幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
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文化祭の余韻

2017年10月22日 23時38分24秒 | 日記・エッセイ・コラム
タイトルをみて、「え?塾にも文化祭があるんですか?」と思われた方もいるかもしれませんが、正しくは私と私を含めた仲間内で「文化祭のようなものといっている行事」というのが正確な言い方です。その行事とは「進学相談会・入試ファースト」のことです。

私は元々はお祭り好きです。「そんなふうに見えない」と言われそうですが、高校時代は生徒会役員なども務めていて、こういったイベントごとが好きな類の一人です。

縁あって10年ぐらい前からこの入試ファーストに携わり、ここ数年は春日部会場の実行委員長も務めさせていただいています。



↑実行委員長として、高校の先生方にご挨拶(春日部会場にて)

この行事を文化祭と呼ぶようになったのは、いまから数年前に、仲間内の塾の先生方と「準備のことを考えたり、どうやって集客をするかを考えたりするのって、なんだか高校の文化祭みたいだよね」と話していたのがきっかけです。

どうせやるならば、多くの人に来ていただき、公立も私立も含めて、いろんな学校を知って欲しい。そして、来場していただいた皆さんが「来てよかったね」といっていただけるようなものにしたい、そんな共通の思いを持った人たちの間で交わされた「文化祭みたい」が発端になっています。

高校のときの文化祭もいろんなことで知恵を絞った記憶があります。多くの人に来てもらい、来てくださった人も、文化祭に参加する生徒の皆さんも、せっかくだから多くの人が楽しめるようにしていきたい、そんなことを思っていたように思います。

でも、なかなか上手くいかなくて、生徒会内部でも意見が対立したり、当時の学校の先生に交渉したけれど許可が下りなかったり、生徒会から生徒さんへの伝達や興味を持ってもらうための仕掛け作りが上手くいかなかったりと、いろいろと苦労もしました。でも、そんな苦労の経験が今に生きているのは確かだと思います。

いまの入試ファーストでも、全てがうまくいくわけではありません。反省点もたくさんあります。ときには「もういやだー」と思うこともありました。でも、高校の時の経験や、周りの多くの塾の先生方とかかわり一つのものをつくっていくことの喜びが今はとても大きく、今年も越谷と春日部の2箇所の入試ファーストを終えて、それこそ高校時代の文化祭の後と同じような、「やりきった」という余韻に浸っています。

いま教えている生徒さん達も、昨日文化祭(合唱祭)がありましたが、同じようにやりきったという感覚があったら、私も嬉しいです。何かに取り組んでやりきったという感覚は、大人になって自分への自信につながります。上手くいかないところもたくさんあったかもしれませんが、そこは反省だけしたら片隅に置いておいて、やりきった自分に拍手をして上げて欲しいと思います。

そして、最後に塾の先生らしいことを言うならば、それは勉強でも同じ。
一生懸命やって、どんな結果でも悔いはないといえるようになったら、私は点数に関わらず、その人はホンモノだと思います。

もっと言えば、一日一日をやりきったといえるように過ごしたかどうか、そこが一番大切です。皆さんもぜひ、行事・勉強、そして日々の活動を通して、自分に自信をつけていって欲しいなあと思います。


↑入試ファーストは多くの皆さんの協力があってこそできるもの。スタッフとして参加していただいた皆さんに感謝。(越谷会場終了後の懇親会にて)

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