幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

多様な視点

2017年01月26日 23時46分56秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日は大宮で開かれたセミナーに参加してきました。
先週と今週、合わせて4つのセミナーに参加しましたが、一言で言えば、どれも面白かったというのが本当のところです。



4つのうち2つは、公立入試の分析と対策を扱ったものでした。「同じテーマを何回も聞いて面白いの?」と聞かれそうですが、同じ問題でも分析する人が違うとまた違う分析になっていて、「ああ、なるほど」「こんな視点もあったのか」「こんな考え方もあるんだ」と関心仕切り、とても面白いなと思って聞いていました。

こういった分析を聞いていて思うのは、どれが正解とか間違いではなく、それぞれの分析を聞いておくことで、同じ問題を見る際の視点の多様性が生まれるというのが最も良いところかなと思います。言い方を変えれば、「生徒さんによってアドバイスを使い分けることができるようになる」ということです。

1つの視点からしか見ていないと、その方向からしか説明ができません。でも、2つ3つの方向からの視点があれば、Aの方向からはダメでも、BやCの方向からなら上手くいきそうだ、ということも多々あるような気がします。これは分析に限らず対策でも同じで、正攻法なものから、邪道?なモノまで取り揃えておけば、生徒さんの目標やレベルに応じて使い分けることができると思います。

そしてそこに、私たちの講師としての経験や独自の分析、そして生徒さんの今までの学習の様子や性格・特徴などを加味してお話ができれば、ベストは難しくてもよりベターな勉強法を提示できるのではないか、そんな気がします。

今日お話をいただいたのは(株)サイラブの白井先生でした。白井先生の資料は数年前から手にとって見ていましたが、この切り口はとてもおもしろなと以前から思っていました。問題の難易度をサービス・標準・難問の3つに分けることで、生徒さんにどこから取り組めばいいのかを示しているので、生徒さんたちにどの問題は必ず解けなくてはいけないと指示できる点で、とても参考になる資料を作ってくださっています。また、全国の入試問題を分析したからこそ得られる様々な視点、特に今年だけでなく来年以降の変化の兆しにもとても関心を持って聞くことができました。

私たち現場は、どうしても目の前の入試に目が行きがちですが、その先にあるものを知っておくと、今年の受験生はもちろん、来年・再来年と受験を迎える皆さんに、いろいろな視点を提供できるなと思います。

さて、ここからは私たちの出番だと思います。
これまでのセミナーで聞いてきた様々なことを元に、生徒さんにあと1ヶ月の学習法をしっかりと伝えていきたいと思います。そのために「入試対策直前講座」も設定し、準備を進めてきました。生徒の皆さんに合った学習をしっかりと提示できるように、私もあと1ヶ月を駆け抜けていきたいと思います。
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