幸彩学習塾 オフィシャルブログ

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夏休みの思い出 その4 ~サマスペ~

2009年09月13日 16時27分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

Img_4400_edited  「夏休みの思い出」も今回のその4が最後になります。最後のテーマは、8/30・31に行なわれたサマスペです。

 サマスペ(Summer Special Study)は、毎年夏休みの終わりに実施されている夏季合宿の代替として行なわれたものです。会場が塾で、家から通う「通い合宿」のかたちではありますが、昨年までに行なわれた夏季合宿とほぼ同じ内容・時間割で実施することができました。

 夏季合宿やサマスペの最大の目標は「夏休みの学習の成果の確認と北辰テストへの対策」です。今回のサマスペでも、その目標は達成できたのではないかと思います。

 今回のサマスペは合宿と同じ時間割で実施したため、1日目の8/30は午前8時から夜10時まで、2日目の8/31は午後2時から夜10時までの長丁場となりました。夏休み中から長時間自習をして頑張っている人もたくさんいましたが、それでも、この長時間の学習をきちんとできるのだろうか?と少し心配もしました。

Img_4383  しかし、そんな心配は無用だったようです。途中で少し具合が悪くなった人もいましたが、ふだん自習に来ている人も含め、全員が無事にこの長丁場を乗り切り、きちんとした学習ができたように思います。

 休み時間は結構にぎやかでしたが、授業時間は集中して取り組んでいて、中には50分の時間が短く感じられた人もいたようです。集中して物事に取り組めば、時間はあっという間に過ぎていく、そんなことを感じてくれた生徒さんもいたように思います。

 そして、このサマスペでは、もう1つ私にとってはとても嬉しい出来事がありました。

 それは、今回が長丁場だったこともあってか、いつもとは違う、いつも話しているメンバーとは違う、新しい交流の輪を見ることができたことです。

 Image2961_edited 毎年、合宿などでもそうですが、今まではあまり話したことのない人たちとも、同じ部屋になったり、同じ学習のグループになったりすることで、交流の輪が広がってくることがあります。今回のサマスペでも、合宿ではありませんでしたが、長時間、同じ学習をしたメンバー同士だったこともあってか、一種の連帯感が生まれたようで、新しい交流の輪を見ることができました。サマスペの感想文にも、「今まであまり話したことがなかった人と話せるようになった」そんなことが書かれていたのも、今回のサマスペで新しい交流が生まれたことを意味していると思います。

 なぜ、わざわざ毎年、合宿をやるのか?実は、ここに大きな目的の1つが隠されています。もちろん勉強が1番の目的ですが、「新しい交流の輪を広げてほしい」そういった願いもこめられています。

Img_4373_edited_2   受験勉強は一人ひとりが頑張っていかなければならない「自分との戦い」です。しかしそれは、決して「孤独な戦い」ではありません。一緒に頑張る「仲間」がいるんだということを、合宿を通して知ってほしい、そう思っています。そして、新しい交流の輪を持つことで、今まで以上に塾としての、その学年としての、そして一緒に頑張っていこうとする人たちの一体感が生まれる、それが合宿をやる大きな目的の1つなのです。

 今回は都合で夏季合宿ができませんでした。でも、勉強面でもそうですが、一緒に頑張る仲間がいるということ、そのことをどうしても伝えたくて、代替としてサマスペを実施してみました。皆さんはこのサマスペで、見事に私が掲げた目的を達成してくれた、そのように思っています。 

 夏季合宿の代わりの秋季合宿の日程も決まりました。サマスペで学んだ学習に関する知識と、広がった仲間の輪を大切に、秋季合宿にも取り組んでほしいと思います。

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