういったことをしっかりと研修をスタッフ一人ひとりが形にすることで、皆様にも通っていただける塾になるのだと思います。
そして、いつかこの塾の生徒さんが「一隅を照らす」、そんな時が来ることを夢見ながら、これからも歩んでいきたいと思います。
============================
<今回参考にした資料>
銀のアンカー 第5巻 http://www.bk1.jp/product/03041304
読売新聞 「生活ドキュメント 社会的排除②~④」
============================